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高度なくだらなさ
先般、海外サイトを垂れ流しで紹介している



ものが大好きで、その中でも”くだらない”もの



が大好物であるなどと書いたが、、それがいかなる



ものかの一例を下記にまとめた。



これは一例なのであるが、



何というのか、実は私の夢として



生涯笑っていたいという願望がある。



ただしこれは一般通念としての




朗らかなとか、快活なとか、愉快とか、、、




そういった平和な道徳観に適うような質のもの
ではなく・・・



自分一人の感覚に浸れるようなもので、もっと
感覚的な整合で言えば、そういう自己を満足
させるに足るものを見つけたいという方が言葉
としても近似しているように感じる。。




まぁ他人が客観的にみれば少しジメジメした
陰湿な雰囲気は否めないが・・・




正直、私は皆で大笑いというのはあまり好きではない。
大抵どこか醒めた自分がいて、そういう時には愛想笑い
になっている自分がいる。そういったことが大嫌いなの
と、そういう状況下での笑いは、正直つまらないものの
方が多い。




だいたい皆が笑うというものが、本当におかしなもの
なのかどうか疑問だし、なにか同じ事で笑うという
ことに違和感を感じるのである。



正直、小さい時分から、他人と笑いのポイントが少し
違うのではないか?と少々悩んだこともあり、今もって
スタッフブログにたまに出てくる傍若無人な私の姿の
部分がこの協調性の欠落を物語っていることをあえて
否定する事はない。




もっと言えば笑いというものに対する考え方で
他人との距離を測っている自分がいることは明確に
自覚しており、あまりにも笑いの程度が低い場合は
とてつもない虚無感と無為な空間支配に虚脱する。



唐突であるが、、、




私がこの仕事をしていて、作家や作品を選別する
際、何が大きな基軸になるか?といえば・・・




実は、この笑いの要素というのがかなり大きい。




ここであえて断っておきたいが、、、




笑いといっても大きく分けて2種類存在する。




”笑わす”のと”笑われる”のとである。



これは結果として笑いという状況を生み出すことに
おいては同様のように見えるが、本質は大きく違う。




あえて言いたいが、今のお笑いの世界で
本当に笑わしているものが何人いるのか?
私が見る限り大半は笑われているようにしか
見えない。。




笑わすという行為は、人間のみに与えられた高度な
コミュニケーション能力であり、ここを精度高く
制御しているものを私は指しているのである。




笑いとは基本的には”差別行為”であることは
間違いない。必ず笑いの発生には対象とそれを
言葉や形態などという視覚聴覚を駆使し説明する
側とのギャップが存在し上下の関係があって初めて
成立する。



その難しい関係性を無視し、端から自分が下卑た
位置に立つことによって生み出す”笑われる”という
行為は、言葉は悪いが畜生でもできる程度の低いもの
であり、人間が持たされた高度なコミュニケーション
能力とは雲泥の差があることは明白である。




現代美術と呼ばれるものにおいて、もっとも重要な
ものとは?と聞かれれば



私は迷うことなく、この笑いの論理を上げる。



人を笑わすと言うことに含まれる要素とは、人に対して
自分の着眼を納得させ、その着眼より以上のイメージの
ふくらみをもってもらう、、という事であり、この事を
創出するためには、現状においてかなりシビアーな
観察眼とそれに対するクリエーティブな発想がなけ
れば人を笑わすという要素は完結しない。



社会がここまで成熟しシステム化された世の中において
知識外の未知なる領域での見解を示すという事は、実は
冗漫な感覚からではなにも生まれない。


成熟した社会において情報やそこから来る知識が平板化
された空間で断層を築くようなダイナミックな感覚の
トランスレートを生み出すためには、高度な笑いのテ
クニックが必要であり、常に差別的かつ冷徹な現実を
見定める必要がある。

その必要性をもってして初めて自身にとってまったく
見ず知らずの大多数の人間の賛否を生み出すことが
可能なのではないか?と考える。



もう古典的な笑いになったが、、



私が中学一年時分、ビートたけしというお笑い芸人が
登場し、



「赤信号みんなで渡れば怖くない」という



アナーキーな感覚を連発していた。



今この言葉を聞いて笑う人は少ないかもしれないが
当時、私としては実に衝撃的な言葉として受け入れた
のを覚えている。世間も大笑いしていた。。。。



この感覚がそれまでは無かったのである。
だから世間では急ぎブラックユーモアなどと
いうカテゴライズをしたのであるが、私としては
ここに先述した大事な要素があるのではないか?
と今もって堅持している。



この短い文章を分解すれば、かなり多くのこと
が学べる。




赤信号は渡ってはいけないという常識に対する
反逆。これは法治国家というなんの疑問も持たず
に過ごす日常にとって、ある程度の人間がそれに
逆らう行為をすることにより、一瞬にして崩壊
するということと、頑健な法秩序というものが
実はさほど頑健ではないという現実、なによりも
誰がそれをそのように決めたのだろうか?などと
いう根幹を考えさせられるところまで行き着く
危うさを感じさせてくれる。



赤信号を無視する社会・・



この極端な仮定こそが、実は現実社会を如実に
映し出す実験行為にも繋がり、あえて非常識
という部分に本来の本質があるのではないか?
という何の抑揚も持たない平滑な、もしくは
息苦しい閉塞感漂う空間からの突破を促す発
掘行為になるのではないだろうか?



また、赤信号という絶対を肯定している社会背景とは、
実は車社会、文明社会が中心である社会を映しており、
生身の人間がどの位置に存在して社会生活を送ってい
るのか?という、、、


人間が生み出した社会情景に対する人間の位置付け
に対するアンチテーゼとしての捉え方を促すような
部分も感じられる。この常識という頑健な差別階級
を瞬時に移動させる直感的な行為こそが、高度な
笑いの源泉であり、それを提示するためには、現実
社会を直視し、かなり正確に把握しなければならない。


この


「赤信号みんなで渡れば怖くない」


という短いセンテンス


には、かなり高度な笑いの要素と社会情景を描写した
現代美術的要素が内包されていることに気づかされる。



後年にいたる現在、彼が世界的な映画監督になるに
至る背景がすでに当時から存在していた証左である。



現代美術が担わされている最大の要件



人間社会を見る観察眼と、その中で常識に縛られている
箇所への着眼、そしてそれを一気に瓦解させる発想、、
これがなにより大事であり、それら論理構築と人間の笑
いを生み出す仕組みは近似ではなく同一であるという
ことを私は常々感じているのであった。。






少し前置きが長くなったが、、、



ここでくだらないものを




列記したい。。



まぁ、くだらないと感じるか否か?




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右利きの人は左利きの人より平均して9年長く生きる。


ディープキスをしている間に口同士で4万の寄生虫と
250種類のバクテリアが交換される。


あまりに激しいくしゃみをすると肋骨が折れる。
さらに激しいくしゃみをすると、頭や首の血管が破れ
て死ぬことがある。


ブルース・リーの動きはあまりに早すぎたのでフィル
ムの再生速度を遅くする必要があった。


目を開けながらくしゃみをすることはできない。


脳はテレビを見ている時よりも寝ている時の方が活発に
動いている。


マルボロの最初のオーナーは肺がんで死んだ。


世界でもっとも若くして子供を生んだ親の年齢は8歳と
9歳だった。1910年の中国での話。


電話を発明したベルさんは生涯、彼の奥さんと母親
に電話をかけることはなかった。なぜなら2人とも
耳が聞こえなかったから。


アメリカにいる英語を喋る人と中国にいる英語を喋る
人の人数を比べると、中国にいる英語を喋る人の方が
多い。


男性は女性よりも小さい字が読める。しかし女性は男性
より小さい音を聞くことができる。


自分で呼吸を止めて自殺することはできない。


豚は空を見上げることができない。


かたつむりは3日間寝ることができる。


象はジャンプできない唯一の動物だ。


マクドナルドの利益の4割はハッピーセットが稼いでいる。


人間は平均して毎朝3回目覚ましを止めている。


卵が先かひよこが先か。創世記によると「卵が先」だ
そうです。


モナリザには眉毛がない。


ヨーヨーはかつてフィリピンで武器として利用されてい
た。


女性は男性の二倍、まばたきをする回数が多い。


「賢い」人間の髪の毛には平均以上の亜鉛と銅が含まれ
ている。


聖書の中で唯一言及されていない家畜は猫。


左手はタイピングの56%に利用されている。


ゴキブリは頭なしでも10日間生き延びられます。


青色は8割のアメリカ人が好む色。


爪の成長スピードは親指が一番遅い。一番早いのは中指。


ワシントンDCには人間よりも電話の数の方が多い。


平均的な4歳児は、毎日400個以上の質問をしている。


月が真上にある時は、体重が軽くなっている。


Websterという辞書の1996年版には315のミススペルがあった。


人間は平均して毎日6回トイレに行く。


人間が生涯一度も髪を切らなければ、髪の毛の長さは10
メートルになる。


ヘッドホンを1時間着けていると、耳の中にあるバクテリア
の数は700倍になる。


コカコーラはもともとは緑色だった。


世界でもっとも多い名前はムハンマド。



111,111,111 x 111,111,111 = 12,345,678,987,654,321


全てのホッキョクグマは左利き。


航空会社の「American Airlines」は1987年、ファースト
クラスで提供していたサラダのオリーブを1つ削減し、
4万ドル(500万円ほど)の経費を浮かせた。


電気椅子は歯医者によって発明された。


ライターはマッチよりも前に発明された。


耳と鼻は成長をやめない。


人間は一生で6万リットルの水を飲む。


毎日50本から100本の髪の毛が生え変わる。


くしゃみの速度は時速160キロ。咳は時速100キロ。


爪が根元から先まで伸びきるまで6ヶ月かかる。


人間の体内に張り巡らされた神経の長さは72キロメートル。
その中を走る電気信号の速度は時速400キロ。


まばたきする回数は1分に25回。1年では600万回以上。


70歳までに人間の心臓は25億回鼓動し、1.8億リットルの
血液を輸送する。


平均的な人間の体に備わっているもの。
犬についた蚤を全部殺せるほどの硫黄。
鉛筆900本分の炭素。石鹸7本分の油。
マッチ棒の頭200個分のリン。


人間の体にいる微生物は体重の1割を占める
(水分を除いた体重)。


毎秒1千万の細胞が生まれ変わっている。


肌は毎月新しくなり、骨は3ヶ月に1回新しくなる。


人間は人生の1/3を寝て過ごしている。
生涯になおすと20年間も!




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さて、、いかがでしたでしょうか?




なにかにお気づきなりましたか?





実は現在の現代美術のコンセプト中に見受けられるような
源泉があることに気づきませんでしたしょうか??

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webの状況報告
先日12月8日がCOMBINE&BAMIgalleryのス
タートということで御礼を申し上げましたが、
当Webサイトにおきましても、この12月中旬が
スタートということで、こちらの方も満一年
経ちました。



ごらん頂いている皆様方の日常において
如何ほどの意味をなしているのか?どれほど
の興味にお応えできているのか?実に頼りない
実感しかないのですが、おかげさまで毎月
皆様方のご奇特なお心と各作家の方々のブログ
に対するご協力により、少しずつ伸びて
いるようで、スタッフ一同、誠に感謝して
おります。



今後も分に違うような大言壮語なく実直に
活動の有り様を、ごらん頂いている皆様方に
ご報告させていただきたいと思っております。



そこで今回はWEBの状況の一部をご報告
させていただきます。



この件に関しての報告を行う事は関係者に
おいても賛否分かれる所ではあるのですが、
私としては、その結果がどのような見方や
評価を持たれたとしても、現実的な状況を
正確にお伝えした方が、様々ご協力や関係
いただいている方々に対して誠実ではない
のか?と思う次第であり、今回報告させて
いただこうと思いました。




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以下2009年1月~11月までの
月間訪問者数&一日平均人数の報告となります。



2009年1月 Visits 2,431人  (一日平均78人)

2009年2月 Visits 3,011人  (一日平均107人)

2009年3月 Visits 4,530人  (一日平均146人)

2009年4月 Visits 6,260人  (一日平均208人)

2009年5月 Visits 10,063人  (一日平均324人)

2009年6月 Visits 12,524人  (一日平均417人)

2009年7月 Visits 13,642人  (一日平均440人)

2009年8月 Visits 13,639人  (一日平均439人)

2009年9月 Visits 13,333人  (一日平均444人)

2009年10月 Visits 16,241人  (一日平均523人)

2009年11月 Visits 16,190人  (一日平均539人)



計     Visits 111,846人




※昨年の12月中旬にホームページをスタートさ
せているので本来は2008年の12月カウントもあ
るはずなのですが、データーを取り忘れたため
下記項目には入っていません。

ただ、記憶として確か400~500程度が月間数だ
ったと覚えております。。。


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この数字がweb上の相対的な位置付けとしてどの
ようなものなのかは皆目見当もつきませんが、この
一年インターネットというツールを通じ様々な方の
コンタクトがあったことは事実です。




先日も、大手流通企業の本社・戦略MD室の
バイヤー様がネットにて情報を掴んでいた
だき、わざわざお越し頂いたのには、本当に
恐縮いたしました。




実際なかなか即時、具体的なところまで行き着く
ことは少ないのですがそれでも興味を持って接触
して下さる方々には誠に感謝しております。




又、先般の上海渡航以降、海外からのメールも
ほんの僅かではありますが受信するようになって
きました。こちらもまだまだ細い細い糸ではあり
ますが、大事に大事に寄り合わせていきたいと
考えております。




来年に向け、具体的活動の更なる進捗はもちろん
ですが、その活動をサポートするWEBページの
デザインも基本コンテンツはそのままにて大幅に
変わり強化する予定です。




今以上に楽しんでいただけるよう、体感型の
ページに進化する予定ですので、、、、、、、




こうご期待ください。

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来年の計画
BAMI galleryは
来年のプログラムとして以下を予定しており
ます。まだ詳細が決まっていないものもあり
ますが、決定次第随時ご報告させていただき
ます。




2010年1月28日~2010年2月25日
Kappachicken 「不器用な色たち」
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=5"



2010年3月4日~2010年3月31日
エトリケンジ solo exhibition
http://www13.plala.or.jp/etorikenji/

タイトル・サブタイトル未定
NEWS配信予定2010年1月末




2010年4月2日~2010年5月10日
奥野正人 solo exhibition
http://combine-art.com/html/artist/ar_profile.php?id=4

タイトル・サブタイトル未定
NEWS配信予定2010年2月初旬





2010年5月13日~2010年6月10日
山本幸夫 solo exhibition
http://combine-art.com/html/blog/yamamoto/blog.php

タイトル・サブタイトル未定
NEWS配信予定2010年3月末





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6月中旬以降の計画。
現在詳細及び日程調整中



2010年6月中旬~7月中旬  松本央 solo exhibition
http://matsumoto2008.seesaa.net/



2010年7月中旬~8月中旬  阿部瑞樹 solo exhibition
http://combine-art.com/html/artist/ar_profile.php?id=18



2010年8月中旬~9月中旬  中井幸子 solo exhibition
http://sachi0406.blog35.fc2.com/


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2010年12月 釜匠 solo exhibition

http://combine-art.com/html/artist/ar_profile.php?id=13




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COMBINE officeに関しましては、上記プログラムの
実施及び国内での作家の活動計画と並行いたしまして
本年決行いたしました上海アートフェア出展を足がか
かりとした現地法人との具体的パートナーシップを結
ぶ計画を打ち立てております。



上海アートフェア閉幕以降、現在エージェントのF氏
にご尽力いただき、数回に渡り現地調査と調整を行っ
ていただいており次年度には某かの具体的方向性がご
報告できるかと思います。



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以上大幅な変更があるやもしれませんが、現時点で
の計画をご報告させていただきます。




COMBINE
Program director 上山潤

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人は何にお金を払うか?
正直、私はあまり?いやほとんど芸術系のサイトを
見ることはない。



大半グーグルのアラートで来る情報に目を通すだけで
こちらからギャラリーやその他関係のサイトを見に
いくなどという事はしていない。



なにか気づいた時には検索して調べたりするが
それ以外に見ることはほとんどといってない。



特別理由はないが、ただなんとなく毎日がそうだ。。



しかし、情報を大量に流し込んでくるサイト、これは
一日何回もチェックしている。とくに海外のサイトの
情報を日本語で紹介しているものを現在は3つほど
かなりの頻度で欠かさずチェックしている。



これは実に面白いし、私の“大好物”である
実にくだらないものがふんだんに取り扱われている。。



所謂、ヘッドラインニュース的なものなのだが、その量の
豊富さと簡潔さ、そして動画や画像による分かりやすい
紹介が実に楽しい。


まぁ、逆に言えばある一定の編集枠組みはあるかもしれな
いが基本的には垂れ流し的であり奥行きはない。



が、、、そのスピードの速さ多角度、客観性にひかれとに
かく毎日チェックしている。



先日もいつものように何気なくチェックしていたとき
面白い記事に目がとまった。



「The 5 Things People Really Buy」



人は何に価値を感じてお金を払うか?

もしくは・・

人は何にお金を払うか?



うーん、、ある意味基本的な事ではあるが
仕事・商売をしていると、案外この基本的な
ことをあえて立ち止まって深く考えることは
ない。


なんとなく誰か(先人)が組み立ててくれた
仕組みに乗っかり毎日が惰性のように過ぎている
現実があり・・本来、自らもって一から何かをし
ようと思うとき、実はこの辺りの考察というのか
原則をまず理解し、己のやろうとしていることと、
この原則を照らし合わせないといけない筈だ。。



それ故に“ハタと”気づいたというのか?
確かに人は何に対してお金を払う動機を持つのか?



この短い文章を目にしたとき、、、
実際良く分かっていない自分に気づかされた・・




The 5 Things



5つにその原則をまとめている・・・

たった5つである・・




以下がその内容である。



人は何にお金を払うか?

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•もっとお金を稼がせてくれるものにお金を払う。

•時間の節約になるものにお金を払う。

•いやなこと、やりたくないことを避けるためにお金を払う。

•お金の節約になることにお金を払う。

•自分に対して良い気分になるためにお金を払う。


-----------------------------------------------------



乱暴なまとめ方のような気もするが
何かを例にとって考えても確かにこの5つの中に
必ず当てはまるような気がする・・・


特に芸術というものを商品に変換した場合、実は
3つも該当するものがあるのではないか?と気づく。



•もっとお金を稼がせてくれるものにお金を払う。

•お金の節約になることにお金を払う。

•自分に対して良い気分になるためにお金を払う。



一般的には最後の良い気分になるためというのが
理解しやすいのかもしれない。普通に芸術品を
売るという日常性を考えれば、購入者の心の琴線
を弾くということで売買成立の初動は成り立つ。



しかし、芸術品の売買はそれだけにとどまらない。
ある意味世間、市場をリードする行動から考えれば、
確かに心の琴線を弾くその堆積が多ければ多いほど
市場性というもが形成されるのであるが、実際は
度肝をぬくような価格形成をプロモーションして
外郭を作り上げているような側面が現実のような
きがする。


虚飾な部分かもしれないが・・・



これが昨今市場の中心をなすファンドなどのファン
ダメンタルのような気がするのと同時に、間違いなく
複雑化する金融的な商品化が加速している・・




ある種価値の錯綜が多少あるような・・




そう考えた場合、実は


•もっとお金を稼がせてくれるものにお金を払う。

•お金の節約になることにお金を払う。




この部分、これがかなりの強度でマインドに作用する
ものが市場性をリードしているのは間違いなく、



それが何かと考えた場合、間違いなくオークション
であることに気づかされる。



単純な原則論ではあるが

•もっとお金を稼がせてくれるものにお金を払う。



オークションで購入するということには、その時の
価格感の整合性というものが確実に存在する。その
モチベーションの基軸となるのは、今後の伸長率から
考えての原価という見方が正しい。そうなると確かに
もっと稼がせてくれるものという見方の妥当性が生ま
れる。


また、もっと深く考えれば、

•お金の節約になることにお金を払う。



今買うという事は後の高騰、、、、から推し量れば間違い
なく安い買い物という判断になりこれも原則論に適う
“節約”という事に合致する。。



まぁ・・昨今騒がれている


インフレマインドの創出であることは間違いない。。
デフレではこの仕組みはまずもって組み立てられない・・し、、


市場に余剰・過剰な資金が生み出されないと
話にはならない。。


この辺りのマインドとこの原則論はガッチリと整合する。
これらを創出する仕組みというものがいかなるものか?



これがある意味大事であることは分かる・・
当然そういうマインドに適う“銘柄”になり得ないと
この話は全く持って空理空論となり現実味をもたなく
なる。



しかし、逆に言えばこの原則論に適う“銘柄”を必ず
作り出さなくてはいけないということも表裏として
存在する。



その狭間に存在するためには・・・


私はそれなりの条件が存在すると思う。



それを国内で平明に披露した人間こそ・・・
まぁあえて言うまでも無いことだが・・



しかし、


本当にこの5つが


人は何にお金を払うか?


と言うことの論理を完結させるに足るのか?
と考えた場合、、、



私は


芸術品に?(限ったことではないと想像するが・・)
関しては


もう一つあるような気がしてならない。。



決してその行為そのものが市場性を形成するに
は至らないが、その行為があってこそ全てが始まり
成り立つのではないかなぁ?と・・・・




一人考え込んだ。。

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御礼申し上げます。








ニイタカヤマノボレヒトフタマルハチ


トラトラトラ


を掛け声に


昨年の今日2008年12月8日
COMBINEとBAMI galleryは


始動いたしました。


そして本日1周年を迎えるにいたりました。
これもひとえに皆々様のお陰と深く感謝して
おります。


この機会に、スタッフ一同心を新たにして、
今まで以上に一生懸命努力する覚悟でござい
ますので、何卒、倍旧のご支援ご指導を賜り
たく、ひとえにお願い申し上げます。




2009年12月8日 

COMBINE 
Program director 上山潤




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