水の軌跡
February 5,2020

窓辺の薔薇
304×228mm ホワイトワトソン 水彩
今月26日より京都BAMIgalleryにて個展を開催させて
いただきます。
私は油絵を専門としている画家ですが、縁あって
水彩画教室で水彩画の指導もしております。
水彩画は誰もが学校などで一度は触れたことがある
身近な画材ですが、やり直しが効かないところがあり、
非常にデリケートで難しい一面も持っています。
このやり直しが効かない、
一発勝負的なところが私は凄く苦手でした。それが故に
描き直しの利く油絵の具で制作しているところもあります。
しかし、先生という立場上この苦手から逃げるわけにも
いかず、試行錯誤しながらも私なりの解決策を見出し
生徒さんに提案していく過程で、より簡単で確実に
描ける最適な方法に気づきました。
同時に、私の苦手だった部分も克服でき、
画家として成長できたように感じています。
今回はすべて水彩で描いています。
私が普段描いているモチーフを油絵ではなく、
水彩画で描くとどうなるか。私が水彩と出会い、
得た軌跡を是非ご高覧ください。
松本央 水彩画展 ”水の軌跡”
2020.02.26 (wed) - 2020.03.08 (sun)
BAMI gallery
OPEN 12:00~18:00
期間中無休※最終日午後4時閉廊
12月18日より証展起展に出展します!
December 13,2019
現在梅田紀伊国屋さんでは1月5日まで
干支吉祥展が開催されております。
ぜひ皆様ご高覧ください。
前回記事でもご紹介させていただいております。
http://combine-art.com/html/blog/matsumoto/post/blog.php?post_id=2392
さて、私の今年最後の展覧会のご案内です。
来週18日よりBAMIgalleryにて証展起展が開催されます。
そこへ私も参加させていただきます。
今年一年やってきたこと、またそこから見えたことを
やこのさきへの展望も踏まえた一点を出品させていただきます。
ぜひご高覧ください。

「尾道眺望」 10F 455×530㎜
パネル、キャンバスに油彩
今年一年、作品制作のため多くの場所を取材し、
私の知らなかった様々な美しい風景と出会った。
それらを絵にして発表する過程の中で感じたことは、
「風景は人の思い、感情と密接に関係がある。」
ということであった。
私の作品を見た方々から描かれた場所に関係する
様々なお話が聞けた。
それは私が初めて訪れた土地でを描いた作品であっても
同じで不思議と心惹かれる場所には、
その土地に住む人々の濃厚な思い出が詰まっていることが
多かった。
逆にどんなに美しく風景を描こうとも、
人の思いや感情を喚起させない絵は見ても反応して
くれないということかもしれない。
最近の私の制作テーマとして、
具体的な図像以外の何かを感じてもらう作品を
目指して制作していた。
つまり、
視覚を通して他の感覚(味覚、嗅覚、触覚、聴覚)
にも訴えるよう作品制作を進めてきたが、
前述したようなことが答えの一つだったように思う。
それらを踏まえ、あらためて自分の目と手と
古典絵画の先達たちの技術を頼りに、
自分のアイデンティティである
日本の風景をとらえ直してみたいと思っている。
■展覧会詳細
COMBINE/BAMI galleryの作家たち
証展/起展
2019.12.18 (wed) - 2019.12.29 (sun)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊
展覧会の主旨は一作品集中です。その1作品とは、各作家の
現時点における最高出力というのがルールになっています。
実験的且つ挑戦的な作品であることが展覧要件を満たす重要
なポイントとなります。個展にて発表する作品群とは異なり、
各作家の今を鮮明に現す展覧会です。
2020干支・吉祥展!
November 26,2019
今年も昨年に引き続き
紀伊国屋書店梅田本店さんの
西側ウィンドウギャラリーにて
12月3日より開催されます
「若手現代美術作家 干支・吉祥展」
に参加いたします。
大阪、梅田の人通りのすさまじいあの場所に
私の作品を展示をしてもらえるのです!
去年までは干支をモチーフにした作品のみ
でしたが、
今年は新たに縁起物、吉祥をモチーフ
とした作品も展示させていただく予定です。
是非ご高覧ください!
以下、展示予定の作品を紹介させていただきます。
■干支(ねずみ)モチーフ作品■

「ねずみと宝物図」
パネル、キャンバスに油彩 F3

「ねずみの兄弟」 水彩 色紙

「かくれんぼ」 水彩 色紙

「赤いカブとねずみ」 水彩 色紙
■吉祥モチーフ作品■

「南天図」 パネル、キャンバスに油彩 F4

「昇鯉図(丹頂)」 パネル、キャンバスに油彩 F4

「不動明王図」 水彩 色紙

「達磨大師図」 水彩 色紙

「龍神図」 水彩 色紙
以上です。
是非お近くにお越しの際には
お立ち寄りくださいませ!
宜しくお願い致します。
若手現代美術作家
【干支・吉祥展】
2019.12/3日(火)→2020.1/5(日)
午前10時~午後10時
最終日午後5時閉場
開催場所
紀伊国屋書店梅田本店 西側ウインドギャラリー
前年に引き続き、今年も若手現代美術作家
9名による作品展を開催させていただきます。
今回は2020年の干支である子に加えて
吉祥を呼ぶ縁起物のカエル、招き猫の作品の
出品もございます。
伝統的な干支・縁起物に若手作家の解釈と
ユーモアセンスを加えて表現された作品達です。
是非ご覧くださいませ。
大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街
TEL06-6372-5821
www.kinokuniya.jp/c/store/umeda-main-store/
11日よりスタートです!
September 9,2019
朝晩涼しくなりましたが、
日中まだまだ暑い日が続いておりますね
さて、先日お伝えしたように
今週11日より広島にて個展がスタートします!
お近くにお越しの際にはぜひご高覧ください。
私も全日在廊予定をしております。
よろしくお願いいたします。

「青のクラシックカー」
F6 318×410mm パネルキャンバスに油彩

「転生」
F4 333×242mm パネルキャンバスに油彩

「昇鯉図」
F6 410×318mm パネルキャンバスに油彩
この作品は、私がこれまでにも描いてきた鯉図
のシリーズです。
少しアレンジを加えてはおりますが
この鯉にはモデルがおります。
一見、丹頂の鯉ではありますが、
赤い丸の形が崩れていますので
おそらく通常は選別の段階で撥ねられる鯉
なのだと思います。
しかし、場所が変われば
形の意味も価値も変わります。
また本来はどの鯉の模様も同じものなどなく
唯一無二の価値があるのだと
この鯉を見て改めて感じました。
気になる方は「カープちゃん」と
検索してみてください。
松本央 レンブラントへの憧憬
2019年 9/11(水)~9/16(月)作家全日在廊
天満屋八丁堀ビル 7階アートギャラリー
https://www.tenmaya.co.jp/hacchobori/access.html
〒730-8540
広島市中区胡町5-22
TEL:082-246-5111
個展のお知らせ@広島
September 1,2019
9月11日より広島にて
個展を開催させていただきます。
全日在廊予定をしておりますので
お近くにお越しの際はぜひご高覧ください。
新作4点を含む、21点を出品予定
をしております。
宜しくお願い致します。

「葡萄図」
F6 318×410mm パネルキャンバスに油彩
松本央 レンブラントへの憧憬
2019年 9/11(水)~9/16(火)
作家全日在廊
レンブラントは私が画家を志すきっかけとなった画家です。
その作品は今も私が作品を制作するうえで規範となっています。
レンブラントの用いたアナログな技法、技術を用いて、
デジタル機器、情報に溢れた現代の光と影をとらえてみたいと思います
天満屋八丁堀ビル 7階アートギャラリー
〒730-8540
広島市中区胡町5-22
TEL:082-246-5111
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