カエルの引き出し
July 17,2010
前田寛治大賞展の搬入も無事終え、
休む間もなく新作制作に励んでおります！
忙しいですが、本当に幸せな事ですね。
上の画像は、相変わらずお粗末な簡易模型です(汗)
正直時間もあまりないので、模型を作らずに制作をしたい気持にもなってしまったのですが…
やっぱりこれは欠かせないので丸一日かけて制作しました。
もうこれはある種の儀式ですからね…
今回の作品の大きさはＦ５０号です。
この大きいとも小さいとも言えない微妙なサイズ…
実は４年ぶりに描きます！(大学３回生の[ナカマハズレ]以来)
今回はカブトムシやクワガタムシの作品のようにモチーフをゴチャゴチャ描こうとは思っていません。
制作に取り掛かる前から、制作時間があまり無いという状況ですので、
それならいっそ今回にしか出来ないことにチャレンジしてみようと思いましす。
いつもモチーフを沢山沢山詰め込み過ぎて、空間をうまく活かせていないという事が多々あるので、
今回はモチーフを減らすことで空間を大事に制作していきたいと思います！
…エコですね！
そしてこのカエル以外にもう一点５０号を描くという前代未聞のチャレンジをするのですが、
そちらは…
少し的外れ…？期待外れ…？
期待を裏切るような作品を考えています(笑)
先日母親にその作品の内容を話したら
即答で
「あんたそれほんまにすんのかいな…」
と言われました…
…
…乞うご期待！！
あと３日…
July 8,2010
いやぁ…
凄まじく更新を怠っていましたね…
おそらく今までで最高未更新期間だったと思われます…
あと３日程でまるまる１か月になってしまうところでした(汗)
というわけでお久しぶりの更新となったわけですが、
「あんたはブログの更新サボってなにしとったんや！？」
と言われれば、
「ひたすらクワガタムシ描いてました！！」
としか返しようがないくらい
とても濃い制作期間を過ごしておりました。
特に最後の１カ月は
「俺…こんだけ頑張れる子やったんや…」
とお風呂で三角座りしながら思ったりもしました。
そしてウチの奥さんにも
「なんか…初めて…画家に見える…」
と、褒められたのかどうなのか解らない言葉まで頂きました。
[制作途中のクワガタ]
まぁ、とにかく！
なんとか作品が間に合ってよかったです。
今年に入ってから初めての大作ですが、
思えば年始から、結婚式というおめでたい出来事や家族を亡くすという悲報まで本当に沢山の出来事がありました。
制作途中に、制作できる状況じゃなくなったりと今までは感じたことのない苛立ちもありました。
今回の作品はそれら全てをぶつけた作品であり
また、全てを受け止めてくれた作品です。
個人的にはいい作品が描けたんじゃないかと思っとります。
と、
余韻に浸っている時間などありません！！
上海に向かって次なる新作を制作しないと！！
今まで以上のペースでなんとか仕上げることができたクワガタ。
しかし、今回はそれ以上のペースで制作しないと、とてもじゃないけど間に合わない！
[新作制作中]
実はここ最近、クワガタの後遺症で少し気が抜けていましたが
先日香川のＯさんと電話でお話して不思議と気が引き締まりました。
新作に取り掛かるタイミングを作っていただいて感謝してます！
そして、クワガタを搬入するにあたってＣＯＭＢＩＮＥの上山さん、有紀さん、鳥居さんにも沢山お世話になりました。
いいプレシャーや力を与えて下さる方々が周りに沢山居て、本当に幸せな事だなぁと実感しました。
それをフルに活かせるように気を引き締めて制作します！
前田寛治大賞展へと旅立っていったクワガタ。
詳しくは私のスケジュールの項に掲載されておりますが、
今回の展示は東京からのスタートとなり、その後鳥取県倉吉へと巡回します
。
もしお近くに寄られる予定等がある場合は、是非御覧ください！
お近くに寄られる予定等が無い場合は…
…作ってください。
だって！
関西～東京間を３５００円かそこらで行ける時代なんですよ！
ということは！！
往復７０００円で巨大クワガタムシが見れる！！
映画に換算すると約４回！！
…
…
…
私ならアイアンマン２観に行くかなぁ…
あ…
プレデターズも…
まっちゃん。
June 11,2010
[制作中のクワガタの一部]
まっちゃんこと松本君の個展がいよいよ月末から始まりますね！
まっちゃんとは大学の同級生だったので
忍法１０８影分身の作品は私的にもとても思い出深い作品です。
大学の卒業制作展の搬出の日
「もうこれからこの作品の展示風景はなかなか見ることができないやろなぁ…」
と思っていましたが、
こんなに早く実現するなんて！！
今から展示が楽しみです！
いざ展示してみたら、
あれ？…１０９人おらへん？
とか
なんか数人、髪の毛伸びてない？
とか
ＥＸＩＬＥのメンバーみたいな人増えてへん？
とか…あったらいいんですけどねぇ。
それにしても、
まっちゃん！
髪の毛を坊主にしたみないやなぁ…
実は私もつい最近坊主にしました。
大学時代から、髪の毛が坊主という共通点でよく間違えられた２人。
卒業してから３年が経ち、久しぶりに坊主にしたら
まっちゃんも坊主に…
頭…
リンクしてる…？
日本のカメ
June 7,2010
いきなりではありますが…
皆さん、チョコエッグって覚えていますか？
その名の通り、卵型のチョコレート菓子ですが、
チョコの中は空洞となっており、そこにオマケのおもちゃが入っているとい
うものです。
オマケ付きお菓子といえばグリコなどが有名ですが、
フルタ製菓のチョコエッグは海洋堂の松村しのぶさんをオマケの原型師に起
用し、そのオマケのクオリティーの高さで食玩ブームの火付け役になったと言われております。
商品リストに掲載されていない希少なオマケを混入する、いわゆる‘シーク
レット’というのを始めたのもチョコエッグだと言われております。
当時、私も沢山買った記憶があります。
‘オマケ付きお菓子’ですが、どっちがオマケかわからない程
おもちゃを必死で集めていました…
特に‘日本の動物シリーズ’が大好きで、
まるで自分自身で図鑑を書き記していくような楽しさがありました。
弟と二人でお小遣い片手にコンビニで買い漁り、
とりあえず全てのチョコをパカパカと開けてオマケを確認していました…
本来主役であるはずのチョコはアルミに包んで冷蔵庫に…
主に父と母の栄養源となっておりました…
…
そういえば、
村上隆さんも自身の作品を食玩化して話題になりましたね。
当時大学に進学したばかりでしたが、
食玩という日本のサブカルチャーに各メディアが注目していたという事が、
なんとなくですが印象に残っています。
そして現在、
チョコエッグは見かけなくなりましたが、日本のサブカルチャーとして
食玩というものは今も強く根付いています。
食玩だけではなく、ガチャポン等の小さな玩具も
ターゲットを子供から大人に変え、豊富なラインナップが手軽に入手できる
ようになりました。
そして、普及すればするほど消費者の目は肥えていくのもので、
ここ数年で商品のクオリティーも格段に上がってきていて
「こんなものが２００円のガチャポンで！？」
と、驚く事があります。
そこで！
ここまでタラタラと相変わらず長い前置きを書いてしまいましたが、
今回は私がお勧めしたいオマケを紹介したいと思います(笑)
それがこれ！
奇譚クラブというメーカーが発売している１個３００円のガチャポン
ネーチャーテクニカラーシリーズの‘日本のカメ’です。
９種類＋１種類(シークレット)の全１０種類
知らない人はいない‘ミドリガメ’や
(外来種を‘日本のカメ’に選抜しているのも皮肉があっていいです)
先日、知人のＯさんから産卵シーンを動画で見せていただいた
‘クサガメ’(実は‘臭い亀’という失礼な名前)
Ｏさんのお話によると
坂道はガメラのように甲羅に頭や手足を引っ込めて転がりながら下るらしい…
う～ん…
見たい。
コラーゲンが注目されてから、やたらと乱獲されている可哀相な
‘ニホンスッポン’
鼈甲で有名な、綺麗な甲羅の
‘タイマイ’(タイのお米じゃないです)
３００円ですが、木製調の可愛らしい台座に乗った日本のカメ達は
ミニチュアの博物館みたいで見ていてとても楽しいです。
そして！！
今回私が奇声を上げて歓喜したものがあります！
それがこれ！
発売されるまで発表がなく、買ってみないとわからない
いわゆる‘シークレット’だったのが
この‘アオウミガメ(子亀)’です！
しかもクラゲ付き…
もうね…
これはたまりません。
幼少のころから海亀が大好きな私ですが、
特にアオウミガメが好きです。
しかも！
子亀が更に大好きなんです…
砂浜を海に向かって一生懸命進む姿に幾度となく感動しました。
ですので、このシークレットにはド肝を抜かれました。
このガチャポンは全国にあるので
皆さん、興味のある方は是非ガチャガチャしてみて下さい！
騙されたと思って！
きっと小さな感動があると思います☆
ちなみに、ＣＯＭＢＩＮＥの有紀さんは
このシリーズの‘海洋’でザトウクジラを当てたことがあると
お話されていました！
これはもう！買うっきゃない！
余談の余談ですが…
この‘日本のカメ’のガチャポン
１０種類全部をガチャポンで当てようものなら、かなりの額になってしまう
ため、ネットで１０種類セットを購入しました。(少しお得)
商品が到着して、私は高鳴る胸の鼓動を押さえながらながら組み立てていました…
しかし…
ふと商品の数を見ると…
「１、２、３…９、１０、１１……あれ１つ多いぞ…」
「たしか１０種類やったような…」
何度数えても商品は１１個入っていました…
不思議に思いながらも商品を組み立てていくと…
１個多い原因が判明しました。
このニホンスッポン…
なぜかもう１つ混入していました…
なんで…
乱獲の恨みかな…
よし！
このスッポン…
有紀さんにプレゼントしよう！(笑)
お久しぶりに…
May 28,2010
ツギオミカドヤモリこと、しろちゃんです。
以前ＣＯＭＢＩＮＥの検索キーワードで意外にも高位置にあった
‘ツギオミカドヤモリ’
上山Ｄからそのお話を聞いた時は、正直驚きました！
このヤモリの飼育法がまだ確立されていないのもあり、
きっとインターネットで一生懸命検索している方々がＣＯＭＢＩＮＥに辿り着いたんだろうと思います…
ということで！！(せっかくなんで！！)
‘ツギオミカドヤモリ’経由で来ていただいた方々のために
久しぶりにしろちゃんの日記を書きたいと思います！
しろちゃんについては以前一通り書かせていただきましたので、
今回はしろちゃんの簡単な飼育環境と近況を書かせていただきます！
まず飼育環境ですが…
市販の水槽(前面が開くタイプ)を用いております。
…
それだけですね…
(水槽の底面にプレートヒーターを使用してます。真冬などの冷え込みが激しい時期は側面にも。)
特に水槽内をレイアウトをしているわけでなく、シェルター(隠れ家)もありません。
素敵にレイアウトなんてしようものなら、持ち前の怪力で全て破壊されてしまいます(汗)
シェルターを設置しないのは、人目に慣れさせておくためです。
しろちゃんは昔から大人しい子で、今まで噛み付く素振りすら見せた事はありませんが、
そんな子でもずっとシェルターの中に隠れていて人目を避けてばかりいると…
久しぶりに触ろうとした時に「ガブリ」と噛まれたりしてしまいます。
普段から人間の手に対しての恐怖心を抱かないようにしてあげることが大事です。
毎日とは言いませんが適度にスキンシップをとる事も大事ですね。
(食後はやめてあげてください…)
ただ、あくまでも相手は違う生き物ですのである程度の距離を保ちつつお付き合いしていくのも重要です。
べたべたしすぎるとよくありません…
（これはあいてが同じ動物でも当てはまる！？）
長い時間をかけて信頼関係を築いていけば、人とヤモリといえど
素敵な関係が築けるはずです！
ちなみにしろちゃんは、私が水槽の前に立つだけで餌をねだって寄ってきてくれます…
これが！なかなかどうして可愛い！！
しかし！
最近一つ悩みがあります…
いや！
二つ悩みがあります…
一つは餌のバナナに関してです。
最近ＣＭでも流れている、
‘完熟王’というバナナをご存知ですか？
「オレは皆に甘いのさ！バナナの王様ぁ～バナナの王様ぁ～」
というやつです。
この‘完熟王’たしかに美味しいです。
味は濃厚で甘い！
今まで買っていた安売りのバナナとは一味違います。
そう…
このバナナをしろちゃんに食べさせてしまったことが事の発端でした…
ある日しろちゃんが急にバナナを食べなくなりました。
好物のバナナを食べないということで心配になった私は、
ふと、手に持ったバナナをチラリ…
「そういえば…これ安売りのバナナやなぁ…」
私は内心「まさかな」と思いながらも、安売りバナナを引っ込めて
完熟王をしろちゃんに差し出しました。
「がぶぅ！！」
…それはもう素晴らしい食べっぷりでした。
ヤモリの味覚を侮ってはダメですね…
それからというもの、しろちゃんは完熟王専門になってしまいました…
しかも、今までとは比べ物にならないほど食欲増進。
それが二つ目の悩みです…
‘すくすく’ではなく、‘ぶくぶく’と成長し
少しメタボリックに…
メタボヤモリです…
完熟王専門でぶくぶく成長したしろちゃん…
最近、完熟王に見えます(笑)
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