July 27,2019
来週8月1日より松江一畑百貨店さんで
個展「ルート9」が始まります。
「美談駅」F6 410×318㎜
パネル、キャンバスに油彩
「堀川めぐり」F10 455×530㎜
パネル、キャンバスに油彩
今回の個展では
ぜひ地元の風景を描いた作品を、
とのお話をいただきましたので作品制作に
あたり山陰地方、島根県を取材させて
いただくこととなりました。
私も前回個展で初めて島根県に来ましたので
どういうところを描くべきなのか
現地に詳しい方に話をお聞きしたり、
出身の方に話をお聞きしたり、
自分でもパソコンで調べたり、
と事前に予習をしておりました。
取材の日程も決まり
私も非常にどんな風景、場所に出会えるか
楽しみにしておりました。
いざ、取材日になり京都を出発して
島根県へと向かいました。
岡山を超えた辺りから雲行きが怪しくなり
途中で雨が降り出してきました。
現地は晴れているといいなと思いながら
高速から大山の見えるスポットへ差し掛かると
見事に雲がかかって見えない…。
これは今日はあきらめるしかないかと
思いながら最初の取材場所である米子方面へ
到着いたしました。
取材へ同行していただいた
Kさんのおすすめの
大山が見えるスポットがあるらしく
そこへ向かったのです。
そのころには雨が上がっていたので
「大丈夫かな」と淡い期待を
寄せていたのですが、
残念ながら大山は雲の中で
さっぱり見えませんでした。
とはいえ、場所自体は
すごくのどかで素敵な場所で周囲の
風景をしっかりと取材しておきました。
落ち込む気持ちを切り替えて
今晩の宿がある松江へ向かうことにし、
宍道湖を取材することに
なりました。
しかしながら道中雨がますますきつくなり
宍道湖へ着くころには土砂降りに…。
これは取材はできないかなと思いましたが、
傘とカメラを手に雨が落ち着く合間を
見計らって取材を強行しました。
次第に雨が上がり空に晴れ間が広がって
来る神々しい瞬間を見ることができました。
こういう瞬間はいざ描こうとしても
狙って見られるものではないので
逆に良かったのかもしれません。
そしてぐるっと宍道湖を一周し、
明日以降の天気が良くなるように
祈りつつ取材の初日を終えました。
「雨のち晴れ(宍道湖)」F4 242㎜×333㎜
パネル、キャンバスに油彩
ところが、
その日の夜にホテルで急に
私のお腹が急に痛くなり
痛みに耐えきれず夜中に
救急で病院に行くことになりました。
2泊3日の取材予定でしたので
残り2日予定が残っています。
とりあえず痛み止めで抑えて
(実際に点滴で痛みが治まってきていたのもあり、)
復帰しようと考えていた矢先、
消化器の先生が現れ、
「ご家族の方はおられますか。」
と聞いてこられたので、これはまずいやつだと
即座に思い、自分の身に何が起こったのか
詳しく聞いてみると…。
謎の腹痛の正体は
胆石発作(胆嚢に結石ができそれが詰まることで痛む)
であるということ。
血液検査の結果、炎症反応が上がってきているので
胆のう炎になる可能性があること。
そうなると重症化するので可能な限り
早く手術したほうが良いこと。
を告げられました。
しかしながら島根には取材で来ているので
当然家族はおりませんし、
ここで入院するわけにもいかないので
何とか京都に帰らせてくださいと伝えました。
それ以降固形物を食べることを禁止され
痛み止めの薬をもらい、
その後の取材の予定をキャンセルし
京都へ帰ることとなりました。
多くの方にご迷惑とご心配をおかけしましたが、
その後無事に手術し、回復いたしました。
同行していただいていたKさんにも
多大なご迷惑とご心配をおかけしたのですが
私が帰った翌日からは雲一つない晴れ間が
広がっていたとご報告を受けました。
たしかに帰りの道中で見た大山は昨日の
天気からは考えられないくらいにはっきりと
その姿を見せてくれたのを覚えています。
というわけで取材そのものは
途中で終わってしまったのですが、
足りない部分を後日また島根に行き
行けなかった出雲方面など取材を改めて
行い今回の展示作品に加えております。
8月7日まで全日私も会場におりますので
是非みにきてください!
「命主社の椋木」F10 455×530㎜
パネル、キャンバスに油彩
松本央油彩画展「ルート9」
2019年 8/1(木)~8/7(水)作家全日在廊
※最終日は午後4時にて閉場
一畑百貨店5階美術サロン
tel(0852)55-2523
〒690-8555松江市朝日町661
個展「ルート9」が始まります。
「美談駅」F6 410×318㎜
パネル、キャンバスに油彩
「堀川めぐり」F10 455×530㎜
パネル、キャンバスに油彩
今回の個展では
ぜひ地元の風景を描いた作品を、
とのお話をいただきましたので作品制作に
あたり山陰地方、島根県を取材させて
いただくこととなりました。
私も前回個展で初めて島根県に来ましたので
どういうところを描くべきなのか
現地に詳しい方に話をお聞きしたり、
出身の方に話をお聞きしたり、
自分でもパソコンで調べたり、
と事前に予習をしておりました。
取材の日程も決まり
私も非常にどんな風景、場所に出会えるか
楽しみにしておりました。
いざ、取材日になり京都を出発して
島根県へと向かいました。
岡山を超えた辺りから雲行きが怪しくなり
途中で雨が降り出してきました。
現地は晴れているといいなと思いながら
高速から大山の見えるスポットへ差し掛かると
見事に雲がかかって見えない…。
これは今日はあきらめるしかないかと
思いながら最初の取材場所である米子方面へ
到着いたしました。
取材へ同行していただいた
Kさんのおすすめの
大山が見えるスポットがあるらしく
そこへ向かったのです。
そのころには雨が上がっていたので
「大丈夫かな」と淡い期待を
寄せていたのですが、
残念ながら大山は雲の中で
さっぱり見えませんでした。
とはいえ、場所自体は
すごくのどかで素敵な場所で周囲の
風景をしっかりと取材しておきました。
落ち込む気持ちを切り替えて
今晩の宿がある松江へ向かうことにし、
宍道湖を取材することに
なりました。
しかしながら道中雨がますますきつくなり
宍道湖へ着くころには土砂降りに…。
これは取材はできないかなと思いましたが、
傘とカメラを手に雨が落ち着く合間を
見計らって取材を強行しました。
次第に雨が上がり空に晴れ間が広がって
来る神々しい瞬間を見ることができました。
こういう瞬間はいざ描こうとしても
狙って見られるものではないので
逆に良かったのかもしれません。
そしてぐるっと宍道湖を一周し、
明日以降の天気が良くなるように
祈りつつ取材の初日を終えました。
「雨のち晴れ(宍道湖)」F4 242㎜×333㎜
パネル、キャンバスに油彩
ところが、
その日の夜にホテルで急に
私のお腹が急に痛くなり
痛みに耐えきれず夜中に
救急で病院に行くことになりました。
2泊3日の取材予定でしたので
残り2日予定が残っています。
とりあえず痛み止めで抑えて
(実際に点滴で痛みが治まってきていたのもあり、)
復帰しようと考えていた矢先、
消化器の先生が現れ、
「ご家族の方はおられますか。」
と聞いてこられたので、これはまずいやつだと
即座に思い、自分の身に何が起こったのか
詳しく聞いてみると…。
謎の腹痛の正体は
胆石発作(胆嚢に結石ができそれが詰まることで痛む)
であるということ。
血液検査の結果、炎症反応が上がってきているので
胆のう炎になる可能性があること。
そうなると重症化するので可能な限り
早く手術したほうが良いこと。
を告げられました。
しかしながら島根には取材で来ているので
当然家族はおりませんし、
ここで入院するわけにもいかないので
何とか京都に帰らせてくださいと伝えました。
それ以降固形物を食べることを禁止され
痛み止めの薬をもらい、
その後の取材の予定をキャンセルし
京都へ帰ることとなりました。
多くの方にご迷惑とご心配をおかけしましたが、
その後無事に手術し、回復いたしました。
同行していただいていたKさんにも
多大なご迷惑とご心配をおかけしたのですが
私が帰った翌日からは雲一つない晴れ間が
広がっていたとご報告を受けました。
たしかに帰りの道中で見た大山は昨日の
天気からは考えられないくらいにはっきりと
その姿を見せてくれたのを覚えています。
というわけで取材そのものは
途中で終わってしまったのですが、
足りない部分を後日また島根に行き
行けなかった出雲方面など取材を改めて
行い今回の展示作品に加えております。
8月7日まで全日私も会場におりますので
是非みにきてください!
「命主社の椋木」F10 455×530㎜
パネル、キャンバスに油彩
松本央油彩画展「ルート9」
2019年 8/1(木)~8/7(水)作家全日在廊
※最終日は午後4時にて閉場
一畑百貨店5階美術サロン
tel(0852)55-2523
〒690-8555松江市朝日町661