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高松明日香さんからの手紙
先のブログで紹介させていただきました、高松明日香さん
の高松天満屋における夏休み企画【子供絵画教室】ですが、
本日好評のうちに無事終了したとの報告がありました。



この企画を初めて聞いたとき、高松さんには良い勉強にな
るんじゃないか?と感じました。



彼女と彼女の作品について何度か話した中で、“絵が持つ力”
という事がテーマとしてありました。ある種のプリミティブ
な力、そして現代においては様々な情報の渦の中での格闘に
近い感覚・・・・これを本当に再認識するにはと考えた場合、



子供から発信される無限の力を目の当たりにするのは彼女が
闘うテーマとしての絵の力=絵と絵のイメージとの共鳴とい
う部分には最高の刺激になるような気がいたしました。



そして彼女から今回の企画に関しての感想が早速に送られて
きましたので、当サイトをご覧の皆様に紹介したいと思いま
す。




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高松天満屋でのワークショップについて
2011.8.14 高松明日香



この度はこのような機会を頂きまして、
ありがとうございます。


普段の生活の中では小学生と接する機会があまりなく、

不安もありましたが、5階の売り場の方が一致団結して

協力してくださったおかげで、無事ワークショップを

参加者の方と楽しく終えることができました。





それぞれの参加者が自発的にどんどん作品を制作し

ていく様子などを見ていますと、どうして人は大人

になるにつれて絵を描かなくなるのだろうと思うほ

ど、楽しく絵を描いていました。





デパートの売り場という、多くの人が行き交う中

での制作ということで、ある程度の緊張感を持っ

て参加者が作品を制作できたのではないかと感じ
ました。

小学生低学年の参加者が多かったので、必然的に

お母様がお子さんについてくださったおかげで、

普段のその子の様子や、どんな絵を描いているの

かを教えてもらえたことで、初対面ですが一人一

人の的に当てられる(中心ではないにしても)アド

バイスができたのではないかと思います。





今回のワークショップで意外であったところは、

我が子の描く絵について不安に思う事や、どの

ようなところで絵を習わせたらいいのか、など

お母様から子どもに対しての美術教育に意見を

求められる事が多々あったことです。





美術を含め芸術というものはどこにも正解のない

分野です。ですから余計にお母様はこのような

質問を誰にしたらいいのか分からない様でした。

たくさんの作品を子どもにみせ、いろいろなこと

感じて、親子で言葉を交わすことが、まずは教育

としていいのではないかと伝えました。

ワークショップを通じて幅広い世代の方とお話し

できたことは、いつもの売り場の雰囲気ではあま

りないことなので、これをきっかけに美術に関心

を持つ方が少しずつでも増えていく事を願ってい
ます。




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高松明日香

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