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何を残すべきなのか
結局、平山郁夫展、


来店された方々の大半の感想が


「高いナァ!!」


「ただでくれると言われてもいらんわぁ~」


「たかが一時間程で描いたような絵でこの値段・・」


みたいな言葉をずーーーーと聞かされた一週間だった・・


疲れるよ・・ホンと。。


それと対照的なのが加山又造展


いよいよ後期展示に入って


足しげく通っている方は前期展より酷い展示


だったと、、これまたクレームいっぱいでしたけどネ


彼の作品は一見の価値はありますよね。。


初期~後期にかけて幅広く日本画の限界に挑戦


し続けた、彼の多岐に渡る作品はほんとうに


すごい!!


晩年の水墨画から、もし生きていたらどこへ向かって


いったのだろうと考える。。。。


彼こそが


はっきり言ってお金に弄ばれてる今の現代アート、


コンテンポラリーと呼ばれる若い作家さん達に比べれば


本物の現代アーティストだと思った。


身を飾って醸し出される用の美


日本画という枠でくくられているけど


本当はそんなもの彼の頭に


枠はなかったのだと思うよネ!


とにかく作品を美しく見せる


ライティングやプレイスメントの


下手なのは別として


やっぱり見ておくべき展示だと思う。。


そして画家はどう生きて


何を残すべきなのかを


若い作家さん達には考えて欲しいと思う。。

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