June 10,2020
来週17日より、兵庫県姫路市にある
山陽百貨店さんで個展「Sunny road」が開催されます。
ぜひ皆様ご高覧ください。
松本 央 油彩画展-Sunny road-
会場: 山陽百貨店 本館5 階 美術画廊
(最終日は午後3時にて閉場)
会期 : 2020 年 6 月 17 日( 水 ) ~23 日(火)
私は住んでいる京都を起点に様々な場所へ取材へ出かけます。
今回も姫路を中心に取材させていただき多くの美しい風景と出会いました。
京都と姫路とを結ぶ山陽道の名のごとく、
今回の展覧会が私の普段の制作と道中出会った風景とが集い
「陽だまり」のような場所となれば幸いです。
松本 央
ステイトメントにもありますように
個展を開催させていただくにあたり、
今回も事前に百貨店のある姫路を中心として
地元の風景を取材させていただきました。
なんといっても今回の取材で一番の目玉は
世界遺産である姫路城です。
私は今回初めて訪れました。お城は旅行へ
行った先にあれば行くようにしているのですが、
恥ずかしながら 名城として有名であるにも関わらず
一度も行ったことがなかったのです。
しかしながら、訪れた人の感想やテレビなどで見るにつれ
行ってみたいと思いつつ、期会を作ってこなかったわけですが、
今回、山陽百貨店さんでの個展をさせていただくことが決まり、
ならば、取材に乗じて行くしかない、
ということで街のシンボルでもあり、日本の城としても
一番認知度が高いこの姫路城を取材対象として、
絵を描こうと思いました。
実際に行ってみるとやはり、白鷺城と呼ばれるだけあって
壁や瓦までも白い。
改装したばかりということもありますが、
天気がよかったのもあり、非常に美しく感じました。
城内もくまなく散策し、天守閣の一番上まで
昇りましたが、構造が当時の状態のままですので、
階段の勾配がかなりきつく、軽い登山のような
気分でした。
一通り取材し、良い絵が描けそうだという
レベルまでは資料がそろいました。
しかし、問題点も浮かび上がってきました。
姫路城を資料として写真に収めようとしたときに、
アングルが非常に限られるということです。
一般の観光客として行っていますので、当然なのですが
お城が映えるところは大体、観光写真などに使われていますし、
それをそのまま描いても面白くないと思いました。
お城の美しさ、壮大さを描くにはどうしたらよいか、
このままでは自分の描きたい絵が描けないと思った
私は少し考えることにしたのでした。
a class="lightbox" >
「姫路城図」486×335mm
ホワイトワトソン、水彩
取材の資料を元に水彩で描いてみた作品です。
白すぎる壁に戸惑いながらもお城の美しさが
出るように工夫してみました。
山陽百貨店さんで個展「Sunny road」が開催されます。
ぜひ皆様ご高覧ください。
松本 央 油彩画展-Sunny road-
会場: 山陽百貨店 本館5 階 美術画廊
(最終日は午後3時にて閉場)
会期 : 2020 年 6 月 17 日( 水 ) ~23 日(火)
私は住んでいる京都を起点に様々な場所へ取材へ出かけます。
今回も姫路を中心に取材させていただき多くの美しい風景と出会いました。
京都と姫路とを結ぶ山陽道の名のごとく、
今回の展覧会が私の普段の制作と道中出会った風景とが集い
「陽だまり」のような場所となれば幸いです。
松本 央
ステイトメントにもありますように
個展を開催させていただくにあたり、
今回も事前に百貨店のある姫路を中心として
地元の風景を取材させていただきました。
なんといっても今回の取材で一番の目玉は
世界遺産である姫路城です。
私は今回初めて訪れました。お城は旅行へ
行った先にあれば行くようにしているのですが、
恥ずかしながら 名城として有名であるにも関わらず
一度も行ったことがなかったのです。
しかしながら、訪れた人の感想やテレビなどで見るにつれ
行ってみたいと思いつつ、期会を作ってこなかったわけですが、
今回、山陽百貨店さんでの個展をさせていただくことが決まり、
ならば、取材に乗じて行くしかない、
ということで街のシンボルでもあり、日本の城としても
一番認知度が高いこの姫路城を取材対象として、
絵を描こうと思いました。
実際に行ってみるとやはり、白鷺城と呼ばれるだけあって
壁や瓦までも白い。
改装したばかりということもありますが、
天気がよかったのもあり、非常に美しく感じました。
城内もくまなく散策し、天守閣の一番上まで
昇りましたが、構造が当時の状態のままですので、
階段の勾配がかなりきつく、軽い登山のような
気分でした。
一通り取材し、良い絵が描けそうだという
レベルまでは資料がそろいました。
しかし、問題点も浮かび上がってきました。
姫路城を資料として写真に収めようとしたときに、
アングルが非常に限られるということです。
一般の観光客として行っていますので、当然なのですが
お城が映えるところは大体、観光写真などに使われていますし、
それをそのまま描いても面白くないと思いました。
お城の美しさ、壮大さを描くにはどうしたらよいか、
このままでは自分の描きたい絵が描けないと思った
私は少し考えることにしたのでした。
a class="lightbox" >
「姫路城図」486×335mm
ホワイトワトソン、水彩
取材の資料を元に水彩で描いてみた作品です。
白すぎる壁に戸惑いながらもお城の美しさが
出るように工夫してみました。