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2019年1月の予定
あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、2019年がスタートいたしました。

BAMI galleryは明日1/7(月)よりスタート
いたします。

昨年末から継続の



COMBINE/BAMI gallery設立10周年記念
証展 起展

本年のオープニング企画となります。

2018.12.24 (mon) - 2019.01.20 (sun)
展覧会名   

証展 起展
         
場所 

BAMI gallery 
〒600-8824 京都市下京区二人司町21 
TEL/FAX 075-754-8154 
office@combine-art.com

会期 2018年12月24日(月・祝)~2019年1月20日(日)
※閉廊日 2018年12月29日(土)~2019年1月6日(日)
※開廊時間 12時―18時 最終日は16時閉場
新年会開催 2019年1月12日(土) 午後4時より 参加無料

出品作家 
証展 阿部瑞樹 釜匠 松本央 宮本大地 八木佑介
起展 太田夏紀 岡部賢亮 公庄直樹 小橋順明 佐野曉


1月20日までの開催となっております。

さて、並行して外部企画とコンペティションへの参加作家
等のスケジュールを列記いたします。



コンポラサーカス[若手現代美術作家 展]
2019.01.10 (thu) - 2019.01.16 (wed)
at 京阪百貨店 守口店 6階京阪美術画廊

《出品予定作家》
 松本 央(油彩)・八木 佑介(日本画)・
宮本 大地(アクリル)・阿部 瑞樹(日本画)

開催期間: 1月10日(木)~1月16日(水)
午前10時~午後7時 ※最終日は午後4時まで


これまで開催のコンポラサーカスとは異なり
今回は平面作家4名選抜の展覧会になります。


続きまして





八木佑介が出品たします


Kyoto Art for Tomorrow 2019
―京都府新鋭選抜展―
2019.01.19 (sat) - 2019.02.03 (sun)
at 京都文化博物館 3階展示室
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_
post/kyoto-art-for-tomorrow-2019/

2019年1月19日(土)〜2月3日(日)
*休館日:月曜日
*開室時間10:00~18:00。金曜日は19:30まで。
(入室はそれぞれ30分前まで)


開催趣旨 本展は、京都を中心に活動する新進の若手作家
を紹介し、次世代を担う作家として京都から世界へ発信
していくことを目的として開催します。京都の地を拠点
とする若きアーティストたちとともに、国際的に活躍す
る京都ゆかりの作家・藤浩志氏による現代アートを同時
に公開し、京都の地でモダンとクラシックの間に生まれ
る新しい芸術の創造に取り組む若手作家の活動を奨励し
ます。


続きまして


上記、Kyoto Art for Tomorrow 2019 ―京都府新鋭選抜展―
のサテライト企画としてBAMI galleryにて

八木佑介 Permanent Exhibitionを開催いたします。

2019.01.24 (thu) - 2019.02.05 (tue)
at BAMI gallery

OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊


八木佑介は本年開催の―京都府新鋭選抜展―
Kyoto Art for Tomorrow 2019に出品いたします。
(2019年1月19日(土)〜2月3日(日)
京都文化博物館3階展示室)

そのサテライト企画としてBAMI galleryではこれまでの
秀作を中心に普段なかなか展示できない2015年制作2M60cm角
の大作・午前二時十六分を展示いたします。



午前二時十六分
2015
H259xW259cm
200S
ビニロンキャンバス、岩絵具、顔料、膠、
アクリルエマルジョン

この作品はギャラリー正面の壁と同じ寸法の
大作になりギャラリー移転時に一度だけ
展示いたしましたが、普段はあまりにも
大きすぎてなかなか展示できません。

今回、京都府新鋭選抜展と連動して数年ぶりに
展示いたしますので、新鋭選抜展をご覧頂いた
後、ぜひBAMI galleryにもお立ち寄りください。












以上が1月の予定ですが、以降、本年も各作家の企画
を盛りだくさん準備しておりますので、こうご期待くだ
さい。

最後に改めて

本年もCOMBINE/BAMI galleryと若い芸術家達を
何卒宜しくお願いいたします!


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ヤングアーティスト
あけましておめでとうとございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。


さて、2019年、平成31年のスタート、となりますが、
昨年にはCOMBINE/BAMI galleryの枠組みを作り丸10年
を迎えました。そんな事を思い返していた年末、
フッと気づいたことが、、、、そう言えば、自身、大学を卒業し
働き出して30年を迎えている、、、ではないか!と、、、
世の中、もっともっと、生涯現役で働いている人がいることを
思えば大した事のない事ではありますが、ただ、自身、我ながら
良くこの世界で続いたなと感じています。


思い返せば、働き出した時分、今の自分の姿は全く想像できない
もので、、いや、10年前でもそれはありませんでした。


先述のCOMBINE/BAMI galleryの枠組みを作ったと言っても、
私がサラリーマン時代のプランニングであり、人的にも、
資金的にも会社というバックボーンがあっての事であり、
ある意味、私個人のリスクを今と比較して考えれば、
どうなのかな?と感じます。


2012年に独立してCOMBINE/BAMI galleryの枠組みを個人事業と
して引き継いで以降、当たり前ですが、仕事らしい仕事はなく、
それまでのサラリーマン時代に培った様々なノウハウでなんとか
しようと試みましたが、残念ながら何一つモノになるものもなく、
このまま終わるのかな?と諦め半分で目の前にある、若い作家の
企画をほんの僅かなコネクションと温情を得て進めていました。


そんな私の姿は、


若い作家、作品を紹介して仕事としている事、と言うのが客観的に
見える私の仕事の風景のように思いますが、実際には、そんな
事に理想や信念、理念があった訳ではありません。他に何もなかっ
たのです。資金的に潤沢ではない、人脈があるわけではない、第一
普通考えれば、こんな若い作家だけをやってどうやって食って
いくの?と自身が一番冷静に諦めの中自嘲していたように思います。


なんとかしよう、、と、、思えど、、焦れども、、


ただ、他に商材はないし、やる事、やれる事も無かったので、
それだけを集中的に、と言えばカッコイイですが、ただただ
興味関心をもってくれる人を求め、自らが動ける狭い範囲を
ジタバタと動きまわっていたように記憶しています。


ただ、なぜか?楽観的についてくる若い人間がいました、、
ある意味、、こいつらは馬鹿か?とも、感じつつ顔を見ると、、

これが無邪気に笑ってやがる、、、、

あぁ、、なんだかなぁ〜

その為、格好つけの私も内なる恐怖とは別に表向きは
平静を装い、何の根拠も無い将来像を、、今から思うと、、
嘘八百。。。。

そんな事が続く数年、、否、、今もそうなのだが、、
なんと言うのか、、、若い人間に対し、、
不思議にも奇特な人言うのか奇異な人と言うのか、
がポツリポツリと現れだした最近です。

ありがたいことに、この数年、海外、特にアジアの方との
関わりが増え、交流も生まれました。年に数回逢うのですが、
相手の国に行くと目一杯のもてなしをしてくれ、そして
自らの友人知人を多く紹介してくれます。

その時、私を紹介してくれる言葉を聞いていてある事を
強く感じたのです。

「上山はヤングアーティストだけを紹介しているギャラリストだ!」

「それは凄くリスキーなんだ!」

こう書くと自慢しているようだが、そうではなく、その会話の意味
ではなく、また、先に書いた私の仕事の風景をより良く描写して
くれていて、改めて自分の仕事を認識した、、と言うわけでもあり
ません。

そうではなく、、

彼らが発音する

【ヤングアーティスト】

ヤングアーティストという言葉の響きが
私には新鮮で何か強い、そして希望を感じる
キラキラした音に聴こえたのです。

直訳すれば若い芸術家だが、、

私が日本で感じる若い芸術家、作家という言葉は、

未熟、世間知らず、不遜、虚栄心、自己顕示欲の塊
ただ、そんな印象を最後薄めるための、これから、
これからが楽しみ、、という、つまらない根拠ない
言葉、、ある意味、、自身も感じ使う言葉でもある。

しかし、アジアの友人達が発する

ヤングアーティストという言葉の音と
誇らしさ、、そこには、、

彼ら若い芸術家は、これから様々な事を変える可能性が
あり、新しい事を無限に生み出す力があり、なにより
も我々を最高に楽しませてくれる!こんな面白い存在が
あるか?

そんな風に聴こえるのです。

そこには、私が持っていたネガティブなマイナスの要素
は、仮にあって認識していたとしても、

それがどうした?

と言うような強さを感じたのです。

そう感じたここ数年、、自らの仕事の持つ意味を改めて
考えるようになりました。まだまだ漠然としていて、
感じた言葉の意味を具体的な形にはできてはいませんが、、


これからの道が少し見えてきたように感じています。



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