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初倉吉
…に行って参りました!

報告が遅れてしまいましたが…




前田寛治大賞展のために車で久しぶりの長距離ドライブを決行いたしました!



倉吉博物館で展示される初日(9月4日)は授賞式が行われるということで、

私は残念ながら賞に絡むことはできませんでしたが、

せっかくなのでその時に顔を出そうと思い出発しました。





朝9時頃に自宅を出て、気合いと共にガっソリンを満タンにし、

名神高速‘大山崎’からブイーンと4時間延々高速道路を走り…

その後下道をさらに1時間走ってようやく到着いたしました!




自分の作品は飽きるほど観ているので、一番楽しみにしていた

他の出品者の方々の作品に胸を高鳴らせながら見入っておりました。



倉吉博物館の展示は日本橋の高島屋とは違って、一人の出品者が二点出品し

ていれば、二点共展示されていたので

どの方の作品も見応えがあって、かなり長時間楽しむことができました!




その後一通り見終えて、そろそろ帰ろうとした頃に、


今回前田寛治大賞展に出品するにあたってとてもお世話になった伊藤さんに見つかってしまい


なぜか受賞者の方々と倉吉市長と審査員の方がいる控室に、場違いな私がお邪魔させていただく…




そんなハプニングにも遭遇しながらも、


とても楽しい一日となりました!










…そしてとても嬉しかった事があります!



それがこれ!







これは倉吉博物館で配布されている、

‘学生用パンフレット’(ピンクが小学校高学年用、緑が小学校低学年用)

です。



このパンフレットは、美術館という施設から少し距離のある子供達でも

わかりやすく、そして展覧に親しめるように作られたものです。




表紙には、前田寛治という人物の説明や


‘写実とは’

‘ありのまま(見えたとおり)をかくこと。

 でも画家はみんな考えがちがうので いろんな絵がならんでいるよ。’


という子供にもわかりやすい説明が書かれています。




もともと大の絵本好きである私は、こういう子供向けの冊子が大好きです。




「かわいいなぁ」



と思いながらパンフレットを開くと








見開きには、大賞を受賞された山本雄三さんの作品と

佳作賞一席を受賞された安彦文平さんの作品が取り上げられておりました。


ここにも



‘女の子がかいてあるよ。
 何をしているのかな?’


‘これは写真かな?
 答えは絵。画家がていねいにかいてるよ。’



等の可愛らしい説明や質問が書かれています。










そして!!


私が歓喜したのはパンフレットの裏表紙!!









なんとクワガタが掲載されていました!



‘食いしんぼうの ぶたは何匹いるかな’


‘どこかに手紙を食べている羊がいるよ。探してみてね’



という素敵な文と共に掲載されていて、これにはテンションが上がりました!




こんな風に子供でも楽しめる作品作りが私の理想なので

とても嬉しく思いました。




倉吉博物館の皆様、本当にありがとうございました。






子供絵画教室で二年間働いておりましたが、

この日は久しぶりに教室に行きたくなりました。

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ドライブ
少し時間が経ってしまいましたが、



お陰さまで、
第8回 前田寛治大賞展 日本橋高島屋での展示を無事終えました。



残念な事に、私自身はスケジュールの都合等で足を運ぶことができませんでしたが、

関東に住んでいる知人の方々は足を運んで下さったようで、



「ちゃんと生きていきてたんやなぁ~」



と励まし(?)のメッセージをいただきました。






さて、いよいよ今月4日からは倉吉博物館での展示が始まります!


これにはなんとか顔を出すことができそうです!



初日である4日に、京都から車で行きたいと思っとります!



人生において2度目の長距離運転!

(人によっては長距離とは言わない距離かも知れません…)



久々のドライブを楽しみながら行ってきたいと思います!










そういえば人生初の長距離ドライブ…


行先は福井県でした。



夕日が大好きな奥さん(当時はまだ結婚していなかった)のために最高の夕日を見せてあげようと意気込んだ私…



ネットで事前に夕日のナイススポットを調べ…


カーナビというハイテク機材は無いので、コンビニで関西マップを購入し…





「夕日観たいって言ってたやろ?めっちゃエエとこ知ってんねん。」




と、まるで一度訪れた事があるような言葉をかまし、

それはそれは張り切って奥さんを連れ出しました。











天気は快晴!



絶好の夕日日和!



高速には乗らずに海沿いを走る車!



太陽にきらめく海!



道の駅などで名産などを物色する楽しいひと時!



道中迷うことなど一切ない最高のドライビング!








そしてついにメインイベント!


私が調べに調べ上げた夕日スポット!


その名も 「夕日ヶ浜」!








[予想図]






そこには海に沈んでいく極上の夕日…


そして夕日にきらめく美しい海が…








…ありませんでした。



見えるのはどんよりと雲に覆われた空…


そして鈍色の海…







[実際の写真]






なんと道中あれだけ快晴だった空が奇跡的に曇っていたのです…



「天気予報は嘘つきや…」



私のテンションはだだ下がり…




しかし、

せっかくなので、東尋坊に寄ることにしました。










もしかしたら雲が晴れるかもしれない…



そんな願いもむなしく、東尋坊で曇る空を眺める二人。



「あそこの雲なんかオレンジっぽいから、あそこら辺に夕日があるんや…」



蚊に刺されながら、そんな悲しい言葉を交わして家路につきました…





もちろん帰りは高速道路っ!!!!

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始まりました!
少し遅くなりましたが、ついに昨日(18日)から

前田寛治大賞展が始まりました!


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第8回前田寛治大賞展


東京会場
会期:平成22年8月18日(水)~24日(火)
会場:髙島屋東京店(日本橋)

倉吉会場
会期:平成22年9月4日(土)~10月3日(日)
会場:倉吉博物館(鳥取県倉吉市)





審査結果

大    賞  山本雄三  《 2010年―七月のある朝 》
佳作賞一席  安彦文平  《 自然への感謝 》
佳作賞ニ席  津田やよい  《 Intervals―所在についてⅠ― 》
佳作賞三席  磯貝知哉  《 a vessel 》




審査委員(五十音順)
 浅野 徹   入江 観   笠井誠一   瀧 悌三   富山秀男 
出品作家(五十音順) ☆は、前回佳作賞のシード作家
 青山ひろゆき  秋山 泉   安彦文平   磯貝知哉   今林明子 
 大森 啓  奥谷太一   樫木知子  釜  匠  城戸悠巳子 
 髙木 彩  高橋和正  高松和樹  茅原佳介  茶谷雄司
 津田やよい  中島健太  長谷川宏実  波田浩司  馬場 洋
 濵田尚吾  仏山輝美☆  前田 大  松村浩之  松本潮里
 宮本佳美  向川貴晃  森井宏靑  安本香織  山本大貴
 山本雄三  渡辺香奈  渡抜 亮



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皆様、よろしければ是非御覧ください!


ちなみに、

東京には行けそうにありませんが、倉吉には足を運びたいと思っております!




錚々たる方々の作品を一堂に観ることができるということで、

私自身もとても楽しみにしております!!




大学の教授である生駒先生、

このような素晴らしい機会与えてくださり、とても感謝しております。

この場でも深く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。















さて、

いつものように話はコロっと変わりますが、




先日、友人のU氏とともに大学の先輩である泉洋平さんの個展に足を運びました。


会場は京都neutronというところです。



先輩は大学院を卒業後、某有名ゲーム会社(任〇堂)に就職され、

超多忙な中制作を続けていらっしゃるという、とても凄まじい方です。



展示も勿論、見応えのある内容でした!



いつもいつも刺激を与えて下さる、素晴らしい先輩です。





そしてその後、思わぬものと出会うことができました!


それがこれ↓








夏休み企画「幻ノ進化論―Saltationism」展

■展覧会
出品作家 江本創(美術作家/本展出品作家)
会   期 2010年7月20日(火)~8月26日(木)午前10時~午後8時(会期中無休)
場   所 京都芸術センターギャラリー北・南・談話室など



この展覧会の情報を全く知らなかった私でしたが、一緒に行動していたU氏が偶然教えてくれ、今回観ることができました。


大学生の頃から江本さんの作品が好きで、本も二冊持ってますが、

まさか実物を観れるとは思ってもみなかったので、これは嬉しかったです。



U氏…


ぐっじょぶ。








そして、この日は以前から観たかった映画である



「インセプション」をようやく観ました。




人の夢の中に侵入し、その人の知的財産である‘アイデア’を盗む…

というものでした。



物語の大半は夢の中で繰り広げられ、実際に観ているこちらも


まるで他者の夢の中に入り込んでいるような錯覚に陥ってしまいました。




観る前は、

なんか…ややこしそうな映画やなぁ~と少し難色を示していたのですが、


実際に観てみるとなかなか上手に出来ていて、ストーリーや設定は


観ていると自然にスルスルと入ってきました。









ただ!!!!!






私の横に座っていたおじさん!!!!!






イビキかいて寝てました…








夢の中で繰り広げられるという設定の映画を、


実際に夢の中に入って観ていたあなたはすごい!

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怪獣と現実
先日、ようやく完成したF50号2点を無事COMBINEの上山さんと有紀さんの元へと送りだしてきました。



制作途中に何度も挫けそうになりましたが、何とか満足のいく形を迎えられて本当によかったです。




新作2点のうち、1点は以前ブログにて発表しました‘カエル’の作品です。

そして全く内容に触れていなかったもう一点の作品について今回は少しだけ触れさせていただきます。












ご存知の方もおられるかもしれませんが、

この画像は、1975年に放映された東宝特撮映画


「メカゴジラの逆襲」に登場するキャラクター


‘メカゴジラ’です。(正しくはメカゴジラ2)







そうです…


新作2点のうちのもう1点は、このメカゴジラを題材にして制作しました。




実は昨年の秋頃から猛烈に描きたいと思っていた題材で、ずっと描くタイミングを見計らっていたのですが、


今回! 上海アートフェアに旅立つ作品ということで





「上海に行くのはコイツしかおらへん!!」





という熱い思いから制作に踏み切りました。






メカゴジラを題材にどんな作品を描いたかは、作品の写真がアップされた時に詳しくお話したいと思います!



ちなみに、私は制作中終始ニヤついていました…


結果的にとても気に入る作品になりましたので、

是非楽しみにしててください!










そういえば、メカゴジラを描いていてふと思い出したことがあります…






幼少の頃、怪獣映画が大好きだった私のために祖父は頻繁に怪獣映画のビデオを買ってきてくれました。



頻繁に買ってきていると必然的に、まだ観たことのないタイトルというものが減ってきます。



そしてある日、

祖父はついに‘あるもの’を私に買ってきてしまったのです…




それは…



‘ザ・メイキング・オブ・怪獣映画’です…





そのビデオの内容は、東宝怪獣の撮影の秘話、キャストのインタビュー等の


まさに裏側満載の内容でした…





まだ小学生にもなっておらず、サンタクロースや妖精、怪獣をリアルなもの
だと信じていた私にとって、そのビデオの内容はあまりに衝撃的でした…




特に衝撃的で、今でも鮮明に覚えているシーンは、





ゴジラの背中から


頭にタオルを巻いたおじさんが‘ズボッ’っと出てきた映像です。





目の前で繰り広げられている映像を、ただ茫然と観ていました…


そして軽く泣きました…







その後、ガメラ2という映画を映画館へ見に行った時にも同じような経験をしました。


楽しみにしていた映画にワクワクしながらチケットを買い、いざ映画館に入ろうとすると…




なんと…



突然目の前に本物のガメラが現れました…



本物と言っても、本物のガメラの‘着ぐるみ’です…





なんでも、公開初日のサプライズということだったんですが、

これには複雑な気持ちになりました…



映画の上映を楽しみにしていた気持ちも音を立てて崩れ去って行きました…




案の定、周りの子供たちも‘シラー’っとしていました。
(それか、泣いているか)



あれは子供にとってなんの喜びでもありませんよね…

辛い現実を突きつけられるだけです。









夏休みで近所の子供たちの遊び声が聞こえる中、


メカゴジラを描きながら、そんな複雑な気持ちを思い出していました…









ちなみに、




孫を思うが故の優しさで買ってきたものの


‘ザ・メイキング・オブ・怪獣映画’で


私に現実というものを知らしめた祖父…






その後、また私にビデオをプレゼントしてくれました…





その名も



‘ザ・メイキング・オブ・ウルトラマン’












ウルトラマンの背中のファスナーからおじさんが出てくる映像を見て、



私はまた一つ大人になりました。

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臓物同好会
今日は松本君ことまっちゃんの個展第二弾を見てきました。



ミーハーなワタクシはもちろん個展初日に足を運んだわけですが、

松本君の懐かしい作品から最新作まで一挙に見ることができて、とても見応えのある展示でした。
(エトリさんと松井監督に会えるという嬉しいサプライズもありました!!)



仕事がべらぼうに大変な彼ですが、それでも頑張っている姿は本当に刺激になります。



同じく精華大出身で、最近まっちゃんと三人でよく会うU君も講師の仕事をしながら頑張って制作しております。



最近スイッチのONとOFFを上手く切り替えられなくなって四苦八苦しておりましたが、今日彼らに会ってとても元気をもらいました!


明日から気を引き締めて頑張れそうです!



ありがとさん!!








それと…





プレデターズ面白かった(幸)

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