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人生最後の輝き
山本さんや田村さんのブログを読んでいると


何かを残したい思いがすごく分かるような気がする。


私には無かったけど


ずっとやり続けた事の最後の自分の


本当にしたかった事を形として残したい?のかな・・


私のやりたかった事・・?


きっと自分の生きてきた事の全てが


後悔で終わることのないよう


自分の身辺を最後にきちんと帳尻合わせたいって


事なんだろうと思う。。


今、私が関わって頑張っているのは


単純に自分の人生最後を輝きたいものに


したいって事なのかな?


きっと、、でも、50代60代の人は少なからず


私と同意見の人もいると思う。。


だからこのサイトで私が拙い文章を書いているのは


そんな方がいらしたら


”一緒にやりましょうって事です!”


コレクターとかパトロンとかっていう意味ではなく・・


この不透明な美術業界の中で


もっと自由に若い作家さんたちが


・・もちろん才能のない人までは無理ですが・・


活動できるように・・・


特に現代アートなんて発表の場すらなかなか


難しいでしょう?


コネや伝手がなかったら偉い先生方に見てもらうことすら


できないし。。


インスタレーションの作家さんなんて本当にそうやって


生計をたてていくのか?って心配になる。。。。。。


だから彼ら達の居場所を応援していきませんか?って


誰かが自分の作品を感動して見てくれるって事が


作家さんに伝わる事が、とても大事なんじゃないのかな?


って、、思うんだけど・・・・・・・


あ~これも又素人の独り言ですけど。。。

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自分が生きていると言う意味が深く問われる時代
いやぁ


うちの”ちびま”の笑顔が


今の私の癒しです。


他意のない笑顔って本当に心から


嬉しくなる


パア~と心の中が晴れ渡るような気分になるよね!


だんだん大人になると何故忘れてしまうのだろう?


あの笑顔、、無垢の笑顔?!が今ではもうできない・・


先日もお客様と語りあってしまった。。


50歳を過ぎないと分からない事、見えないものが


たくさんある。


だから今、私たちはすごく毎日が楽しいんだよネと・・


人の一生の大半は訳もわからず無我夢中で生きてきて


「さぁ、あなたの残りの時間は、このくらいですよ」


と、、、自分で数えられる頃になると


いろんな事が見えたり、考えたり・・・・


多分、、企業のトップであるとか、超一流の人達が


最後に求めるものは同じだと最近分かった。


現代アートが宗教や哲学や科学等々のあらゆる知識を


組み合わせて、その中から得る真理を表現するから


知識人達に受け入れられやすいのだと思うよ・・


普通の私達ですら、、、


彼女は最近、仏教や仏像に興味を持って勉強しているが


一つの知識を得ることがすごい楽しいらしい。。


毎日が生きている事が、自分が今この年齢であることが


楽しいらしい。


そして私達は若い人達へそれらをつなげていきたい・・・と


もう


税金とかを老人に使うのではなく、これから生きる


若い人達にどんどん使った方がいいのではないか?


とか


1000万円の絵を買うなら若い作家の絵を


10人分くらい買うのに・・・とか


とりとめなくそんな話をした。。


これからの時代


自分が生きていると言う意味が


深く問われる時代になると思う。



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何を残すべきなのか
結局、平山郁夫展、


来店された方々の大半の感想が


「高いナァ!!」


「ただでくれると言われてもいらんわぁ~」


「たかが一時間程で描いたような絵でこの値段・・」


みたいな言葉をずーーーーと聞かされた一週間だった・・


疲れるよ・・ホンと。。


それと対照的なのが加山又造展


いよいよ後期展示に入って


足しげく通っている方は前期展より酷い展示


だったと、、これまたクレームいっぱいでしたけどネ


彼の作品は一見の価値はありますよね。。


初期~後期にかけて幅広く日本画の限界に挑戦


し続けた、彼の多岐に渡る作品はほんとうに


すごい!!


晩年の水墨画から、もし生きていたらどこへ向かって


いったのだろうと考える。。。。


彼こそが


はっきり言ってお金に弄ばれてる今の現代アート、


コンテンポラリーと呼ばれる若い作家さん達に比べれば


本物の現代アーティストだと思った。


身を飾って醸し出される用の美


日本画という枠でくくられているけど


本当はそんなもの彼の頭に


枠はなかったのだと思うよネ!


とにかく作品を美しく見せる


ライティングやプレイスメントの


下手なのは別として


やっぱり見ておくべき展示だと思う。。


そして画家はどう生きて


何を残すべきなのかを


若い作家さん達には考えて欲しいと思う。。

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若い世代のための税金
画廊で平山郁夫展を開催していた。


水彩画で描かれた10号サイズほどの絵が


一千万近い価格・・・フーーー


たかだか一時間ほどの時間で描かれた絵が


一千万・・・これはこれで、、ホーすごいねぇ


という感覚しかないわ!


どれも同じようにしか見えない絵がズラリ~と


並んでおりますねー


その中に本画が4点”3千万!!”で並んでますが


みなさん、すら~と見て終わりの人が多い


感心するのはその価格だけってのはどうなのかなぁ


その中の一人の女性


「値段なんか書かなかったらいいのにネ、欲しい
 人だけ聞けば良いのに・・・・・・」


って、、そりゃおかしいでしょうが、ここは販売


して売れていかなきゃ成り立っていかない場所なの!


美術館ではないんだからネ


おまけに中年の男性一言ポツリと


「こんな暇つぶしに描いたような絵にこの値段はひどい!!」


とさ、、まぁ最近美術館めぐりでい~ぱい出きてきてる


おかげで、美術館めぐりが中年・老年問わず大流行


なんだけど、若い人が来ないおかげでこんな所で


さえ美術館のように思って見に来るだけの人の多い事


美術館にどれだけ無駄な税金が使われている


か・・・・・・と思うと


何だかなぁーって感じです。。


そっちに使うより


ここが絶対この国のおかしな所だと思うけど


これからの若い世代の為に税金は有効に


使って欲しいと思うんだけど?

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この時代の表現
売れるとか売れないとかって


言う事で言えば


そりゃ売れるにこした事は無いんだけど


そればっかり考えていたんじゃ


良い作家、作品はできないだろうしね


ここが難しい所さぁ


ボランティアでやつている訳ではないので


何とかこれを上手く両立させなきゃ


という事で


色々な方々のお力を今お借りして水面下で


上山Dがあれこれ画策しているようですが


まぁどんな青写真ができているのか、


私にはわかりませんから


ついていくだけですけど・・・・!!


ブルーベアー君


・・秘かに私はネズミ男くんと
  呼んでますが・・ごめんね。。


彼に会いに行ったとき上山Dから聞かされてきた


インスタレーションの必要性を


今やっとこさ認識できたような気がします。。


平面だけではどうしても限界があるんですねぇ


現代アートと呼ばれる分野の作品は・・・


今の若い人達も平面、立体、映像、oil、アクリル、岩彩


なんでも使って表現していこうとしている


そんな中で、頑固なまでに平面作品にこだわる


のも良いし・・・版画でも日本画を超える作品を


表現したいと思うのも良いし


今のこの時代って


何でもあり!って気がするなぁ


表現方法に正しい答えなんか無いんだろうし


間違いもないって事だね


それが現代・・今の時代なんだよねって気がしてる


枠を使って分類してしまう事の方が


今の時代にはとっても古いものの考え方のようにも思う。


だけど二次元的な物の見え方、考え方だけではやっぱり


どこか物足りないものも感じる。。。。


見るだけしか与えられない私には


その中に入って自分で感じて考える


その時間が必要だと思う。。


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