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京都上賀茂の怪魚


6月8日より始まるUMA展に報告する作品として

地元京都で目撃された怪魚の情報をもとに作品を

製作致しました。前回の千年鯉に続き、地元京都で

このような事案が続いていることに驚いております。

私以外にも数々の未確認生物の報告が届いておりますので、

この機会にぜひ、ご高覧ください。


↓展示詳細↓



■『発見?京都!未確認生物UMA展』
 2017/06/08-06/19
 OPEN 12:00-18:00
 期間中無休

■会場
 BAMI gallery
 〒600-8824
 京都市下京区二人司町21番地
 TEL 075-754-8154
 office@combine-art.com

■出品者
 釜匠 佐野曉 公庄直樹 松本央 遠藤良太郎 太田夏紀 岡部賢亮


UMA報告書

↑クリック


以下、私が目をとめた記事の詳細です。




京都市北区柊野ダムにて怪魚が目撃されたと

の情報がはいった。

その真偽を確かめるため現地へと足を運んだ。

最初に怪魚を発見したのは京都市北区在住

の男性50歳男性で、今回この男性から発見

当時の詳しい話を聞くことができた。



男性によるとその日は休日で、朝八時ごろから

休日の日課であるジョギングをしに鴨川へ訪れた。

しばらく川の上流へ向かって水面を眺めながら走り、

柊野ダムに差し掛かったころ見慣れぬ光景を目に

した。ダムから流れ落ちる水流に逆らうように

跳ね上がろうとする巨大な生き物を発見した。



「最初はそれが全く何なのか理解できませんでした。

とても大きい生き物に見えたので、どこからか動物

が脱走したのかと思いました。それにすごく激しく

暴れているように見えましたので恐ろしくなって

思わず通報してしまいました。」

と男性はその時の心境を語ってくれた。

男性の通報により、駆けつけてきた警察官や騒ぎを

聞き駆け付けた地元住民数名による捕獲作戦が始まった。

小一時間に及ぶ格闘の末、

ようやく捕獲用の網に誘い込み捕獲、岸に引き上げる

ことに成功したのだが、その姿はあまりにも我々が

知っている魚とはかけ離れた異形なものであった。

捕獲に参加し、その生き物を目撃した人々の証言を

まとめると、顔の雰囲気や鱗の形状は鯉に非常に

似ている。全長は推定1.5m。薄い緑色の鱗に全身が覆われ、

頭部には角状の突起が一対、口には鋭い牙があり、

胸鰭と尾鰭が長く発達し、全身が薄緑色の鱗に覆われている。

さらに、この生き物を特徴づけるのは頭部に

たてがみのような毛が生えていることだろう。

ごく稀に鯉の頭部に苔の生えた個体が存在していることは

知られているが、それが毛なのか苔なのかは

今回は確認できなかった。
 
というのも、捕獲に成功したと誰もが油断した瞬間、

その生き物は突如暴れだし、その鋭い牙で網を食い破り、

水中へと逃げてしまったのだ。再び捕まえようとしたが、

その生き物は姿をくらましてしまった。

しかしながら、あまり広いとは言えない鴨川で、

1.5mもある魚が姿を隠せる場所はそうない。

徹底的に探しだそうと再び川へ入ったとした瞬間、

空に雷鳴がとどろき大雨が降りだした。

雨量が多く川の増水の危険があるためこの日の捕獲は

中止されたが、その日以降も捕獲した、

または目撃したとの情報はなく、その謎の生き物は

鴨川のどこかに潜んでいると思われる。

しばらく現場周辺で取材を続けているとこの騒ぎの

一部始終を目撃していた地元住民の女性93歳は興味深い

ことを話してくれた。


「あれは龍の子や、滝を上って龍になる途中やったん

ですやろなぁ。」


確かに、証言だけ聞くと登竜門の故事や龍のもつ

身体的特徴に似ていると言えなくもないが、

残念なことにその場にいた全員がその生き物の姿を

動画や写真に収めていなかったため、今となっては

その姿を確認することはできない。

ただ、龍はあくまで想像上の生き物であり

実在するとは考え難い。全く未知の新種か、外来種、

突然変異と考えるのが自然だろう。

また、証言をくれた90代女性は最後に取材する我々に

こう忠告した。


「龍いうたら水の神様やさかい、

そんなもん捕まえようとしたらバチがあたりまっせ。」


しかし、この90代女性の忠告もむなしく、京都市は

近く夏の行楽シーズンにむけて、この生き物を

特定危険生物に認定、本格的に駆除に乗り出す

方針であるという。




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