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うちの子 ~しろちゃん・その1~
クウちゃんからストップしていた‘うちの子’シリーズ


今日は久しぶりに続きを書きたいと思います!

(※毎度毎度ですが長文と動物(特に今回は爬虫類)が苦手な方はご遠慮ください…)



以前にも書きましたが、うちには沢山の動物が暮らしています。


近所の子供達に開放してあげたいなぁと本気で考えたりしている程です…




前回はうちの看板息子のカメレオン「クウちゃん」を紹介いたしました。


今回はそんなクウちゃんの弟的存在の

「しろちゃん」を紹介いたします。












さぁ…




そろそろしろちゃんの画像を載せますよ…





本当に載せますよ…





今回の子は人によっては拒絶反応を示してしまうかもしれません…





すこしグロテスクかもしれません…





覚悟してください…





































どーーーーーーん!










〔顔アップ(頭のキラキラは水滴です)〕




さぁ…



どうですか?






きっと


「なんや?全然普通やん。平気平気!」





「うっわ!キモ!むりむりむり!」


のどちらかだと思いますが…






稀に…


ごく稀に




「あ…可愛いかも…」




なんて人がいるかも…









では!

いよいよ紹介といきます★




〔水を飲むしろちゃん〕




この子は‘しろちゃん’といいます。

簡単にいうと守宮(ヤモリ)です。


そう

あの家の壁に張り付いている彼らです。


しかし、しろちゃんはそんじょそこらのヤモリとは違います!


なんたって王族です。


そして世界一です…





正式な種類はツギオミカドヤモリ(和名)。


尾が継ぎ足したように見えることがその名の由来です。


英名はNew Caledonian giant geckoです。


ちなみに学名はRhacodactylus ciliatus。


故郷はニューカレドニアですが、しろちゃんもクウちゃん同様日本国内で生まれた子です(CB)




体長は大人で全長40cm程度…



て…



そうです…



40cmです…



なんとこのツギオミカドヤモリ、世界一大きなヤモリなんです。


日本の民家の壁に見られるニホンヤモリで大体10cm程度。


ですから約4倍です…



想像してみてください…



40cmの巨大なヤモリが民家の壁に貼り付いていたら…



小学校の頃に男子のチャンバラの供になっていた、あの30cm定規よりもまだでかいんです…




それはまさに驚異です。






次に、

気付いている方もいらっしゃると思いますが、名前の中にミカド(帝)がつきます。

これは、ヤモリ科の中のミカドヤモリ属という集団を表しています。


…そうです。


この子はヤモリの王族なんです。


しかもそのミカドヤモリ属の中で…

いや!

全ヤモリの中で最大種!


それはまさに王族の中の王!


そうです!王様なんです!!












…少し興奮してしまいましたが、

とにかく簡単に言うと‘しろちゃん’は馬鹿でかいヤモリです。



その見た目からか、現地では‘悪魔の使い’と言われたりしていますが、大人しくてとても愛嬌がある子です。






今回はこのくらいにして、次回はしろちゃんとの暮らしを紹介したいと思います。




よかったら最後までお付き合いください。


つづく…



























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「病は気から」
実は最近1週間ほど病気をしてました。

遠出から帰ってきて…


そのままバッタン。


久しぶりに風邪をひいたなぁ…と思い2日程寝ていました。

制作をしないといけないので長く床につくわけにはいけません!

無事熱も下がり、ようやく制作再開!


しかし…


あれ…


頭が痛い…


熱が再び上昇!


なんだこれは!と思い再度寝込みました。

風邪のひきはじめから病院には2回程行っていたのですが、このままでは一向に制作できない…


仕方なく再度病院へ…


病院内を内科→耳鼻咽喉科と回され判明した病名。



その名を     「蓄膿症」



でました!私の最近の悩みの種!

近頃風邪をひくとセットで襲ってくる病気です。

頭がグワングワンして、微熱が続く…



苦手な病気です。



ガッて熱が出てサッと治る病気はいいんですけど、

これはジワジワだらだら治らない病気なので嫌いです。


薬を飲んで、ゆっくり寝てようやく治りました。


最近忙しかったので疲れが祟ったのかなぁと思っています。




それにしても 



「病は気から」



本当にその通りだと思います。




以前日記で書きましたが、私には病気に関しての伝説があります。



その名も   「病は気から伝説」



事の発端は大学4回生…


以前日記で書いた130号の制作の後、搬入のトラックを見送った私は、その日の帰りの電車内で高熱を出しました。

張り詰めていた緊張が緩んだ事による発熱です。


まさに「病は気から」




その一年後、次に私はアクリル大賞展に出品する作品を制作していました。

締め切りまであと少し…!

必死のラストスパートによりなんとか間に合いました!


そしていよいよ搬入。

搬入のトラックを見送った後、私は再度身体に異変を感じました…


「この妙なだるさは…なんか前も経験したことがあるような…」


そして…

見事に倒れました…

また高熱です。


しかも今度は全身にぶつぶつが…!!!




この頃からいい加減気付きだしました。

自分の身体がいかに単純か…

自分自身でも呆れるほど、本当にわかりやすい身体だと思います。


それ以来、搬入の後には必ずといっていいほど体調を崩します…




ということで…


年末の個展搬入の後…




ビックウェーブが来そうな予感が…








ちなみに


アクリル大賞展搬入の後、布団の中で熱とぶつぶつに苦しめられていると

突然電話が鳴りました。



「釜さんですか?」


「あ…はい…そうですけど…」


「おめでとうございます!アクリル大賞展、優秀賞を受賞されました!」


「ほんまですか…!ありがとうございます…!」


「早速なんですが、授賞式があるので○月○日に来てください。」


「え?そんなすぐにですか?実は…今身体の調子が…」


「ではよろしくお願いします~!」







卒業して初めての授賞式…



卒業して初めての晴れ舞台…





私は全身ぶつぶつで壇上に上がりました…





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虹色龍


<全体像>


現在大きい作品に取り掛かっています。

サイズはM100号です。


F100号のカブトムシは5ヶ月という恐ろしく時間が掛かった作品になってしまったので、今回はもう少し早く描き上げてみようと思っとります!



1ヶ月…


それはさすがに言いすぎかなぁ…


2ヶ月…



…やっぱり3ヶ月!



とにかく時間がある限り制作!


ちょっとの間でも制作!


時間を無駄にしないように!


頑張ります!










<エラとウロコアップ>

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やってしまいました…






あれは8月の半ば、とても暑く寝苦しい夜でした…



私は布団の上でゴロゴロと時間を過ごしていたんです…



冷たい飲み物でも飲もうか…



そう思い、布団から起き上がろうとしたその時!!!



グキッ!



鈍い音とともに右手親指に激痛が走りました…





個展もどんどん近づき、制作のペースも落とせない中で起きてしまった不祥事。


ギブスなんて着けられたら、それこそ制作が出来なくなる!



私は自分に「大丈夫」と言い聞かせ制作を続けました。

しかし…



何日経っても痛みが治まらない…



ついに病院に行く決心をしました。



そして…






右手親指靭帯損傷




かっこ悪いです…

布団の上で一人で勝手に怪我したわけですからね…

病院の先生に説明する時も、すごくかっこ悪かったです…



「完治まで約1ヶ月」


そう聞いたとき、私は必死に自分の置かれている状況を説明しました。
個展が近くて制作を休むなんて出来ませんと…


すると先生は天使のような笑顔で、


「京都は結構そういう方が多いですからね。描きすぎで腱鞘炎になったり。




そう言って特別に、制作に差し障りの無いような固定器具を作ってくれました。



おかげで制作には何一つ影響することなく治療が出来ました。


そして驚異的な治癒力で、半月経った今現在


私の右手はバッチシ完治いたしました!!!





ただ一つ…

忘れることが出来ない事があります。



「京都は結構そういう方が多いですからね。描きすぎで腱鞘炎になったり。


と私に言ってくれた病院の先生。


その後、


「まぁ、布団っていう柔らかいところで起き上がろうとして靭帯を痛めるなんて聞いた事ないですけどねぇ…」








…心の傷は今でも完治しません。

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大きなキャビネット
昔使っていた古い携帯を偶然見つけました。

その携帯に挿入したままになっていたSDカードの中に面白いものがあったので載せたいと思います。





「大きなキャビネット」 F130号

私の作品の欄にも掲載されえているものですが、

この作品は130号という大きさを初めて経験した作品でした。


某公募展に出品したものです。



大学4回生の夏に何かひとつ挑戦してみようと思った私は、急遽この作品に着手することにしました。


搬入までの期限は1ヶ月!


1ヶ月で130号を描き上げるというのはなかなかハードかなと思ったのですが、学生時代は毎日制作できるいい環境だったので思い切ってチャレンジしてみることにしました。


今は作品が作品なんで制作時間がかかりますが、実は結構早描きなんです。



「1ヶ月あればある程度形になるやろ~」


そんな余裕をみせながら130号を地塗りし、準備OK!


さぁ!いよいよ描こう!

と思った矢先…



高熱を出してダウン…



点滴まで飛び出す程の自体になり

なんと2週間大学に行けませんでした!!



半月ぶりに大学に訪れると、

地塗りを完了したまっさらで真っ白な130号という壁が…



「さぁ!描いてくれ!気の済むまで!!」



といわんばかりに ドーーーン!!と待ち構えていました。


公募展への手続きを済ませているので、あと半月で搬入業者が作品を受け取りに来る…

このまま真っ白の状態で渡すなんて、そんな面白い事は私には出来ない…



ここから半月間の死闘が繰り広がられる事となったのです。




前置きが長くなってしまいましたが、

私はこの半月間、毎日帰宅する前に作品を撮影していました。

最近、その画像が古いSDカードから出てたんです。


ですので一挙公開です!よかったら最後まで観てやってください!





1日目



2日目



3日目



4日目



5日目



6日目



7日目



8日目



9日目



10日目



11日目



12日目(完成)



こうして観ると、なんか楽しいですね。


描いてる時は死にかけていましたが…




ちなみにこの作品、なんとか無事搬入に間に合いました。

そしてありがたい事に入選することもできました。

しかし!



搬入の次の日…


また高熱で寝込みました…



この時から

「搬入の後に体調崩す」

という伝説が始まったのです。


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