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人工UMA「ヤマトグソクナマズ」
5月30日からはじまります、

『人工UMA展』
- Artificial Unidentified Mysterious Animal Exhibition -

にて、私の知り合いの人に見せていただいた

人の手によって作り出された新種の生き物を発表致します。

今回の発表では、

ある生物学者が日本の在来種を守るために生み出した

外来種のみを駆逐するという

新種のナマズを報告させていただきます。

以下、長いですが報告レポートになります。





■外来魚絶滅計画「ヤマトグソクナマズ」



 先日、日本のある高名な生物学者の博士が亡くなった。日本の淡水魚を主に専門としている研究者で、多くの日本の生物の生態を解明し研究論文として発表するなど、数々の功績をあげたその業界での権威である。ここでは本人の名誉のために名前は伏せさせていただく。

 亡くなった後しばらくして本人家族や仲間たちが彼の遺品を整理していると、書斎の鍵のかかった引き出しからある書類と日記が発見された。その書類には「外来魚絶滅計画」と題し、日本の湖や河川に生息する日本の在来種を脅かすブラックバスやブルーギルに代表される外来種を一匹残らず駆除するための具体的な方法と計画が記されていた。
 数百ページはあろうかという書類には数々の方法を試した跡が見られた。河川や湖などの水中に網を仕掛け、在来種と外来種を選別し外来種のみを駆除するもの、近年流行しているスポーツフィッシングの釣り人たちに協力させ外来種のリリースを禁じるという、現在地方自治体が実際に取り組んでいるものから、池の水を全部抜くなどといった子供の考えそうなことまで網羅してあった。ここまでは博士にもこんな一面があったのかと微笑ましく故人を偲ぶことができたのだが、ある一束の書類を見つけて博士の研究仲間の一人が血相を変えた。

 その書類に書かれた計画の概要は、次のとおりである。様々な生物をかけ合わせ外来種を捕食するほどの生物を人工的に作り出し、放流するというものであった。一体そんなことが本当に可能なのかという疑問や、仮にできたとしてもこの生き物が生態系を壊すことになるだろうという思いをよそに、さらに読み進めると、どうやら博士は人知れず研究室を確保し、様々な生物をかけ合わすことに成功、その生物を実際に飼育しているらしいことが判明した。また恐ろしいことにその生物は博士の死後も生き続けるように飼育環境が設定されているらしく、成魚として成長した段階で自動で放流される計画だった。その書類の計画から察するにあと数日で放流される予定だというのだ。
 一度放流されてしまえば回収するのは非常に難しい。その手前で処分すべきだとの結論が出たところで、一行は書類に記されている某巨大湖のほとりにある博士の秘密の研究室へと向かった。


一見廃屋とも思える工場施設跡にはいくつもの水槽がならべてあり、様々な種類の魚が飼育されていた。奥へ進むと問題の生物の入った水槽が目に入った。
そこにいたのは、甲冑を思わせる硬い鱗に身を包まれた一匹のナマズであった。90㎝の水槽に一匹しかいなかったが自動給餌器にて決まった時間に餌を与えられ、全自動にて定期的に換水しているようで電源が切れない限りは生き続けるようなシステムが作り上げられていた。その水槽面に付箋が張られそこには達筆な筆文字で「大和具足鯰」との表記がされていた。どうやら博士の作り上げたこの生き物の名前らしい。博士無き今どのような方法を使ったのか不明だが甲冑魚と呼ばれる古代魚をベースに色々な種類のナマズをかけ合わせ、何物にも捕食されず、生態系の頂点となることを目指して作り上げられたものらしい。今はまだ30cmほどの大きさしかなかったが、最大になると3mほどの大きさにもなると計画書には記されていた。

 何故このような計画を実行したのか、その思いが日記にはつづられていた。開発などで環境が変わり、昔自分が遊んでいたころにいた魚たちが少なく見かけなくなっていること、子供達が遊んでいるのを見ても捕まえているのが外来種ばかりであることを嘆いていた。外来種の多くは、人間の食用として輸入され放流されたものも多いが、その中の計画のひとつに若いころ自分も関わっていて今は後悔していることなどが記されていた。どうやら自分の幼少の頃の自然環境を取り戻したいという強い思いと、自らが行ったことに対する贖罪の思いも含まれているのかもしれない。ただ、日記を読んで感じたことは、博士が誰よりも日本に生きている魚や昆虫などの生き物や自然環境を愛していたということだ。それが故に今回のような凶行に走ったのかもしれない。


このナマズは現在博士の仲間の一人が責任をもって飼育しており、外部へ出ることはないだろう。人懐っこく餌をあげると寄ってくる。茶褐色の体に頭の丹頂を思わせる赤い模様が特徴的だ。仲間の人曰く、博士はこの丹頂模様を出すのに異様なこだわりがあったらしく、この模様を出すのに2年近くかかったらしい。なぜ、そこにこだわったのか今は知る由もないが、博士のこだわりのおかげでこのおそろしい計画は未然に防ぐことができたのである。









■『人工UMA展』
- Artificial Unidentified Mysterious Animal Exhibition -
 2018/05/30-06/10
 OPEN 12:00-18:00
※最終日のみ16:00まで
 期間中無休 http://www.combine-art.com/html/gallery/ga_schedule.php

■会場
 BAMI gallery
 〒600-8824
 京都市下京区二人司町21番地
 TEL 075-754-8154
 office@combine-art.com http://combine-art.com/html/gallery/ga_access.php

■発表者
 釜匠 (かま・たくみ33歳)
佐野曉 (さの・あきら37歳)
宮本大地 (みやもと・だいち27歳)
松本央 (まつもと・ひさし35歳)
遠藤良太郎 (えんどう・りょうたろう31歳)
太田夏紀 (おおた・なつき25歳)
岡部賢亮 (おかべ・けんすけ28歳)

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雲上2万里
6月24日より、

個展を開催させていただきます。


「蓬莱山」10F


「見聞録-雲上2万里‐」

(以下ステイトメント引用)

ドライブをしていると、かなり深い山間に

周りから切り離されたかのように存在する

集落を発見することがある。

こんなところにも人が住んでいるのか、

と感動を覚えると同時に、

どうやってこの人達は暮らしているのだろうか

という疑問が生じる。

次第に、地図に載ってない村で何十年も前から

時間が止まったかのように昔の暮らしが行われ

ているのではないかと想像し胸が高鳴る。

実際に私が想像するようなことは無いとは思う。

ただ、この広い世界の中には、私たちの住んで

いる世界とは別の、選択されなかった世界や、

可能性としての世界がひっそりと存在している

かもしれない。いや、存在して欲しいし、

あるならば一度見てみたい、

そんな願いをこめて作品を描いています。

(ここまで引用)



「浮遊大陸」20F


今回の個展では、

私の日頃から感じている疑問に端を発し

そこから想像を広げ、今ある世界とは別の

もう一つの世界があってもいいんじゃないか、

ということテーマに作品を製作いたしました。




「地平線」6F


「渦巻島」4F




ジュールベルヌの「海底二万里」よろしく、

実はこの世界の空の果て、

雲の上にはひっそりと別の世界が存在していたのだ、

という設定で描いております。



「雲海図」4F


「雲の彼方」3F




こんな場所があったら一度行ってみたい、

こんな風景みてみたいなぁという

私の勝手な願望ではありますが、

そこではどんな動物がおり、

どんな人たちが暮らしているのだろうかと

思いを馳せていただけたら幸いでございます。




「空の旅」SM



■展覧会詳細

見聞録-雲上2万里‐

2017.06.24 (sat) - 2017.07.02 (sun)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休

COMBINE office /BAMI gallery
住所:〒600-8824
   京都府京都市下京区二人司町21





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京都上賀茂の怪魚


6月8日より始まるUMA展に報告する作品として

地元京都で目撃された怪魚の情報をもとに作品を

製作致しました。前回の千年鯉に続き、地元京都で

このような事案が続いていることに驚いております。

私以外にも数々の未確認生物の報告が届いておりますので、

この機会にぜひ、ご高覧ください。


↓展示詳細↓



■『発見?京都!未確認生物UMA展』
 2017/06/08-06/19
 OPEN 12:00-18:00
 期間中無休

■会場
 BAMI gallery
 〒600-8824
 京都市下京区二人司町21番地
 TEL 075-754-8154
 office@combine-art.com

■出品者
 釜匠 佐野曉 公庄直樹 松本央 遠藤良太郎 太田夏紀 岡部賢亮


UMA報告書

↑クリック


以下、私が目をとめた記事の詳細です。




京都市北区柊野ダムにて怪魚が目撃されたと

の情報がはいった。

その真偽を確かめるため現地へと足を運んだ。

最初に怪魚を発見したのは京都市北区在住

の男性50歳男性で、今回この男性から発見

当時の詳しい話を聞くことができた。



男性によるとその日は休日で、朝八時ごろから

休日の日課であるジョギングをしに鴨川へ訪れた。

しばらく川の上流へ向かって水面を眺めながら走り、

柊野ダムに差し掛かったころ見慣れぬ光景を目に

した。ダムから流れ落ちる水流に逆らうように

跳ね上がろうとする巨大な生き物を発見した。



「最初はそれが全く何なのか理解できませんでした。

とても大きい生き物に見えたので、どこからか動物

が脱走したのかと思いました。それにすごく激しく

暴れているように見えましたので恐ろしくなって

思わず通報してしまいました。」

と男性はその時の心境を語ってくれた。

男性の通報により、駆けつけてきた警察官や騒ぎを

聞き駆け付けた地元住民数名による捕獲作戦が始まった。

小一時間に及ぶ格闘の末、

ようやく捕獲用の網に誘い込み捕獲、岸に引き上げる

ことに成功したのだが、その姿はあまりにも我々が

知っている魚とはかけ離れた異形なものであった。

捕獲に参加し、その生き物を目撃した人々の証言を

まとめると、顔の雰囲気や鱗の形状は鯉に非常に

似ている。全長は推定1.5m。薄い緑色の鱗に全身が覆われ、

頭部には角状の突起が一対、口には鋭い牙があり、

胸鰭と尾鰭が長く発達し、全身が薄緑色の鱗に覆われている。

さらに、この生き物を特徴づけるのは頭部に

たてがみのような毛が生えていることだろう。

ごく稀に鯉の頭部に苔の生えた個体が存在していることは

知られているが、それが毛なのか苔なのかは

今回は確認できなかった。
 
というのも、捕獲に成功したと誰もが油断した瞬間、

その生き物は突如暴れだし、その鋭い牙で網を食い破り、

水中へと逃げてしまったのだ。再び捕まえようとしたが、

その生き物は姿をくらましてしまった。

しかしながら、あまり広いとは言えない鴨川で、

1.5mもある魚が姿を隠せる場所はそうない。

徹底的に探しだそうと再び川へ入ったとした瞬間、

空に雷鳴がとどろき大雨が降りだした。

雨量が多く川の増水の危険があるためこの日の捕獲は

中止されたが、その日以降も捕獲した、

または目撃したとの情報はなく、その謎の生き物は

鴨川のどこかに潜んでいると思われる。

しばらく現場周辺で取材を続けているとこの騒ぎの

一部始終を目撃していた地元住民の女性93歳は興味深い

ことを話してくれた。


「あれは龍の子や、滝を上って龍になる途中やったん

ですやろなぁ。」


確かに、証言だけ聞くと登竜門の故事や龍のもつ

身体的特徴に似ていると言えなくもないが、

残念なことにその場にいた全員がその生き物の姿を

動画や写真に収めていなかったため、今となっては

その姿を確認することはできない。

ただ、龍はあくまで想像上の生き物であり

実在するとは考え難い。全く未知の新種か、外来種、

突然変異と考えるのが自然だろう。

また、証言をくれた90代女性は最後に取材する我々に

こう忠告した。


「龍いうたら水の神様やさかい、

そんなもん捕まえようとしたらバチがあたりまっせ。」


しかし、この90代女性の忠告もむなしく、京都市は

近く夏の行楽シーズンにむけて、この生き物を

特定危険生物に認定、本格的に駆除に乗り出す

方針であるという。




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伏見港の千年鯉




ある日ネットで

伏見港に千年生きた鯉がいるとの情報を知り、

なんとロマンがある話なのだと心動かされた私は、

実際に奇妙な鯉を捕獲された男性に取材を申し込んだ。

男性を訪ねると自慢の池とそこに泳ぐ鯉を見せてくれた。

鯉の品評会での自慢話や、

自作のろ過装置の説明などを二時間ほど受けた。

その後、ようやく千年鯉を

捕獲した当時の話や特徴を聞くことができた。

今回、その証言を元に絵で再現してみる

ことにした。

その作品を6月8日より公開させていただきます。


↓展示詳細↓



■『発見?京都!未確認生物UMA展』
 2017/06/08-06/19
 OPEN 12:00-18:00
 期間中無休

■会場
 BAMI gallery
 〒600-8824
 京都市下京区二人司町21番地
 TEL 075-754-8154
 office@combine-art.com

■出品者
 釜匠 佐野曉 公庄直樹 松本央 遠藤良太郎 太田夏紀 岡部賢亮


UMA報告書






最後に元となった

ネットの記事を載せておきます。



2017年4月京都市伏見区濠川にて

推定年齢1000歳を超える鯉が捕獲された。

発見者は伏見区在住の男性72歳で、

早朝伏見港公園付近を散歩中に川の中を

見慣れぬ白い魚が泳いでいるのを発見。

川に近づきよく見てみると1メートルは

あろうかという全身白い鱗に覆われ、

長い鰭を持った鯉であった。


「いやぁ、あれは本間に見事なヒレナガゴイ

や思いましたわ。プラチナのように全身真っ白で、

心なしか鯉の周囲の水も黄金色に光り輝いて

見えてねぇ、一目惚れですわ。」


男性は愛鯉家でもあり、

自らの自宅の池で数多くの錦鯉を飼育している。

自らのコレクションに加えようと、

自宅に戻り網を持って捕獲。池に放つ前に

水合わせをするため別の水槽に鯉を入れると、

ただの鯉ではない妙な特徴があることに気づく。


「よう見たら鉢(頭)に角みたいな突起があるし、

口周りには髭みたいな緑色の苔も生えとる。

けったいな個体やなぁと。

次第にこんな個体飼うてるのは他にはおらんと

愛着が湧いてきましたけどね。」


と、男性はその時の様子を語ってくれた。

その後、同じ愛鯉家の仲間にも

その変わった鯉を見せようと仲間に連絡する。

男性の自宅訪れた仲間と鯉の居る水槽に戻るが、

すでに鯉は水槽から姿を消していた。


「蓋するの忘れてたんですわ。

ちょっとの間や思うて目離したすきに

跳ねたんですやろなぁ。」


飼っている鯉が水槽、あるいは池から跳ねて

外へ飛び出してしまことはよくある。

しかし、たいていは池、水槽の付近に

鯉が落下しているはずなのだが、

この時は様子が異なっていた。


「どこにも居らんのですわ。

池も庭もよう探したやけどなぁ。」


鯉の入っていた水槽から池を超えて

男性の家の外まで5mはある。

鯉がそんなに跳ねることはふつうあり得ない。

どのように男性の前から姿を消したのか

全く見当がつかない。謎である。

しかし、謎はこれだけに収まらなかった。

この奇妙な鯉の残した置き土産が

さらに謎を深めることとなる。

跳ねた際にはがれたとみられる

鱗が残されていたのだが、それを専門科に

見せたところ驚くべきことが分かったのである。

木の年輪のように、鯉の鱗から年齢が分かる

ことは詳しい人にはよく知られている事実である。

その残された鱗を鑑定した結果

1000年近く生きていることが判明したのだ。

鯉の平均寿命は20年で、過去には200年近く

生きた個体もいると言われている。

しかし、ながら1000年という数字は俄かに信じ難い。

この鑑定結果が正しければ、男性の捕獲した

奇妙な鯉は1000年もの間いったいどこに身を潜めて

いたというのだろうか。


「あれは、水の神様、龍神様の使いやったんや、

子供のころにひい爺さんがそないなこと

言うとったん思い出しましたわ。あれは人間が

捕まえたらあかんもんやったんやろなぁ。」


鱗の鑑定結果を受けて男性は

清々しい表情を浮かべていた。

もしかしたら今もこの千年生きた鯉は京都の河川の

どこかに身を潜めているかもしれない。




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関西二紀展
ご無沙汰しております。

今日は、ご報告がございます。


この度大阪市立美術館で開催されました、

第63回関西二紀展に起きまして

私の作品が「大阪市長賞」を受賞いたしました。

選考くださいました皆様

誠にありがとうございました。



一昨年の「関西二紀賞」に次いで二回目

の大きな授賞で、非常に嬉しいです。

このあと、秋には東京国立新美術館で

二紀展の本展がありますので、

そこでも受賞できるように頑張りたいと思います。



第36回関西二紀展

2016 6・14(火)~6・19(日)
9:30~17:00(入館は16:30まで)

大阪市立美術館(地下展覧会室)
※美術館は天王寺公園内にあります。

〒543-4874大阪天王寺区茶臼山町1-82
TEL 06-6771-4847


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