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瀬戸内国際芸術祭報告no2
前回の続き



瀬戸内国際芸術祭NO2



大岩オスカールの作品跡・・・・




黒く焼けこげた残骸が、、




秋の気配の風の中に静かにあった




この島の中で歴史の一面に
なるんだろうな・・・・と




残念だけど・・それでも




オスカールの名前は




永久にそこに語り継がれて
ゆくのだろうなと思った。。




漆プロジェクトは知り合いの




Sさんが関わっているので




(地元香川の若者作家さん達も頑張ってる)




ご機嫌伺いがてらお邪魔した。。




伝統の工芸は丸亀のうちわ(うちわの骨の家)と





漆の家、、




若い人達が伝統を受け継いで行く姿は




この島の芸術祭にふさわしいと・・




これはホントに応援したい。。




県外からの力でやるのでない・・と言う




意気込みで頑張ってくれよ!!と思う



やらされてるのでなく





自分達でやっているのだと・・





女木島・男木島、、どちちらも




島内を歩いて





空と海と自然そのものを身体一杯感じながら




汗を流して歩いた時間は





今の日本人が忘れかけてる何かを教えてくれる




女木島の山に




これでもかと言うほどの網を張った





”女郎蜘蛛”が




今回の私たちの一番の”壷”でしたけどね・・




あの蜘蛛の巣の造形的な美しさ




陽にすけて光る細い細い糸は




最高に美しかった

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瀬戸内国際芸術祭報告no1
ゆっくりと考えをまとめる時間が
無かったので、、すっかりブログが


疎かになってしまってる・・


反省してます、、



瀬戸内アートNO1です。



瀬戸内国際芸術祭は大成功ですよね


年齢問わず誰もが楽しんでいる様子が



何かすごく嬉しかった




現代アートという枠の中じゃなく




お金をかけた観光でもなく




島のある風景



そこに流れる時間



人の歴史



それら全てが




高松の港を船で出た瞬間から始まる





日常から切り離されていく時間を




青い秋空とおだやかな瀬戸の海と




遠くかすむ緑の島々で自然に体感できる・・




これは思ってもみない効果




出張で来ていたおじさんが




面白いのでもう3日も見て回ってると
言っていた・・




小さな女の子を連れた若いご夫婦とおじいちゃん
おばあちゃんの一団



平日だというのにたった一つの島に




これほどの人を集める力はすごい




そこに展示している作品を




美術館で見たら





これほどまでの感動を覚えるだろうか?





寂れた島の朽ちた家の中に




ひっそりと咲く有田焼の花・・・




鬼ヶ島伝説の暗い洞窟の中に



囚われ人のように空にゆれる人型




全てが絡まり合って




生み出される空間。。

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COMBINEグループ展
エトリさんや釜くん


KAPPAちゃんたちのグループ展


とにかく画廊で現代アートは
初めての事。


その前の週も現代アートだが


もうすでに名前の出ている


村上、奈良、大森さんに町田さん等
の版画中心としたグループ展です。



これも瀬戸内の影響と思うが



デパートとしてやるならもっと早く
からして欲しかったよネ



まぁ、いまさら言っても仕方がないけど



今や全国のそこそこのデパートがやっている
事なので新しい試みという訳ではないのが残念・・



まぁでも、COMBINEの作家さん達は



ほぼ無名に近いので・・



これをさせてもらう事はありがたいです。



中国でのいろんな繋がりもあるし



何とか



一般の人に上山Dが言うように



コンテンポラリーアートの扉を



開けてみたいと思ってもらえれば
嬉しいなと思ってる。



作家さん達それぞれ頑張ってくれている
のだから私だって頑張らないと・・と



思ってます。



今日がグループ展最終日



全力で最後まで



頑張ろう・・・!!

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上海報告1,2,3
すごい間が開いてしまった・・


誠に申し訳なく思っております。。


9月に入り、上海アートフェアも
終わり、気がつくともう10月だよ!!


びっくり・・


忙しい一ヶ月だった


何がって


とにかくいろんな事が



目まぐるしく動く月でしたねぇ



報告1、私はアートフェアに行き、まる一日
    吐くわ、下痢するわ、熱がでるわで
    ホテルで寝ていました・・
    翌日から頑張ったけど釜くんに
    『驚異の回復力ですねぇーー』と誉めて
    もらったくらい丈夫な私

報告2、細かな商談や出来事はどうせ上山Dやら
    ゆきちゃんが書くので省略
    SHコンテンポラリーの方を見に行ったら
    映像やらインスタレーションの数が結構
    でていて(これって売れるの?)日本の
    ギャラリーの数も少なく、日本人作家も
    数少ない、、草間や村上などメジャーな
    ものが多数・・客層も明らかに違う、、、
    上海アートフェアは中国人がメイン、
    コンテンポラリーは外人の数が結構多い・・以上

報告3、昨年より今年、今年よりきっと来年の方が
    もっと活気があるのだろう・・・と思わせる
    空気がここにはある、、
    ここでは私は結構生きる力みたいなものを
    もらえるように思う。。

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迷子
この夏



私はすごく素敵な女性に出会った



少女のような風情なのに



頭のきれる人間的に尊敬できる
(年下なのにそんなものは感じさせない)



女性は



O様以来初めて出会った女性です。。




そのうちご紹介できるかも知れませんが




とりあえず今は”Nさん”という事で・・



人脈のすごさは彼女の人としての魅力と




器の大きさのせいかも・・




全然別の世界の人でもないので



いずれ何らかの時にもう少し
お近づきになりたいと思っている



同じ街に住んでいるよしみで・・なんてね。。




まぁ世の中は広くて優秀な人はいっぱいいる
という事だ



今や20代30代の人がこの日本の中心となって
きているんだろうなぁ・・と




うちの作家さんや周りの状況みていると・・




多様な価値観の中で迷子になってる気もする





月刊誌やアートコレクターはあの一時期やたら




煽りまくったコンテンポラリーの情報なんて
無かったかのように写実作家の大特集




”いいかげんにしろよ!”



って思わず突っ込んだよ




これもあってあれもあるって事ならまだしも




この感じだと




しばらくは写実作家が一番!状態の記事が
続くんだろうね・・・



あのミニアートバブルのよに・・




独自の視点で捉えた筋の通った雑誌は




美術手帳くらい??か・・




まぁ。。





商業主義の雑誌に載った載らないで一喜一憂




している作家さんの気持ちになってみてよ





って事!!

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