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COMBINE/BAMI gallery 設立10周年記念 【 証展起展 】
COMBINE/BAMI galleryは2018年12月8日に10周年を
向えることができました。

これも偏に皆様のご支援の賜物と感謝いたしております。

この節目にCOMBINE/BAMI galleryでは新たなグループ展
を発足いたします。

現在、COMBINE/BAMI galleryには、平面作家5名、
立体作家5名の計10名が所属し活動しております。

新たなグループ展を平面作家による“証展”、
立体作家による“起展”と銘打ちスタートさせます。






本年2018年12月24日より2019年1月20日までの間、
始動として両グループ展を同時開催いたします。

この二つのグループ展には約束事となるテーマが
たった二つあります。



●一点で臨む。 
●その一点は自らの現時点における最高出力であり
最先端である事。



不定期の開催にはなりますが、ただし、その時点での自ら
が前に進んでいるという具体的な変化を問うという事が
最大の主眼となります。平易に言えば個展という数の中
で自らを問うのではなく、たった一点で今の自分の最高傑作
を出すという事を求めます。



展覧会名 

証展 起展
ディレクション COMBINE/BAMI gallery ディレクター上山潤

場所 

BAMI gallery 〒600-8824 京都市下京区二人司町21 
TEL/FAX 075-754-8154 office@combine-art.com

会期 

2018年12月24日(月・祝)~2019年1月20日(日)
※閉廊日 2018年12月29日(土)~2019年1月6日(日)
※開廊時間 12時―18時 最終日は16時閉場

新年会開催 

2019年1月12日(土) 午後4時より 参加無料

出品作家 

証展 

阿部瑞樹 釜匠 松本央 宮本大地 八木佑介
       
起展 

太田夏紀 岡部賢亮 公庄直樹 小橋順明 佐野曉


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証展 

音読みとしては“しょうてん”焦点・笑点・衝天、、
等々意味は違えど音が同じから重ねる感覚もあり、
訓読みとしては“あかしてん”=あかしという事になります。

どちらかと言えば、このあかしから来ています。
証明や証拠、症状、などが一般的なイメージの漢字ですが、
仏教においては正法を修得して真理を悟ること。悟りを得
ること。「灯(あかし)」と同語源》であり、ある事柄が確
かであるよりどころを明らかにすることと意味します。

又、キリスト教においては、神様から頂いた恵みを人に
伝えることを「証(あかし)をする」と言い、似た表現に、
「分かち合う」という言葉があります。これは少人数で
深く話し合うような場合に使われ、大勢の人の前で、発表
する場合は「分かち合い」ではなく「証」または立証と
いうのが一般的らしいです。

これらの意味からイメージし、芸術家としてこの時代の
この時期、そしてこの島原で偶然にも出会ったもの同士、
様々な事を考え苦しみ、しかしながら活き活きと生きた
証となす為のネーミングとしてこの“証”という一字を
考えました。

起展 

この字を選んだのは、 “草莽崛起”(そうもうくっき)
から来ています。この言葉は幕末の思想家・吉田松陰から
高杉晋作に引き継がれた革命思想です。志を持った在野の
人々が一斉に立ち上がり、大きな物事を成し遂げようと
することを意味しています。

つまり草むらのような過酷な場所から立ち上がるという意です。
“起”という言葉は、おきる。たつ。立ちあがる。
おこす。はじめる。おこる。おこり。はじまり。
かがんでいる”己“が起き上がる様を現すこの言葉に、
現状からの今後に対しての想いを込めました。



▲TOP
12月の予定
12月に突入いたしました。
本年も残すところ僅かです。


さて、時系列順に企画をご紹介いたします。
一部すでにスタートしている企画もあります。


当月1日よりスタートいたしました、
COMBINE初企画


『若手現代美術作家 干支展 2019 【猪突猛-新-】』 開催! 
2018年12月1日(土)~12月19日(水)
at 紀伊国屋書店梅田本店西側ウィンドウギャラリー

これまで百貨店にて発表してきた
干支企画作品ですが、本年は、紀伊国屋書店さんの
ウィンドウにて展開しております。
















































お気に入っていただいた作品があれば
ウィンドウ裏の”一番レジに”お申し付けください!


さて、続いては久しぶりの
BAMI gallery個展企画になります。

陶の造形とインスタレーション
小橋順明 solo exhibition
「共有地の悲劇 ~昆虫<皿<水<テーブル~」
2018.12.06 (thu) - 2018.12.20 (thu)
OPEN 12:00~18:00
12/15.16.18.19 Close
※最終日午後4時閉廊

第4回目になる小橋順明のBAMI galleryでの個展です。
現在陶による虫作品にて全国の百貨店で個展を開催
させていただいておりますが、当ギャラリーにおいては、
その虫作品のバックボーンとなる小橋順明の思考を
インスタレーションとして表現しています。

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【共有地の悲劇】

とは多数者が利用できる共有資源が乱獲
されることによって資源の枯渇を招いてしまうという経済学
における法則のことです。

特に環境問題の中で使われることが多い言葉で、そのことも
大変重要な社会問題でもありますが、このようなことは
人間だけに起きることではなく、動物や植物の食物連鎖など
自然界でも起こります。

「共有地の悲劇」は共有の資源(全体)とその中の
生命(個)がある限り、自然界の中にある全ての生き物が
自ずから持つ悲しい性=自然な出来事なのです。

今年、偶然この言葉と出会い、以来、この言葉をテーマにして、
既製品の皿の上に陶による昆虫の造形作品を配置するという
作品を作って来ました。本展はこれらの作品を発展させて
会場全体を使ったインスタレーションで提示するという
内容です。

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続いて外部企画になります。





12日(水)から開催される
OSAKA ART FES 2018 @梅田 Hanshin 
12月12日(水)~18日(火)
会場:阪神百貨店アートフェア 8階催事場
八木佑介 松本央 宮本大地 
作品出品いたします。


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さらに外部企画が続きます

阿部瑞樹 「世界は水滴のように」
2018.12.19 (wed) - 2018.12.25 (tue)
at 松坂屋名古屋店 本館8階 アンテナプラス・アート
https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/access.html

〒460-8430
名古屋市中区栄三丁目16番1号
電話:052-251-1111


阿部瑞樹、満を持しての新機軸作品にて
登場です!!







作家在廊は、初日19日(水)22日(土)から最終日
まで終日です。


何卒、新生阿部瑞樹の作品をご高覧いただきますよう
お願い申し上げます。

※私も初日在廊予定としております。


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最後ですが、先のポストでもご紹介いたしました






この企画のスケジュール及び詳細については
後日ご報告いたします。


現時点では12月24日(月)スタートの予定と
しております。

又、年が変わっての1月12日(土)
新年会を兼ねたパーティーも計画しております。



▲TOP
COMBINE/BAMI gallery 設立10年のご報告 
毎月のように12月の予定を報告するのですが・・・
その内容は別ブログに譲り、
今回のブログは時系列でなく、ご報告から、、いたします

COMBINE/BAMI galleryは当月8日に
設立してから丸10年を迎えたことをご報告いたします。

丁度10年前の12月8日、その当時、私が、勤めていた
会社の事業部として設立し、その4年後の2012年
に私が独立し、この枠組みを個人事業としてスターと
させ現在に至っています。

実はこのブログにては公表はしていませんでしたが、
丸10年を迎える今年6月、このビジネスを個人事業から
法人化いたしました。

正式名称は株式会社COMBINEとして、
COMBINE/BAMI galleryの事業を現在運営しております。

様々なことがありました。また様々な方と出会い、
色々とご助力いただき、何とか10年が経過いたしました。

誠にありがとうございました。

私も作家もまだまだ未熟であり、これからの課題が
山積ですが、焦らず、今、できることに対して精一杯
向き合い、具体的に挑戦し、将来に向けて飛躍したいと
考えています。

皆様方におかれましては、今後ともご指導ご鞭撻の程、
何卒よろしくお願いいたします。


さて、丸10年を迎え、又島原に移転し5年目の年に
突入する今、7月のブログにて少し計画を表明いたし
ましたが、新たな企画を立ち上げます。




二つのグループ
を構築いたします。


平面作家のグループ“証展”立体作家のグループ“起展”と
区分けし、それぞれ定期的に毎回同一のテーマを基に、
それぞれの可能性を問う発表を主眼といたします。


そのテーマとは、シンプルです!


今時点の最高傑作1点にて展覧に臨むという事です。


そこにはこれまでの自分の作品とは明らかに違うという
事を具体的に明白にするという事が主旨となります。


逆に言えばご覧頂く方からは、このグループ展に出品
するCOMBINE/BAMI galleryのアーティストの作品の
今の最高が見れるという展覧会になります。


個展等、空間を埋める物語的要素、もしくは、
選択の余地を与えるような構成としての制作ではなく、


各作家が、ただ、今、この一点に賭け問う


そういう展覧会になります。



証展は、釜匠、八木佑介、宮本大地、阿部瑞樹、松本央
以上5名で構成されます。

起展は、小橋順明、佐野暁、公庄直樹、太田夏紀、岡部賢亮
以上5名にて構成されます。


この展覧会を当年末から新年にかけての
COMBINE/BAMI galleryの第一弾企画として
証展・起展を同時開催いたします。


展覧会のスケジュール等の詳細は
来週中にホームページのギャラリースケジュール
にアップいたします。


又、1月12日(土)に新年会を兼ねたパーティー
も企画いたしますので、ぜひスケジュールを
お見逃しなく!


最後に

証展・起展の設立趣意を再度記載いたします。




音読みとしては“しょうてん”焦点・笑点・衝天、、等々
意味は違えど音が同じから重ねる感覚もあり、訓読みと
しては“あかしてん”=あかしという事になります。


どちらかと言えば、このあかしから来ています。証明や証拠、
症状、などが一般的なイメージの漢字ですが、仏教において
は正法を修得して真理を悟ること。悟りを得ること。


「灯(あかし)」と同語源》であり、ある事柄が確かである
よりどころを明らかにすることと意味します。又、キリスト教
においては、神様から頂いた恵みを人に伝えることを
「証(あかし)をする」と言い、似た表現に、「分かち合う」
という言葉があります。これは少人数で深く話し合うような
場合に使われ、大勢の人の前で、発表する場合は「分かち合い」
ではなく「証」または立証というのが一般的らしいです。


これらの意味からイメージし、芸術家としてこの時代のこの
時期、そしてこの島原で偶然にも出会ったもの同士、様々な
事を考え苦しみ、しかしながら活き活きと生きた証となす
為のネーミングとしてこの“証”という一字を考えました。




この字を選んだのは、私の好きな言葉“草莽崛起”
(そうもうくっき)から来ています。

この言葉は幕末の思想家・吉田松陰から高杉晋作に
引き継がれた革命思想です。志を持った在野の人々
が一斉に立ち上がり、大きな物事を成し遂げようと
することを意味しています。つまり草むらのような
過酷な場所から立ち上がるという意ですね。

“起”という言葉は、おきる。たつ。立ちあがる。
おこす。はじめる。おこる。おこり。はじまり。

かがんでいる”己“が起き上がる様を現すこの言葉に、
現状からの今後に対しての想いを込めました。



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