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役割
エトリさんの個展は



各方面でいろんな現象があるらしい



やっぱり作家さん達って発表し続けていかないと



何も起こらないという事だよね



先日もお客様のI様のお宅を訪問した際




若手のKくんやNくんの絵を見せてもらった



残念なことにそれは私からではなく



Mデパートから購入したらしいのだけど・・




従来のデパートの作家だけではなく




若い人たちがドンドン、デパートで発表していく




場が広がるのはすごく良い事だと思うよ




何ていったって人の集まる場所なんだからって思う




彼女のように大家の絵だけでなく





そういう若い作家に興味を持ってくれる人を




発掘するのがデパートの役目かも?なんて思ってる。。




普通の私が




ある日突然




宮島達男や杉本博司で現代アートに目覚めたように




普通のおじさん、おばさんが




ある日突然




”現代アートとはなんぞや”とかって




議論を始めるかも知れない場所として




結構良い役割を果たせると思うのだが・・・





どうでしょう?




うちのギャラリーの役割は




それも含めての場所なんですが





なかなかおばさん、おじさんは




頑固でもあるので




目覚めるのに時間がかかりそうです・・・

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愛と青春の旅立ち
暫く呆然として


何も手につかなかった。。



決して若くはないけど・・



でもそれほど



”死”が身近とも思えない年齢の



私たち



幼なじみで”友人”と言えるのかどうか




曖昧な関係のまま何十年と時を過ごしてきた




彼女・・・・・と私



今、会っておきたい人として私を選んでくれた事を




私はすごく嬉しいというよりも





重く受け止めている





会わなくても思い出は色鮮やかに心の片隅にいつも




あった・・





決して忘れる事のない友達として存在していた。。




彼女が教えてくれたこと




(彼女は物知りで、どこか同級生の中でも大人で、
 私の憧れだったかも知れない・・)




は、それこそ一杯あって、私が彼女に与えたものは





皆無に近い。。





怖くて怖くて、会うことがこんなに辛いと思うとは





正直自分でも驚いたくらいだ





今でも必ず彼女を思い出す時の





絵がある。。





結婚式に出席した折





彼女はお祖母様のかたみの”黒うちかけ”を着




旦那様は海上保安庁の白い金モールのついた制服姿




映画のワンシーンのような二人の姿を今でも思い出す。




愛と青春の旅立ち




ご主人も同級生、同じ時間を重ねた彼の胸中を思う時




あの眩しい程に輝いている




10代の私たちを




切なく思い出します。。。。

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世の中の潤い
デパートの衰退が論じられて久しいけれど・・



やっぱりまだ何も変わっていない。。



くっついたり、無くなったり、、



リニューアルしたりと



目先の変化だけで・・目に写るものだけの
変化だけで・・・・・・・



本質の部分はきっと何も変わっていないの
だろうなぁ・・



本来デパートの役割って




一体何だったのか?




な-----------んて事を




地方の片隅で一人愚痴っていますけど




案外、若い人たちに



(昔の私達がデパートに憧れていたような気持ち)



受ける要素はあるんじゃないのかな?




なんて思う。。。




特別な日の特別な買い物




晴れのお出かけの場所・・・・?って




今どこなんだろう?



おしゃれして



(家族全員緊張して)



出かけられる場所



今どこなんだろう?



って考えていても仕方ないか・・・




現実に目を向ければ




もう足元に火が回っている状態だし




まず目先の灯消しに必死にならなきゃ!って事



ホンと



世の中に潤いとゆとりがなくなったら



うちの売り場の客足は



波が引くように少なくなった・・・・





上山Dの名前は”潤”




世の中に潤いを



お願いいたしますよ




ホンとに!!

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”屁理屈屋”の私
篠田桃紅展をしているが・・・



なかなか書あるいは抽象はむつかしい。。



絵って説明しないとわからないもの・・・と



見ただけで何かを感じるモノと・・・・・



どちらが良いとか悪いとかじゃなく




最近いろんなものを見る機会が増えるに付け




絵がただ単純な絵でなくなってきた・・




古典の絵画ですら




今まで見てきた見方じゃない




その絵の奥の奥まで考えるようになってきた・・




確かにその方が面白いとも思う。。




作家の人生と重ねて見るのは若い頃から
そうだったけど




それ以上に作家の人生+感情+etc




知識があって絵を見るのと





何も知らずに見るのと




どちらが良いかなんてのは端から無駄な比較だけど・・





どうも頭でっかちの”屁理屈屋”の私には




知識をもって作家と作品を見る方が向いている
ようだ・・・・



だから現代アートが面白いのかも知れない




以前にも書いたけど




現代アートと呼ばれるものは




あらゆる知識を必要とする時代の先端を行く
ものだという事、、




その中でも近頃は




上山Dに言わせると




科学・化学の分野と同化していく”アート”が





あるらしい・・





え-----------------と!、、、





説明できないから




省くけど






そういう事らしい。。

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絵本
kappaちゃんの立体を



”面白い-----------!”とか



”可愛い-------------!”とか



言って楽しんで見てくれている・・




若い人達が興味を持って




覗いてくれることが嬉しいので




ついつい長話をしてしまう。。




先日も某大学の学生さん





”卒業したらデザインか絵の方へ進みたいんです・・
 個展もしたいんですけど”




という話になって





結構な時間話してしまった。。




美大じゃないところから、そちらに進むのは




大変だろうけど




「先生達も分からないって言うんです」と・・





当然だと思うよね





美大の先生ですら生徒の卒業後の事まで




教えてくれないんだから・・




結局、選ぶのは自分なんだから




私の助言はあくまで一般論にしかすぎないし・・ね





どうなんだろうなぁ




最近の若い人達




美大に行くことをどう考えてるのかな?




多すぎるよ・・・どうでも良い”美大が”って




思うけどね、、、





それでも”やめたら?”とは言えない




本人の決めることだから・・




あの彼は一体どの道を選ぶのだろう?





やさしげで物静かな青年だったけど





見せてくれた課題で作成したという




”絵本”




楽しかったと本人が言うように





とても優しい絵と物語だったな--------。。

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