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1月の作品展示
新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


今年は1月から展覧会が3つございます。

ご都合よろしければぜひご高覧ください。



まずは近鉄奈良さんで1月19日から二人展を

行います。

奈良での展示は初めてですので楽しみです。






公庄直樹・松本央二人展
2022.01.19 (wed) - 2022.01.25 (tue)
at 奈良近鉄 5階美術画廊
https://www.d-kintetsu.co.jp/store/nara/access/



〒631-8511
奈良市西大寺東町2-4-1
電話(0742)33-1111(代表)
営業時間
全館/朝10時~夜7時



続きまして

昨年から当ブログでも予告しておりました

京都府新鋭選抜展です。

ブログ記事まとめ
①大作準備

②大作進捗

③モチーフモデリング

④固有色をのせる

⑤大作仕上げ




京都文化博物館にて1月22日より始まります。

100号の大作1点を展示いたします。



最後にニス掛けし、


今朝無事に集荷されました。



Kyoto Art for Tomorrow 2022ー京都府新鋭選抜展ー
2022.01.22 (sat) - 2022.02.06 (sun)
at 京都文化博物館 3階展示室
https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/kyoto-art-for-tomorrow2022/


会 期:
2022年1月22日(土)~2月6日(日)
休館日:
月曜日
開室時間:
10:00~18:00。金曜日は19:30まで。(入室はそれぞれ30分前まで)
会 場:
京都文化博物館 3階展示室
入場料:
一般500(400)円、大学生400(320)円、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*上記料金で、2階総合展示、3階フィルムシアターもご覧いただけます
主 催:
京都府、京都文化博物館
後 援:
京都新聞、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、読売新聞京都総局、産経新聞社京都総局、日本経済新聞社京都支社、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都、京都商工会議所、京都日本画家協会、京都工芸美術作家協会、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
選考・審査委員:
太田垣實(美術評論家)、菅谷富夫(大阪中之島美術館 館長)、建畠晢(多摩美術大学 学長、京都芸術センター 館長)、中井康之(国立国際美術館 研究員)、不動美里(姫路市立美術館 副館長)
特別出品:
人長果月「planktos」
日 時 1月22日(土)〜2月6日(日) 10:00~19:30
会 場 別館ホール
※入場無料






さらに上記展覧会に連動した個展を

京都のBAMIgalleryにて開催させていただきます。

こちらはすべて新作の展示になります。

現在鋭意製作中です。

今回はすべて円形のパネルを用いた作品となって

います。

どのような展示となるか、ご期待ください!



出会いというのは、人や物や時間や場所の巡り合わせによって起こります。 それが意図されたものなのか、偶然なのかは分かりません。 しかし、その積み重なった出会いが様々な方向に広がり、関係を結ぶことで人や社会を形作っているように私には思えます。 私には世の中の全てのことは分かりませんが、円形に切り取られた窓のような画面を通して私の見ている世界を覗いてみてください。

松本央 Circulation
2022.01.22 (sat) - 2022.01.30 (sun)
at BAMI gallery
OPEN 12:00~18:00
※最終日午後4時閉廊


以上です。

よろしくお願いいたします!!!








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大作仕上げ
いよいよ2021年も終ろうとしております。

皆様、今年一年大変お世話になりました。

今年製作の作品も更新していただきました。

works
よりご覧いただけます。


さて、5回に分けて投稿してきた大作制作の様子も、

今回でラストです。


前回の記事はこちらから

①大作準備

②大作進捗

③モチーフモデリング

④固有色をのせる




前回は各モチーフに固有色を載せていきました。

今回はそれを踏まえて各モチーフを仕上げていきます。

同じモチーフが大量にありますので前回までの工程では

似た色のものはある程度まとめて塗っていました。



しかし、仕上げの段階ではそうは行きません。

各モチーフの光源からの距離による色味や鮮やかさの

違い、陰影の濃淡、周りの状況による反射を考慮して

描いて行かなければなりません。

同じように見えても各モチーフで事情が異なるのです。

故にここからは各個撃破していきます。



とは言え、最後まで全体的に手を入れるのが良いか

正直悩みましたが一部でも仕上がっていくと

気持ちの面でテンションが上がっていきモチベーションが

保たれますのでこちらの作戦で行きます。

前段階のものと比べていただくとわかりやすいかと思いますが、

私の作品は大まかに分けて以下の工程(階層構造)で成り立って言います。

①下地、デッサン


②モデリング



③固有色の塗分け



④ハイライトおよび反射の描き込み


⑤全体のバランス調整、ニス掛け




小さい作品ですと各段階的を横断しながらできたり

しますが大作になると作業量的に無理になります。

なので5段階の工程をさらに細かく分けていくこと

もします。

そうして、なるべく一つ一つの作業を簡単にしていくこと

で大きなミスをしないように気を付けています。

最終的には下地層などは露見することはないのですが、

建物の基礎構造と同じでしっかりと上層を支えています。

それぞれの層がしっかりと機能することで最終層、

つまり、仕上がりの画面を支えています。




私が描いているものはありふれた具体物にすぎません。

しかしながら、私が興味を持って描こうとしているものは

かなり抽象的な事柄であり、一言で言えるような言葉が

未だに見つからないのですが、

例えば、世の中を成り立たせているもの、

人間社会のシステムや自然法則のメカニズムなどです。

そういった人の善悪や、人が制御できない

人知を超えたどうしようもないものの存在を発見し、

納得したり驚いたりするのが好きなのだと思います。


最後は表面保護のニスをかけて終了です。

この作品の全貌は1月22日から

京都府文化博物館で開催されます

Kyoto art for tomorrow2022京都府新鋭選抜展に

出品展示させていただきます。

ご都合よろしければぜひご高覧ください。




Kyoto art for tomorrow
2022京都府新鋭選抜展

https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/kyoto-art-for-tomorrow2022/

会 期:2022年1月22日(土)~2月6日(日)
休館日:月曜日
開室時間:10:00~18:00。金曜日は19:30まで。(入室はそれぞれ30分前まで)
会 場:京都文化博物館 3階展示室
入場料:一般500(400)円、大学生400(320)円、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*上記料金で、2階総合展示、3階フィルムシアターもご覧いただけます
主 催:京都府、京都文化博物館

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10WAVES

12月22日より、

大阪あべのハルカス近鉄本店さんで開催されます、

「10WAVES」に、

以下の小作品を3点を含めた作品を

出品させていただきます。



「クロッシェレースとマカロン」 
円0 直径180mm パネルに油彩


「スリーピース」 
F0 140×180mm パネル、キャンバスに油彩


「レースの小皿とデラウェア」
F0 140×180mm パネルキャンバスに油彩


「10 WAVES」〜ZERO OUR:嬉しい〜
10人の現代作家による作品展
場所:あべのハルカス近鉄本店
  タワー館11階アートギャラリー

https://abenoharukas.d-kintetsu.co.jp/


日時:2021年12月22日㈬
      〜2022年1月4日㈫
※1月1日(土・祝)は休ませていただきます。
※12月31日㈮は午後6時で閉場させていただきます。
※最終日は午後4時で閉場させていただきます。

私は12月25日、31日、

2022年1月2日、3日に在廊させていただく予定です。

ご都合よろしければぜひご高覧ください。




また、現在紀伊國屋書店梅田本店さんの

西側ウインドギャラリーにてドローイングの作品を

展示をさせていただいております。

こちらのほうもよろしくお願いいたします。

”sixth sense” @紀伊國屋書店梅田本店 西側ウインドギャラリー



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固有色をのせる
前回の記事はこちらから

①大作準備

②大作進捗


③モチーフモデリング


現在モチーフに固有色をのせていっています。

ここから仕上げに向かう工程です。



だいぶ賑やかな感じとなってまいりました。

私は鮮やかな色から載せて後で全体のバランスを見て

色味を調整しています。

ですので、現段階ではややけばけばしいですが

そのぐらいで丁度よいのです。



雑だったレースも周りを整えて、

細かく繊細に見えるよう表現していきます。

描くわたしにとって散らばるモチーフは癒やしの

エリアです。

しかしながらこうも数が多いとそれなりに大変です。



レースも大変ですが、

今回背景地には大理石を描いています。

それがさらに大変です。

試行錯誤しながらそれらしく見えるよう描いています。

しかし模様やひび割れが細かいです。


集中して描いてもわずかずつしか進みません。


1日の時間がバターのように溶けていきます。

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ミニカーのドローイング
展覧会のお知らせです。

12月8日より、紀伊國屋書店梅田本店さんの西側ウインドギャラリーにてドローイングの作品の展示をさせていただきます。
今回の出展作品はミニカーをモチーフに描いた作品になります。

現在進行中の大作と同時並行で描いた作品になります、
ご都合よろしければ是非ご高覧ください。



「赤のミニカー素描」243×358mm
紙、水彩、色鉛筆、鉛筆、アクリル


「グレーのミニカー素描」243×358mm
紙、水彩、色鉛筆、鉛筆、アクリル


「白黒のミニカー素描」243×358mm
紙、水彩、色鉛筆、鉛筆、アクリル

ミニカーをモチーフとして見ながら自分が運転している妄想をしたり、実際の車が 走る姿エンジンの鼓動やマフラーの排気音やタイヤと地面の擦れる音など頭で想像 したりしながら絵を描いています。人間では決して出すことのできないスピードで 走り、私の見たことのない景色を体感させてくれる(であろう)このマシンたちは 私にはキラキラと輝いて見えたのでした。


また、現在youtubeでも作品紹介の動画を公開しております。
こちらもぜひご覧ください。
(いまだに動画撮影は慣れないですね…)




■展覧会詳細

”sixth sense”

2021.12/8(水)→1/5(水)
※1月1日は店休日です。


午前10:00時~午後9:00時
最終日午後5時閉場

開催場所 紀伊國屋書店梅田本店 西側ウインドギャラリー

若手現代美術家6名によるドローイング 作品展を開催させていただきます。 ”sixth sense”のタイトルの通り、6名それ ぞれの感性により表現された作品を展示 販売をいたします。 どれも若手ならではの感性で制作された 独創的な作品達ばかりです。 ぜひご覧くださいませ。

会期中の営業時間が変更になる場合がございます。お客様にはご迷惑を おかけしますが、ご来場の際には必ず事前に紀伊國屋書店梅田本店HP にて営業時間のご確認いただけますようお願い申し上げます。

https://store.kinokuniya.co.jp/store/umeda-main-store/

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