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水の軌跡


窓辺の薔薇

304×228mm ホワイトワトソン 水彩

今月26日より京都BAMIgalleryにて個展を開催させて
いただきます。

私は油絵を専門としている画家ですが、縁あって
水彩画教室で水彩画の指導もしております。
水彩画は誰もが学校などで一度は触れたことがある
身近な画材ですが、やり直しが効かないところがあり、
非常にデリケートで難しい一面も持っています。

このやり直しが効かない、
一発勝負的なところが私は凄く苦手でした。それが故に
描き直しの利く油絵の具で制作しているところもあります。

しかし、先生という立場上この苦手から逃げるわけにも
いかず、試行錯誤しながらも私なりの解決策を見出し
生徒さんに提案していく過程で、より簡単で確実に
描ける最適な方法に気づきました。

同時に、私の苦手だった部分も克服でき、
画家として成長できたように感じています。 
今回はすべて水彩で描いています。
私が普段描いているモチーフを油絵ではなく、
水彩画で描くとどうなるか。私が水彩と出会い、
得た軌跡を是非ご高覧ください。

松本央 水彩画展 ”水の軌跡”
2020.02.26 (wed) - 2020.03.08 (sun)
BAMI gallery

OPEN 12:00~18:00
期間中無休※最終日午後4時閉廊

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12月18日より証展起展に出展します!
現在梅田紀伊国屋さんでは1月5日まで

干支吉祥展が開催されております。

ぜひ皆様ご高覧ください。

前回記事でもご紹介させていただいております。

http://combine-art.com/html/blog/matsumoto/post/blog.php?post_id=2392


さて、私の今年最後の展覧会のご案内です。

来週18日よりBAMIgalleryにて証展起展が開催されます。

そこへ私も参加させていただきます。

今年一年やってきたこと、またそこから見えたことを

やこのさきへの展望も踏まえた一点を出品させていただきます。

ぜひご高覧ください。




「尾道眺望」 10F 455×530㎜ 
パネル、キャンバスに油彩

今年一年、作品制作のため多くの場所を取材し、

私の知らなかった様々な美しい風景と出会った。

それらを絵にして発表する過程の中で感じたことは、

「風景は人の思い、感情と密接に関係がある。」

ということであった。

私の作品を見た方々から描かれた場所に関係する

様々なお話が聞けた。


 
それは私が初めて訪れた土地でを描いた作品であっても

同じで不思議と心惹かれる場所には、

その土地に住む人々の濃厚な思い出が詰まっていることが

多かった。
 


逆にどんなに美しく風景を描こうとも、

人の思いや感情を喚起させない絵は見ても反応して

くれないということかもしれない。



最近の私の制作テーマとして、

具体的な図像以外の何かを感じてもらう作品を

目指して制作していた。


 
つまり、

視覚を通して他の感覚(味覚、嗅覚、触覚、聴覚)

にも訴えるよう作品制作を進めてきたが、

前述したようなことが答えの一つだったように思う。



それらを踏まえ、あらためて自分の目と手と

古典絵画の先達たちの技術を頼りに、

自分のアイデンティティである

日本の風景をとらえ直してみたいと思っている。





■展覧会詳細

COMBINE/BAMI galleryの作家たち
証展/起展
2019.12.18 (wed) - 2019.12.29 (sun)


OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊


展覧会の主旨は一作品集中です。その1作品とは、各作家の
現時点における最高出力というのがルールになっています。
実験的且つ挑戦的な作品であることが展覧要件を満たす重要
なポイントとなります。個展にて発表する作品群とは異なり、
各作家の今を鮮明に現す展覧会です。



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2020干支・吉祥展!
今年も昨年に引き続き

紀伊国屋書店梅田本店さんの

西側ウィンドウギャラリーにて

12月3日より開催されます

「若手現代美術作家 干支・吉祥展」

に参加いたします。



大阪、梅田の人通りのすさまじいあの場所に

私の作品を展示をしてもらえるのです!



去年までは干支をモチーフにした作品のみ

でしたが、

今年は新たに縁起物、吉祥をモチーフ

とした作品も展示させていただく予定です。

是非ご高覧ください!



以下、展示予定の作品を紹介させていただきます。

 
■干支(ねずみ)モチーフ作品■




「ねずみと宝物図」
パネル、キャンバスに油彩 F3


「ねずみの兄弟」 水彩 色紙


「かくれんぼ」 水彩 色紙


「赤いカブとねずみ」 水彩 色紙



■吉祥モチーフ作品■



「南天図」 パネル、キャンバスに油彩 F4


「昇鯉図(丹頂)」 パネル、キャンバスに油彩 F4


「不動明王図」 水彩 色紙


「達磨大師図」 水彩 色紙


「龍神図」 水彩 色紙



以上です。

是非お近くにお越しの際には

お立ち寄りくださいませ!

宜しくお願い致します。












若手現代美術作家

【干支・吉祥展】
2019.12/3日(火)→2020.1/5(日)
午前10時~午後10時
最終日午後5時閉場

開催場所
紀伊国屋書店梅田本店 西側ウインドギャラリー

前年に引き続き、今年も若手現代美術作家
9名による作品展を開催させていただきます。
今回は2020年の干支である子に加えて
吉祥を呼ぶ縁起物のカエル、招き猫の作品の
出品もございます。
伝統的な干支・縁起物に若手作家の解釈と
ユーモアセンスを加えて表現された作品達です。
是非ご覧くださいませ。

大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街
TEL06-6372-5821
www.kinokuniya.jp/c/store/umeda-main-store/


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11日よりスタートです!
朝晩涼しくなりましたが、

日中まだまだ暑い日が続いておりますね

さて、先日お伝えしたように

今週11日より広島にて個展がスタートします!

お近くにお越しの際にはぜひご高覧ください。

私も全日在廊予定をしております。

よろしくお願いいたします。




「青のクラシックカー」
F6 318×410mm パネルキャンバスに油彩 



「転生」
F4 333×242mm パネルキャンバスに油彩 



「昇鯉図」
F6 410×318mm パネルキャンバスに油彩


この作品は、私がこれまでにも描いてきた鯉図

のシリーズです。

少しアレンジを加えてはおりますが

この鯉にはモデルがおります。

一見、丹頂の鯉ではありますが、

赤い丸の形が崩れていますので

おそらく通常は選別の段階で撥ねられる鯉

なのだと思います。

しかし、場所が変われば

形の意味も価値も変わります。

また本来はどの鯉の模様も同じものなどなく

唯一無二の価値があるのだと

この鯉を見て改めて感じました。

気になる方は「カープちゃん」と

検索してみてください。








松本央 レンブラントへの憧憬
2019年 9/11(水)~9/16(月)作家全日在廊
天満屋八丁堀ビル 7階アートギャラリー
https://www.tenmaya.co.jp/hacchobori/access.html

〒730-8540
広島市中区胡町5-22
TEL:082-246-5111

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個展のお知らせ@広島
9月11日より広島にて

個展を開催させていただきます。

全日在廊予定をしておりますので

お近くにお越しの際はぜひご高覧ください。

新作4点を含む、21点を出品予定

をしております。

宜しくお願い致します。



 

「葡萄図」
F6 318×410mm パネルキャンバスに油彩 

松本央 レンブラントへの憧憬
2019年 9/11(水)~9/16(火)
作家全日在廊

レンブラントは私が画家を志すきっかけとなった画家です。
その作品は今も私が作品を制作するうえで規範となっています。
レンブラントの用いたアナログな技法、技術を用いて、
デジタル機器、情報に溢れた現代の光と影をとらえてみたいと思います

天満屋八丁堀ビル 7階アートギャラリー
〒730-8540
広島市中区胡町5-22
TEL:082-246-5111

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