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アシスタント石本退職についてのお知らせ
拝啓 残暑の候、ますますご清栄の段、お慶び申し上


げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し


上げます。





さて、これまでCOMBINEのアシスタントとして皆様方


の窓口対応又当ホームページのブログ等にて企画や作家


の様子、日々の状況などをお伝えさせていただいており


ました石本有紀ですが、残念ながら2011年9月15日を


もって本人の一身上の都合により、退職いたすことにな


りました。





約3年前のCOMBINE/BAMI gallery開設時から参加し


ここまで大過なく頑張ってくることができましたのも、


ひとえに皆様方の温かいご指導ご鞭撻のおかげであると


心より感謝いたしております。これまで賜りました


ご厚誼に対し本人とともに厚く御礼申し上げます。





なお、現在ご覧頂いております石本のブログですが、


システム調整の上、おおよそ9月5日から10日位の間


にCLOSEさせていただくことになります。


これまでご覧頂いておりました皆さま方には誠に


申し訳ございませんが、何卒ご了承下さいますよう


お願い申し上げます。





後任に関しましては現在求人中です。


決定次第改めてご連絡申し上げたいと思います。


まずは略儀ながら書中にてお知らせ申し上げます。





平成23年8月31日

COMBINE/BAMI gallery
ディレクター 上山潤

▲TOP
展覧会にあたって、植田君からの手紙
COMBINE selectionも無事終了い
たしました。


暑い中わざわざお越しいただいた


皆様ありがとうございました。


そして来週29日(月)からは


いよいよBAMI galleryでは初となる


映像作品展


植田崇裕
Video Art 【テリトリーの変化と浸食】
2011.08.29 (mon) - 2011.09.20 (tue)
gallery close 9/4・10・11・17・18
open 11:00~18:00


スタートいたします。


今週はそのセッティングで植田君が頻繁に
ギャラリーに訪れ微妙な調整をしてくれて
います。




思い返せば、、、


今を遡ること半年前


京都市美にて開催されていた嵯峨美卒業展
が彼との最初の出会いでした・・・・





この時期他の大学の卒業展もかなり周り、
その後何人かと色々な話しをし、現在も
繋がりを持っている子が数名います、、


かく言う植田君もその中の一人なのですが、


彼が他の人間と格段に違ったのは


『人なつっこく』


頻繁にギャラリーを訪れてくれた事でした。


大学を卒業して、その後について具体的な
展望もなく、どうしていいか分からない。






漠然と世間一般の通念通り


この手のものではどうにもならない・・


そんな彼には色々な話しをした???


と言えば聞こえがいいですが、、、、


実際は



"""アホ・ボケ・カス!の連発"""







たまにギャラリーのセッティング手伝い
を無理矢理?協力させ、田村さんの山の
アトリエにも同行させて、実際の現場も
見せてきました。


そんな彼ですが懲りもせず、、よく
怒られにきていました・・・・・・・


その一つの区切りとして今回展覧を
する事を決心しました。


どんな表現もそうなのですが、取り分け、、
映像表現は自宅で一人でという訳にいかない
のは簡単に想像できると思いますが、実際
映像作家という事になればかなり厳しい生活
の制約との戦いになると思います・・・・・


当然今のままでなんとかなるなどという
ことは不可能です。


ある意味で、今回の展覧は彼のこれからの
スタートラインになれば、、そういう思い
が私の中では強くあります!


彼が今後どういう具体的活動を提示して
くれるのか?


実に楽しみです。



そんな彼、植田くんから展覧会にあたり
今の自分の心境を手紙にまとめてくれま
したので、ここで紹介させていただきます。



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展覧会にあたって  植田崇裕



学生という肩書きが無くなった後、

いかに作品を作ることが難しいか

身をもって体験しました。

大学時代、当たり前のように機材、

展示場所、時間が与えられ、それ

らが自分にとって当たり前のよう

に毎日を過ごしていました。

しかし、大学を卒業してからその

当たり前のことを全部自分自身で

こなさないといけない、総括して

非常に困難なことだということを

改めて実感しました。

そんなときCOMBINEの方とお知り合

いになり、作家としてのあり方、

私自身の方向性について色々とお話

を聞かせてくれました。

そのうえ、こうして私の作品を発表

できる場も提供してくださいました。

そのことに深く感謝し、その期待に

応えるようこれから始まる個展で

得るものを糧に頑張っていきたいと

思います。

私のテーマである「テリトリーの変化と浸食」

はマイナスのイメージだけではなく

新たな人・場面と出会う事で自分

自身の考え方、方向性などの可能

性を新たに発見するという意味も

あります。

そして一人でも多くの人に私の作

品を見てもらい、そのことで私自

身が変化し、さらに観ている人の

中で何かが変わっていくという体

験をできたら私は幸いだと思います。



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▲TOP
階(きざはし)







ひょんなきっかけで四国へ行きだして10年になる。


それまで四国など行ったこともなく、ただイメージと
して海の向こうの遠い所と言うくらいであった。


関わる事がまったく無かったのだ。。


瀬戸大橋が通っても鳴門大橋、明石海峡大橋が
通っても自分にとっては全く関係無いニュースでしか
無かったのだが、それがこんなに頻繁に行くことになろ
うとは思いもしなかった。。


私が四国・高松へ行きだした頃、ルートとしては岡山
から瀬戸大橋を渡るか、明石海峡~鳴門大橋を渡り
徳島から行く二つであった。


現在も基本はこの二つなのだが、高速網が完成して
いない当時時間的にはどちらも変わらなかった。


どちらかと言うと、当時すべて高速でいける分、岡山回りの
方が何となく早く感じられたので、このルートを利用する
事が多かったが距離的には若干遠回りであり、時間的に
はどちらも々おおよそ4時間位であったと思う。


値段的には多分徳島からの方が多少安かったような気
がする。


しかし現在は徳島回りからでも高松市内への直通高速が
開通し、私の自宅から3時間以内になったので、現在の
選択はこちらからのルートを使う事にしている。


(その上、最寄りの高速京滋BPが天王山トンネルに直結
したのでより近くなった。)


この徳島回りの高速(有料国道)は高松道と呼ばれている。
大半が片側一車線で前に遅い車が走っていると追い抜くの
に難儀する。



しかし徳島から高松に向かう時は右側に穏やかな“海”が眺
められそして高松に近づくと五剣山、屋島と歴史的にも有名
な山々が眺望出来るので、走っていても楽しい!



この高松道(徳島~高松中央)には一カ所だけ津田松原と
いう大きなサービスエリアがあり、大抵行きも帰りもトイレ
をするのに立ち寄る。



トイレの前に大きな観光案内の看板があり、ぼぉーといつも
眺めるのだが、ある時、そう数年前に気づいた。



平賀源内先生遺品館!志度…



へぇ~一度行かなくては!と思いつつもなかなか行けずじま
いであった。



高松から京都へ帰るときに、このサービスエリアの場所は
遺品資料館を通り越した位置にあり、トイレに入り出て気
づいた時には、、、、、



“あっ、、また忘れてた!”



の繰り返しであった。そして大抵遅い時間なのでなかなか
スケジュールの調整もつきにくいのである。じゃあ行きは
といっても大半約束の時間ギリギリか途中に携帯電話が鳴
り、、、忘れたり、とにかくここ数年念頭にはあったのだ
が縁がなく行けていなかった。。



数年前、今回こそはと、帰りに行けるよう時間の調整を図り、
ようやく行くことが出来たのである。


高松道の志度という降り口を出て一路海の方へ、車で走るこ
と約20分。


なかなか分かり辛いのだが国道沿いに小さな看板を発見し、
その看板の支持に従い車を進める。



細い細い路地、しかも一方通行の普通の古い住宅街を
ノロノロ走ると右前方にそれらしき物を発見!!



目を凝らすと“P”と駐車場のマークがあるが、
僅か2~3台位しか置けないスペース。。



たまたま一台も停まってなかったので真ん中にドン
と停める。。



確かにコンクリート造りの建物で、壁に



“平賀源内先生遺品館”と書かれてある。。



しかし、シーンとしており「ホントにここかぁ~??」
と疑う位だった。。



車から降りると左手に入場券を売っているところがあり、
おばちゃんが一人こちらを見ていた。。



この時期、、時間帯に見学者が珍しいのか??
凝視しているおばちゃん・・・・・・



入場券を買うために近づくと


「いらっしぃませ!どうぞ!」と案外丁寧に案内してくれた。


建物は僅か10坪位のスペースで、その中には本やネット
等の様々な資料で見たことのある遺品がならんでいた。


「へぇ~!!流石!」と言える一級の遺品が展示してあった。。



暫くするとさっきの”おばちゃん”が現れ、“エレキテル”
について詳しく説明してくれ、今から案内テープを流しま
すからゆっくり堪能して下さい!と出ていったが、、、、、、、、、、


私一人しかいないので断りたかったが有無を言わずでて
いったので、しょうがなくテープを聴きながら拝観する
ことにした。



しかしなんか贅沢というか気まずいというか
“こそばゆい”感じであった。。



おばちゃん、どうも見に来てくれた事が嬉しいのか、
結構丹念に説明してくれる・・・・



あの入り口での凝視はこの伏線であった・・・・・・



そしておおよそテープも後半になり見終わるかなという頃、


また、、おばちゃんが現れ



「この後、源内さんの旧邸に行ってください!」と言った。


「あっ、隣の??」


「そうです!」



と、、一端遺品館を出て隣に併設している源内の旧邸に
入ると、どこから来たのかさっきのおばちゃんが待って
いるではないか!!



「はい、ごくろうさまでした!」


「あ、どうも・・」


と、なんともコントのようなのだが。。。



おばちゃん張り切って説明を始めてくれる。
そして目の前にある木の箱を指さし、、



「これがさっき遺品館にあったエレキテルのレプリカです!!
どうぞ触って!触って試してください!!」


「えっ?触って良いんですか??」


「どうぞどうぞ!!」と自慢顔でニッコリ笑った。。



エレキテルのハンドルをぐるぐる回すと


“パチッパチッ!”と火花が散る!!



「うわぁ~!電気出てる!!」


「そうでしょう!昔の人はこれ見てびっくり仰天だったんですよぉ!」


「そうでしょうねぇ~!」


そしていろいろな説明をしてくれる。
郷土の偉人が本当に好きなんだなぁ~と関心させられた。


自分でも可笑しかったが、私はおばちゃんに何度も何度も


「ここ、この場所に源内がいたの?生活してたの??」
と聞いた!


私は不思議でならなかった。



細い細い路地のこの古い町にあの源内が居たんだと思うと、
少し胸が熱くなった。。



現在この遺品館を拠点に文化サロン源内というサークル
があり、幻の源内焼の復興や薬草園を作ったりし、研究
会もおこなっているらしい。。



「へぇ~やっぱり好きな人がいて、源内の偉業を自分ら
なりに守ろうとしているんだ」と感じた。



現在でもこの旧邸の奥に7代目がお元気に暮らして居ると
も聞いた。



気づくと一時間位おばちゃんと源内の話をしていた。。
最後お礼を言って旧邸を出ようとしたとき



「その奥に銅像がありますから、是非見てください!」と
言ったので、、、、


「有り難うございます。。じゃ見せてもらいます。。」と
見せてもらった。



銅像は立派な物だった。


足元にエレキテルを起き遠くを見つめる“源内”が建っ
ていた。



でも、キセルをもった皮肉屋ぽい源内のイメージではな
く、隆々とした感じが強くて、、、、、、、


“なんか違うなぁ~”と・・・・・・・・



違和感があったが、郷土の誉れとしてはやはり立派な感じに
したんだろうナァと納得する事にした。。



車に乗り込むとさっきのおばちゃんが車のそばまで出て
きて、“お気をつけて”と丁寧に挨拶してくれたので、
車中からだったがこちらも深々と挨拶した。。



あー楽しかった!!なんて素敵な時間だったんだろう。。



と車をはしらせた瞬間、左側の家屋と家屋の間の路地から
海が見えた!



一瞬ハッとして車を止め、何故か分からないが海を見に
行った。。。。


穏やかな海が目の前に広がっていた。。



源内もこの海をみていたんだぁ~!!



そして29歳江戸に向かったんだぁ~!!



何故かさっきの遺品館以上にジーンと来た。。
いや、平賀源内にあったような気がした・・・


【よぉ!よく来たなぁ!】



実は私、今持って何故源内が好きと聞かれても、
正直理路整然とは答えられないのだが・・・・・・・



好きだ。。



確かに様々な業績を残した才人ではあるのだが、
結局“エレキテル”と“土用の丑”が一般には
有名で調べると限りなく様々な分野で登場する
のだが、じゃ、具体的に何をした人か判然とし
ない人物だ(専門家は別にして一般的に)。。



平賀家の家督を譲り一路江戸に、そこで本草学の
大家となり博覧会を催し大成功を納める。



そして江戸での声望が高まると、出身の高松藩
から仕官を強要され、渋々受けるが後に職を辞
し藩主の逆鱗に触れ、以降他藩での仕官を出来なく
されるような処遇にあい、生涯フリーランス生活
を強いられる。


その後様々な分野で新機軸を発見し寵児になるも、
どこか一つの道に執着することなく、携わった道
のどれにおいても後年に渡って超一流というもの
になりきれない。



エレキテルも7年の歳月をかけて修復し皆に
お披露目するも、最初は驚天動地の評判を呼ぶが、
次第に奇術師まがいの取り扱いをされるというな
んとも悲しい憂き目に遭う。。



どれもこれも凄いんだか凄くないんだかよく分
からない。。(まぁ凄いんだろうけど。。)


しかし、名前は燦然と残っている。。



このよく分からない人物像を生涯本人は不納得
であったと思うが、市井に生き続けた事と、
これほどの才人が最後殺人を犯し名もなく牢屋
で死したことが、私にとっては非常に好意を寄
せる源泉となっている。




結局なんにも出来なかったという、有史上他の
偉人達と極端に相反する点が実に魅力的だ。



ちょっと、、、
”ダビンチに似てるかな?”・・





友人の杉田玄白の

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嗟 非常ノ人 非常ノ事ヲ好ミ 行ヒ是レ非常 

何ゾ非常ニ死スルヤ

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という賛も
同郷の渡辺桃源の


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半百の齢 なを志の遂げざる事を さぞ口惜しくも
あるべきと今はの時の心さへ思ひやられて胸ふさが
りぬ

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という句も、、、、、、

彼の残した

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“つらつら思うに 骨を折って苦労して 非難され 
酒を買って 好意を尽くして 損をする”



“功ならず 名ばかりついて年暮れぬ”


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全て彼らしさが滲み出ている。。



こんな拗ねた感じ、他に無いなぁ!!


が故に剥き身の人間の確かな匂い


その魅力を、、私は感じて止まないのだ。




彼の生涯そのものが、案外、市井に生きる
我々そのもののような気がしてならない。



大半、功成さないのだから。。



我々の中にいる“お猪口著い”の天才!
そんな感じかなぁ!!



彼にはいっぱい心の中に“階(きざはし)”
があったんだと思う!



高松から勇躍青雲の志をもって出奔したと
きも誰よりも高い"階"があったであろう!


江戸での声望高き時分にもピカピカの”階”
があったであろう。



しかし、、、、



いつも誰かに呼ばれ、もしくは飽きたのか?
途中で降りてきたのか、、


短気に破却を繰り返したのか??・・・・・


人を喜ばす為なのか、自分の優越感を確かめ
るためなのか?




それは分からないが。。。




でも彼の本当の”階”は、功なさず名をのこす
という本人にとっては不満不遇な結果であった
であろうが、でもそれこそが彼の人生の真骨頂
であり、現代の我々にとっては一番高い頑丈な
彼の残した“階”となった。。





私はあのキセルをもった皮肉屋っぽい肖像画が
大好きだ。



だってあんな粋な肖像画の人、他にいない!!

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高松明日香さんからの手紙
先のブログで紹介させていただきました、高松明日香さん
の高松天満屋における夏休み企画【子供絵画教室】ですが、
本日好評のうちに無事終了したとの報告がありました。



この企画を初めて聞いたとき、高松さんには良い勉強にな
るんじゃないか?と感じました。



彼女と彼女の作品について何度か話した中で、“絵が持つ力”
という事がテーマとしてありました。ある種のプリミティブ
な力、そして現代においては様々な情報の渦の中での格闘に
近い感覚・・・・これを本当に再認識するにはと考えた場合、



子供から発信される無限の力を目の当たりにするのは彼女が
闘うテーマとしての絵の力=絵と絵のイメージとの共鳴とい
う部分には最高の刺激になるような気がいたしました。



そして彼女から今回の企画に関しての感想が早速に送られて
きましたので、当サイトをご覧の皆様に紹介したいと思いま
す。




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高松天満屋でのワークショップについて
2011.8.14 高松明日香



この度はこのような機会を頂きまして、
ありがとうございます。


普段の生活の中では小学生と接する機会があまりなく、

不安もありましたが、5階の売り場の方が一致団結して

協力してくださったおかげで、無事ワークショップを

参加者の方と楽しく終えることができました。





それぞれの参加者が自発的にどんどん作品を制作し

ていく様子などを見ていますと、どうして人は大人

になるにつれて絵を描かなくなるのだろうと思うほ

ど、楽しく絵を描いていました。





デパートの売り場という、多くの人が行き交う中

での制作ということで、ある程度の緊張感を持っ

て参加者が作品を制作できたのではないかと感じ
ました。

小学生低学年の参加者が多かったので、必然的に

お母様がお子さんについてくださったおかげで、

普段のその子の様子や、どんな絵を描いているの

かを教えてもらえたことで、初対面ですが一人一

人の的に当てられる(中心ではないにしても)アド

バイスができたのではないかと思います。





今回のワークショップで意外であったところは、

我が子の描く絵について不安に思う事や、どの

ようなところで絵を習わせたらいいのか、など

お母様から子どもに対しての美術教育に意見を

求められる事が多々あったことです。





美術を含め芸術というものはどこにも正解のない

分野です。ですから余計にお母様はこのような

質問を誰にしたらいいのか分からない様でした。

たくさんの作品を子どもにみせ、いろいろなこと

感じて、親子で言葉を交わすことが、まずは教育

としていいのではないかと伝えました。

ワークショップを通じて幅広い世代の方とお話し

できたことは、いつもの売り場の雰囲気ではあま

りないことなので、これをきっかけに美術に関心

を持つ方が少しずつでも増えていく事を願ってい
ます。




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高松明日香

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直近のご報告!お盆~月末
BAMI galleryは明日13日から18日までお盆休みです。


お盆中とそれ以降の直近での作家の活動予定・展覧会情報
をここで少しご報告させていただきます。


お盆明けは19日と22日~24日まで
COMBINE selection展を開催し、29日からは、、、

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【BAMI gallery 関連】



植田崇裕 Video Art 【テリトリーの変化と浸食】を
開催いたします。

2011.08.29 (mon) - 2011.09.20 (tue)
gallery close 9/4・10・11・17・18
open 11:00~18:00

植田崇裕 Video Art 【テリトリーの変化と浸食】










BAMI galleryにとって初めてとなるVideo artの展覧です。



プロジェクターより出力しスクリーンに投影する映像とアナログブラウン管
より映し出す映像と、二つの映像作品を展覧する予定です。








私が彼の作品と初めてあったのは今年の2月、京都市美術館で
開催されていた嵯峨芸術大学の卒業展でした。


映像系の学科の学生作品を展示する部屋で、彼の作品は一際
目だっていた?というか存在感を発揮していました。


即時興味を持ち後日ギャラリーで会うことを計画して、それから
約半年間、彼とは数度に亘り色々な話をしてきました。


彼と出会った頃、日本は現在の状況ではありませんでした。
つまり東北における震災及び原子力発電の問題ですが、
しかし、最初に彼が見せてくれた作品ポートフォリオと彼が
説明してくれた作品のコンセプトは今の状況に対する示唆?
と思えるほど内容が酷似していました。


現在の状況から遡って思いついた訳ではなく、何かこの若者
は体感している・・・というのか、、時代のうねりの僅かな音を
聞き分けていたのか?


そんな不思議な感覚を覚えたのでした。。。。。


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「細胞は色んな場面、シーンで絶えず破壊、再生を繰り返して行く。
そして今回スライムを使い細胞が破壊されていくところを表現した。
スライムをぶつけられるがパフォーマーはそれを気にせず日常生活を
していく。それは自分の気づいていないところで細胞は破壊されてい
るからである。」

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こうご期待ください!




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【瀬戸内GOMBESSA関連】


現在COMBINEではゴンベッサ(gombessa)というプログラム
をこの春から展開しておりますが、その素材は京都はもちろんで
すが、特派員の青野の元・高松を中心としても着々参集して
おります。



言わば----瀬戸内ゴンベッサ----です。



先般も当ブログでも紹介させていただきました”高松明日香”さん

高松天満屋5階アートギャラリー solo exhibiton 【フロンティア】
2011-6/8~28




彼女はこのお盆休みの初日にあたる
明日13日午後1時~2時半まで高松天満屋5階特設会場
にて夏休み企画として小学生対象の【お絵かき教室】を開催
いたします。

又同時期に彼女と尾道大学の同級生で現在小豆島でAIR
(アーティストレジデンス)でがんばっている佐藤氏が成果発表展
を明日13日から開始するのですが、佐藤氏の発案で計画する
企画『かまの美術館』(かまの は蒲野 で地名)にも作品を一点
展示する予定になっております。




脈 シカ P40号 アクリル キャンバス


佐藤氏の成果発表及び企画『かまの美術館』
夏休みで小豆島に行かれる機会がある方は是非
ご覧ください。



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【小橋順明】

7月18日のブログ・田村博文さんの
STONE+SABI @CONVEX岡山で

少しだけ紹介させていただきました彼、小橋順明くん

現在備前焼の作家として活動し、並行してインスタレーション
アーティストとしてもその活動領域を広げている期待の瀬戸内
GOMBESSAですが、、、、、、、



その彼が、、なんと今回、別府で開催される



BEPPU ART AWARD 2011の二次審査に進出いたしました。
約300名近い応募の中から8名のファイナリストへ!!!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ アワード詳細クリック!!

http://www.beppuproject.com/project/beppuartaward.html

そして二次審査は8月20日(土)に開催されるのですが
プレゼンテーションの模様を【USTREAM】にて中継されます。


BEPPU ART AWARD 2011 二次審査
日時:8月20日(土)11:00 - 18:00
場所:platform02(別府市元町6-21)


是非皆さまご視聴ください!


そして応援してやってください!


がんばれ小橋くん!!!




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9月以降の予定もありますが、、、、、
それはお盆明けに順次報告させていただきます!!

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