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2024.03.14 [Schedule] 神戸アートマルシェ2024 Room No: 931
Gombessa proposal ep1
I am japanese.
2011.04.13 (wed) - 2011.04.26 (tue)
gallery close 4/16・17・24

open 11:00~18:00
現在、この展覧会は終了しています。
Gombessa(ゴンベッサ)とはシーラカンスである。シーラカンスとは、古生代に出現し、白亜紀に絶滅したと考えられていた全長約1.5メートルの魚のことで、原始的な形質を有するので、生きた化石といわれています。

その存在を昔から知っていたコモロ諸島周辺の人々からは肉が不味くて「使えない魚」との語義をもつ「ゴンベッサ」の名で呼ばれていた。その価値が明らかになり高値で取引されるようになった現在、「ゴンベッサ」は一転、「幸運を呼ぶ魚」との肯定的な語義に変わっている。


COMBINEでは、このゴンベッサの語義変化をアートの世界における劇的なパラダイムシフトに擬え、今はまだその名も作品も世に知られず、価値もなにもない日本の若いアーティスト達の視線=コンセプトをゴンベッサと位置付け、その能力の可能性を広く問いたいと考えております。


COMBINE:Gombessa proposalはグローバルに広がる世界に対峙する現代日本社会にあって、真の日本人DNAに依拠する若いアーティストの優れた感受性及びそこから瑞々しく発露される表現、それらを有する者を選抜し訴えていく事を旨としております。


COMBINE:Gombessa proposalはアーティスト・グループではなく、オペレーションシステムです。よってアーティストを固定化することなく様々な表現の切り口(アプリケーション・ソフト)によってBAMIgalleryを最初の実験場所(スクリーン)として提示していきたいと考えております。


COMBINE:Gombessa proposalのオペレーションシステムはオープンソースです。幅広い意見を取り入れていきたいと考えております。
kappachicken solo exhibition
「silent color」
2011.03.10 (thu) - 2011.04.07 (thu)
gallery close 3/12・13・19・20・27・4/3
※ ご好評につき、4/7まで会期延長することに決定いたしました。

open 11:00~18:00

現在、この展覧会は終了しています。
世界はたくさんの色で溢れているはずなのに どんな色も見えなくなる時があります

大切な人に
そぐそこに色があると伝えるのが難しい時があります

あなた自身がその素敵な色の一つだと伝えるのは 時々もっと難しい

それでもきっと
色を見つけ、感じ、伝えようとし続けるべきなのでしょう
それが生きるということなのかもしれません

私は、また絵を描き始めました
静かな色で描きました

エトリケンジ solo exhibition
「プロトタイプ-ジュリエッタ」
2011.02.03 (thu) - 2011.03.08 (tue)
gallery close 2/6・11・12・13・20・26・27・3/6

open 11:00~18:00

現在、この展覧会は終了しています。
【ステートメント】 我々一人ひとりは、人生という実験場に投入されたプロトタイプである。生まれながらにしてスタンドアローンであるプロトタイプ同士の共感。
【コンセプト】 世界の成り立ちを明らかにしかねないほど科学が発達し、テクノロジーが進歩したこの時代においても人はなお生まれ落ちたその瞬間から、周囲からは切り離されることを強いられるスタンドアローンな存在である。しかし世界が情報化したことによって、離ればなれだった人は並列化され、ヒューマニズムではない、新たな“共感”する感覚を獲得するのかもしれない。
【Program director 上山潤】 エトリケンジsolo exhibition “プロトタイプージュリエッタ”はこれまでの活動から飛躍し挑戦するメッセージです。混沌する社会の中で、彼が一筋の閃光のように見いだす新たな世界観=プロトタイプを是非おたのしみください。
釜 匠 solo exhibition
「 のぞきみ展 」
2010.12.13 (mon) - 2011.01.28 (fri)
gallery close 12/19・26~2011 1/5・8・9・10・15・16・23

open 11:00~18:00

現在、この展覧会は終了しています。
前田寛治大賞展のために描き下ろした「クワガタムシの引き出し」 その巨大な羽で東京から鳥取と飛び回っておりましたが、今回ようやく京都に帰ってまいりました。
そのクワガタムシの大作に始まり、今回はサムホールサイズを中心とした小作品展を開催します。
小さな世界に広がる大きな物語をどうぞじっくりのぞきみて下さい。(釜匠)
阿部 瑞樹 solo exhibition
 『 from the car 』
2010.11.15 (mon) - 2010.12.10 (fri)
gallery close 11/21・27・28・12/4・5
open 11:00~18:00
現在、この展覧会は終了しています。
現代社会に於いて、自動車の存在は無くてはならないものとなってきました。自動車は道具としての様々な役割を与えられ、物や人の大きな流れを作り出し、今となっては道具として当たり前に存在するものとなっています。しかし、自動車という物は道具としての役割を持つだけでなく、所有者のパートナーや家族、ペット等の位置づけをされ、より生物的に扱われるようになってきました。 工業製品であり、道具であり、無機物であるはずの自動車に対して、愛着を持ち、まるで家族のように扱ったりするのは何故なのか。 「物を大切にする」という精神はよく子どもの頃から教えられたが、物を本来のあるべき姿ではなく、別の物として見る「見立て」の精神が日本には古くからあり、それが私たちに受け継がれて今に至っているが故に、こういった現象が起こるのではないでしょうか。無機物を有機物に見立てたり、そもそも生死の概念が無いものに、どこか生を感じたりすること等、自動車には様々な芸術的要素が存在するモチーフだと考えます。普段強く意識していない自動車の様々な要素を、私なりの表現と手法で作品化することにより、新しい価値観や視点を伝えていきたい。(阿部瑞樹)


19世紀末に誕生した自動車という文明の利器は、21世紀に至る現在まで技術革新を何度も繰り返し我々に多大な恩恵をもたらしてきました。しかしその恩恵はある意味様々なものとの引き替えに得たものでもありました。燃料に代表される自動車が現在抱える問題とは、自然との調和や基幹産業としての役割、それらを成り立たせるための更なる科学技術の進歩等、21世紀の我々がこれからあらゆる部分で克服していかなければならない社会の問題を象徴しているようにも感じます。阿部瑞樹が画くかわいい車達の表情からは色々な問題を克服し人間と共生していきたい、いかなければならない車の感情が聞こえてくるような気がします。(Program director 上山潤)