渡辺政光 Solo Exhibition 「間」 |
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何もないのだけど何かある。
時間や空間を感じる時、あるのだけれどないもの。例えば鹿おどしは、一度音を立ててから再び音を立てるまでの「間」が「時間の流れを感じさせる」動きと動きのあいだには静止し次の動作に移るタメがある。それが「間」であり時間がより引き立つように感じる。茶道においても点前の一つの動作のあいだに一呼吸半の「間」をとる。この「間」によって客との呼吸を合わせコミュニケーションをとることができる。その場は白でも黒でもない、白と黒とを結ぶシームレスな空間が存在する。
今回の展示では版画のシルクスクリーン技法を使用して制作いたしまいた。是非ご覧ください。 | |
永吉友紀 Solo Exhibition 「皇國の乙女」 ものいはぬもののかたち |
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廿世紀前半、戦前、戦中を生きた乙女達。
彼女達は激動の社会に流され、あらゆる犠牲を強いられる。
望むべく将来をもぎ取られ、在るべき姿を強要された。
彼女達に嘱望されたのは、不穏な情勢の日本及び大陸各所で
貞淑な妻、従順な娼婦として生きること。
私の作品はそんな彼女達の姿を、ごく抽象的なイメージとして
捕らえ図像化している。
深い運命を背負った乙女達に思いを馳せ、
その哀しみや空虚感の一旦を感じていただきたい。 | |
釜匠 Solo Exhibition 「枠の中」 |
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枠に収まる、枠に囚われるという言葉があります。 いずれもあまり良い意味では使われません。 この‘枠’というのは物と物、空間と空間を区切る 境界線です。 絵というものは、この‘枠’無くして存在すること ができないものです。 私達が過ごしている日常と切り離された、四角い枠 の中に存在する‘絵’というものは、一見枠に収ま っているように見えますが、それは枠の外の世界と もいえます。 このように見る側の立ち位置で枠の内と外はころ ころと変動します。 絵というものは、このことを感じさせてくれる最も わかりやすくてとても楽しいツールだと考えています。 どうぞ今日は私が用意した沢山の‘枠’の中に 納まってみてください。 きっとワクワクするはずです。 | |
Kappa chicken Solo Exhibition 「colors of life」 |
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私は、外から見た人の姿ではなく、その中にあるその人の姿を描きたい、 と思っています。それは、実際は形のあるものではないけれど、自分の 中にある自分の姿や、出会う人から感じる、その人の中の姿を、自分が 感じたように表現していきたいです。 | |
WILL DALEKSON Solo Exhibition THE FUTURE: a world without man
2008.12.12 (fri)
- 2009.01.20 (tue)
現在、この展覧会は終了しています。 | レポート | |
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この展示は僕の未来の展望です。未来は今と全く別の世界ですが、現在と似ている箇所も少しあります。僕が見ているその未来に広がる世界を、容易に理解できるシンボルを使って皆さんにも観てもらおうとしています。 |