1987年
 富山県出身

2004年
 富山県青少年美術展 入選

2005年
 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース 入学

2007年
 京都造形芸術大学日本画研究室選抜新人作家展「画心展」VOL .4 出品
 NICOLE MINI DESIGN CAR ART CONTEST入賞

2008年
 臥龍桜日本画大賞展 入選
 京都造形芸術大学アートオークション「A-CTION」 出品

2009年
 京都造形芸術大学卒業制作展(京都市美術館)
 四人展~もう一つの卒展~(Gallery Maronie/京都)
 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース 卒業
 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻 入学
 京都造形芸術大学大学院日本画~山田クラスゼミ展~(河原町画廊 / 京都)
 DO YOU KYOTO?アートオークション 出品(京都高島屋)
 京都造形芸術大学大学院修士課程芸術表現特論 課題制作展
 「そんざいかん」(ARTZONE / 京都)
 京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 日本画 作品展(室町アートコート / 京都)
 NICOLE BMW DESIGN CAR ART CONTEST 最優秀賞 受賞
 京都造形芸術大学日本画研究室選抜新人作家展「画心展」VOL .6 出品
 東京コンテンポラリーアートフェア2009 出品(東美アートフォーラム / 東京)

2010年
 EXHIBITION「0+SM+3GO」 出品(ギャラリー・ショアウッド / 東京)
 阿部瑞樹展「くるまという視点」(ギャラリー・ショアウッド / 東京)
 京都造形芸術大学大学院日本画 ~山田ゼミ展~(河原町画廊 / 京都)
 京都アートフェア2010(みやこめっせ / 京都)
 SPURT展(京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ)
 暮らしを楽しむ ~アートの彩展~(新宿伊勢丹 / 東京)
 +PLUS Tokyo Contemporary Art Fair 出品(東美アートフォーラム / 東京)
 個展「from the car」(BAMI gallery / 京都)
  第14回上海アートフェアー 出品
 「コンテンポラリーアートの扉」(高松天満屋美術画廊 / 香川)
 「夢創展」(富山大和 / 富山)
 「ZOU」京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 日本画 作品展(室町アートコート/京都)

2011年
 個展「from the car」(高松天満屋アートギャラリー / 香川)
 京都日本画新展(美術館「えき」KYOTO)
 京都造形芸術大学大学院修了制作展「the HOME」
 京都造形芸術大学大学院修了制作展「the HOME」 EMERGING賞受賞
 京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 修士課程修了
 日本画ZERO【関西圏】(Hidari Zingaro / 東京)

現代社会に於いて工業製品の存在はなくてはならないものとなっている。

産業革命以降、人類は目覚しい発展をとげてきた。
時代の流れの中で、工業製品は当時の最新技術や思想などに左右されながらデザインされ、洗練されてくると同時に、人々は物理的価値だけではなく、情報価値も求めるようになってきた。それにより工業製品と我々人間との付き合い方に徐々に変化が生じているのである。

数ある工業製品の中の代表的な物に自動車がある。
これまで自動車を主なモチーフとして作品を制作してきたが、自動車というものは数ある工業製品の中でも特に物理的価値と情報価値のバランスがとれているものであると考えられる。

科学やデザインの発達と共に、自動車が一般の市民にも手に入れることができるようになるにつれて、自分の愛車を日々の生活の中で相棒やペットや家族等のように親密に接する人々が現れてきた。
また、自動車の各部はよく人体に例えられ、ライトは目、エンジンは心臓、タイヤは足など、無機物であるはずの自動車を有機物に見立てて言い表す。
これは我々人間がそれぞれに、単なる工業製品という
無機物の中にどこか自然物のような有機的な部分、もしくは精神的な何かを感じていると言えるのではないだろうか。

これが現在の私の作品創りの一つの大きなテーマである。