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ウヒィツィ美術館展
今日は、国立国際美術館へ
ウヒィツィ美術館の自画像コレクションを
観に行って来ました。

古典から現代までの巨匠の自画像が、
一度に見られるとあって、
期待していきました。

ざーっと観ていくと、
レンブラントやアングルなど
古典の巨匠の作品もあったのですが、

終盤には、キリコや、杉本博などの
自画像、セルフポートレイトもありました。
なかなか自画像を制作するイメージのない人達の
自画像は面白かったです。
やっぱり作風というか、
その作家の味みたいな物がにじみ出るんですね。

ただ、作品数が思っていたより少なかった
のが残念でした。
本場さながら壁一面、
自画像を展示してほしかったです。

この展覧会で私の印象に残ったのは、
アングルの自画像です。本当に凄かった!
さすがデッサンの巨匠です。
力量を感じさせる見事な一品でした。

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油彩とアクリル

私は、最近アクリルを主に使い、
作品を制作しています。
以前は、油彩だったのですが、
乾燥が遅い、
家が油の揮発臭で臭くなる、
手間がかかる、
など、いろいろ難点があり、
使用を自粛しています。

こう書くといい事ないような気がしますが、
もちろん、利点もあります。

乾燥が遅いことは絵の具をボカしたり、
グラデーションを作ったり、する場面では、
非常に有効な長所となります。

また、何より魅力的なのは、
絵の具が乾燥しても肉痩せしないことです!
他の水彩などでは、
水分が蒸発する為、その分肉痩せします。

しかし!
油絵の具は酸素と油分が科学反応を起こし、
酸化重合し乾燥して行く為、
肉痩せすることがありません!

それのどこがすごいのか、
まず、塗ったときと乾いた時の色の変化が少ない。
このことにより、
乾いて色が変化することを考えずに
描くことができます。


また、肉痩せしないことで、
絵の具の物質感が際立ちます。
西洋の画家の描いた油彩画の多くは、
油絵の具の物質感を利用し、
リアリティのある絵画を表現することが
できたのです。
この油絵の具の質感は本当に魅力的なもんで、
今のところ他の絵の具では代用ができません。

なので、いずれまた使いたいと思うのですが、
取りあえず今は、アクリルで工夫して描いています。

絵の具を自分の使い安いように思考錯誤するのも、
また楽しみなのです。

そこから新たな発見ができるかもしれないですし!

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アトリエ…
我が家のアトリエ
もう知ってる人もいるかもしれないですが、
去年の秋に引越しました。

それにともない、
制作スペースが狭くなってしまいました。

以前の家は、広々と制作スペースを確保し、
アトリエっぽくしていたのです。

しかし、今は完全に生活スペースと隣り合わせです。

まぁ、その分家賃も安いので、
仕方ないんですけど。

最初に良い環境にいるとなんか、
損した気分になるもんです。

我慢、我慢。

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今日も寒いですね。
私の職場の丹波では大雪で、朝から吹雪いております。
辺り一面真っ白です。

最近は京都市内で雪が積もることもあまりなくなって、
雪遊びすることも少ないんじゃ無いでしょうか。

今年は久しぶりによく降っていると思います。

子供のときは、雪が降ったらめちゃくちゃテンション上がったもんでしたが、
今の子供はどうなんでしょう?

大人には、電車などの遅れで予定が狂ったり色々不都合なことが、多い雪ですが、
子供にとっては、雪だるまや雪合戦ができる、
ただの遊び道具に過ぎないですね。

立場が変われば、見方も変わる、
というもんなんでしょうか。
明日も丹波は寒いんやろなぁ。

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生きております。
ご無沙汰しております。
引越しやら何やらで、なかなか更新できませんでした。
すいません。

私は日々灼熱の釜の前であんこを炊いております。
最近でこそ涼しくなってきましたが、
ちょっと前まで本当にサウナ状態で仕事していました。

6個の釜から次々と炊き上がってくるあんこを上げては
砂糖と水をぶち込み、それが湧いたらまた生アン(さらした小豆の粉)
をぶちこんで炊き上げるという作業の繰り返しです。

お彼岸には一日2.5tぐらい一人で炊き上げてました。
腰は痛いし、火傷はするしで、本当に大変です。

まぁやれるだけやってみます…。

追伸
今年も二紀展入選しました!

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