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2017.03.20 4展 Shiten Round7 Thema【2022年と2067年】
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松本央 solo exhibition vol.2
『現(うつつ)の果て』
2010.07.19 (mon) - 2010.08.18 (wed)
gallery close 7/17・18・24・25 8/1・7・8・13・14・15・16
open 11:00~18:00
現在、この展覧会は終了しています。
人は生きている限り、移ろい変わっていく。肉体の変化は勿論、精神においても、自分が意識する、しないにかかわらず、自らが接するあらゆるものから、五感を通して感じる刺激や情報の影響を受け恒常的に変化している。しかし、このような様々な刺激や、膨大な情報の渦中にゆらゆらと漂い、あるいは流され、変化を続けながらも、私は揺ぎ無い「私」として存在している。この矛盾の上に「人間」の存在はある。私は、この時代を生きる「私」という特定の個人の身に起こる変化、現象を描き続けていくことで、逆説的に、揺ぎ無い存在である「私」、さらには時代や場所、性差などの違いを超えた「人間」の本質を浮き彫りにしたいと考えている。  (松本央)
松本央は1983年京都生まれの27歳の画家である。彼は終始一貫自画像を画き続けることを決意した画家でもある。社会の中で自分は何者なのか?それが良く分からない状態で毎日を過ごす現代人は社会の中で様々な顔を待たなくてはならなくなった結果、本当の自分の姿を喪失していく。心の内に問いかける時、答える自分が本物なのか問いかけている自分が本物なのか?社会にでて見られている顔が真の自分の顔なのか仮面なのか?その判別が出来なくなった現代人は、改めて見えない束縛からの開放への戦いを挑まなくてはならない。松本が画く自画像とは、そんな現代社会に生きるありのままの自分を見つめ探す行動的記録日記でもある。 (Program director 上山潤) 
松本央 solo exhibition vol.1
『無常の空間-108人の自画像-』
2010.06.22 (tue) - 2010.07.15 (thu)
gallery close 6/26・27 7/3・4・10・11
open 11:00~18:00
現在、この展覧会は終了しています。
「ありのままの自分を見つめる」これは、私が自分をモチーフに作品を制作するに当たって、 テーマとしていることの一つである。半年の間、毎日ただひたすら自分の姿を鏡で見て、 この『108人の自画像』は、完成した。画面の中に描かれた108人の顔は一つとして同じ ものは無い。だが、それらはすべて紛れも無く私(松本央)の顔である。 数多くの自分を描いていく中で、その日の体調や気分によって描き方が変わり、また、 それによって画面に現れる顔の形や表情といったものも変化していく。これはアナログな方法 による仕事の性質上、どうしても出てくるブレだ。 しかし、画面に描かれているのは、私の容姿だけではない。筆致や絵の具をぼかした指の跡 といった身体的な痕跡、または、その日の気分や体調といった内的なもの、さらには、この 作業をおこなった半年間の時間に至るまで、もれなく絵の中に記録されているのだ。  つまり、この「108人の自画像」は、私の外見や内面、私を取り巻く空間すべてをひっくるめた 「ありのままの自分」を描こうと試みた私の行為の記録である。(松本 央)
松本央は1983年京都生まれの27歳の画家である。彼は終始一貫自画像を画き続けることを決意した画家でもある。芸術とは社会を映す純粋な鏡である。しかしその鏡に映し出される社会の様相とは芸術家個々が様々な方法によって表現し数限りなく存在する。一つだけ、どの表現にも当てはまる原則がある。この鏡に映し出されるものとは、芸術家個人の内面からしか生まれないということだと思う。そう考える時、画家が社会の中に存在する様々なものについて表現する時、常に自分というフィルターを透過させることによってその考えを世の中に訴えているという事になる。もっと突き詰めて言えば本質は社会に生きる自己を見つめ続けている生き物でもある。松本央はそのシンプルな考えに沿って自画像という手法を選択し、自らに与えられた、社会に生かされている時間全てをつぎ込むことを決意した画家なのです。 (Program director 上山潤)
山本幸夫 solo exhibition
『FACE』
2010.05.20 (thu) - 2010.06.17 (thu)
gallery close 5/23・29・30 6/5・6・12・13
open 11:00~18:00
現在、この展覧会は終了しています。
私が美術高校に入学し、初めての彫塑の課題はベートーベンのデスマスクの模刻だった。そのデスマスクを何も考えることなく似せようと模刻していたのを覚えている。それから40年近く。マネキンの造型師としての職に就き、顔造りとは切り離せない環境にあった。そんなせいもあって顔には特別な想いを抱いている。ここ数年前から私は何かを考えたり作りたいと思った時、出発点として人の顔を描いたり粘土で作ったりすることにしている。その制作過程の中、色々な物の見方や発見がある。 その形の中に光の流れを見つけ影を追うといった作業を繰り返す。“喜”“怒”“哀”“楽”それ以外の感情。複雑な感情が表れては消えていく。そして“無”。たくさん顔を造ってきた今。デスマスクには深い意味があると感じる。それは決して死を表現しているのではなく、あらゆる物から解き放たれた姿なのではないか。むしろ穏やかな眠りの姿のように見える。その人が持っている本来の素顔なのではないだろうか。自分や他人を意識せず感情や表情を抜き取った本来の素顔を造ってみたい。(山本幸夫)
奥野 正人 solo exhibition
幻夢滅華
2010.04.02 (fri) - 2010.05.10 (mon)
gallery close 4/3・4・10・11・17・18・24・25 5/1・2・3・4・5・9
open 11:00~18:00

現在、この展覧会は終了しています。
夢と現実に撹拌され、覚醒する意識。感覚的に刺激や対象がないのに、めざめの光によって、あるように視覚する。そんな一瞬は心地よく感じます。(奥野正人)
本展は、日本版画協会会員・国画版画部会員、2009第15回ソウル国際版画ビエンナーレに入選し、国際的にもその実力を高く評価される奥野正人のBAMI galleryでの初個展です。奥野正人は、長年に亘り“おんな”というテーマをエッチングという高度な版画技法で追求しつづけています。生き物の最小区分である性差、しかしながら男も女も皆全ての人間が女性から生まれいずるという摂理。女性の存在なくしては創出し得ない人間の歴史。人間創造の宇宙観を、奥野正人は自身の中に存在する“おんな”という不思議な生命体に重ね表現しつづけています。白と黒のストイックな世界から曼荼羅のような際限なき色彩を感じる奥野正人の世界を是非ご高覧いただきたく、ご案内申し上げます。 (Program director 上山潤)
エトリ ケンジ solo exhibition
『VANISHING』
2010.03.04 (thu) - 2010.03.31 (wed)
gallery close 3/6・7・13・14・21・22・28
open 11:00~18:00

現在、この展覧会は終了しています。
時の合間に、現れ、消えて行く少女達
都会の背景に溶け込む『抜け殻』のような、透明な身体
都市に暮らす膨大な数の人間の匿名的な『輪郭』を象徴する、
虚ろで、はかなく、可愛らしい人型
希薄化した身体は、型押しされた人間のように画一的で空虚な印象を受ける反面、
その輪郭は非日常化された魅力を写し出す