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作品紹介1
FaceBook上において

"Facebook Art Challenge"という企画に、

参加させていただく機会がありました。

毎日テーマを決めて自分の作品を、

紹介するという企画です。

そこで自分の作品を振り返る良い機会

となりましたので。

こちらのブログでも少し内容は変えると思いますが、

やってみたいと思います。

今日のテーマは「m&m’s」です。



「チョコレートホリック」パネルに油彩 SM


そのテーマの通りチョコレートのお菓子

「m&m’s」を描いた連作です。

同じような形態のマーブルチョコではなく

m&m’sを選んだのには理由があります。

一見可愛らしい小さな丸い形状を装っているのですが、

その色使いたるやおよそ食べ物とは思えない

海外のお菓子特有の

毒々しいまでの色の鮮やかさをしています。

その点が気に入りモチーフとして選んだのでした。



「C」 パネルに油彩 SM



見た目にもジャンクで、裏の表示にも合成着色料

と思しき表示もあり、

今の私にはこれをとても食べ物として受け入れがたい

気持ちで見ていました。

自分でも食べようと思ってかわないですし。

しかし、自分の子供のころを思いだすと

このようなカラフルに色づけされたお菓子を

結構食べたかった記憶があります。

あまり、市販のスナック菓子などはおやつ

として食べた記憶がなく、母の実家から

送られてくるイモや柿、みかんやりんごなど

季節のものを食べていました。

今思えばすごく健康的で良いのですが

子供心に、TVCMでやっているような

子供向けのおやつ、駄菓子などを

食べたくて、親にせがんでいました。

そんな要求は当然一蹴されるのですが…。

でやっぱり一度は食べてみたくなり、

自分で好きなおやつを買える機会を得たときに

粉末を水と混ぜて作るジュースや

同じように粉を水と練って食べる某お菓子

を買って食べてみたのですが…






まずかったです。




自分の頭の中に思い描いていた味と違う、

水と粉を混ぜたりしているときはすごく

気分が楽しく高揚感があったのですが、

そこがピークで実際の食べ物としての

味は期待はずれでした。

要は大人が作り上げたTV、CMなどのイメージや幻想

パッケージの装飾や綺麗な色に洗脳されていたのと、

子供向けのお菓子ということで

食べるというお菓子という側面と

遊ぶというおもちゃの二つの側面があり、

主に遊んで楽しいということに重点が

おかれている為に味は二の次なんだと思います。

この手のお菓子が食べられないことはないですし

好きな人もおられると思うのですが、

私はわざわざ食べないです。

そんなことを思い出し、

この「m&m’s」

の過剰なカラフルな色のおくにあるものを

考えてしまいます。




「環」パネルに油彩 SM




松本央洋画展 「光と陰」

松坂屋名古屋店 南館6階美術画廊
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/garou/

2月25日〜3月3日


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