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東洋思想とは何ぞや
こないだの続きですが、
一口に東洋思想といってもいろいろあります。
儒教に道教、仏教。
また仏教にも禅やら密教やらありますし、
日本の神道や武道も東洋思想に含まれるでしょう。

ここ日本においては、
これらの思想が混在しています。

それが、一番顕著なのは仏教でしょう。

例えば、仏教はインドから日本に伝わる過程で、
中国の儒教や、道教と結びつき、
変質しています。

シャカの教えのみを仏教とするなら、
日本に伝わってきた仏教と言うのは、
不純物だらけのものだと言えます。

それが、悪いというのではありません。
いろいろな思想がまざったがゆえに、
独自の発展を遂げたと捉えることも可能だからです。

ですが、時が経つに連れ、元の教義の肝心なところが
すっかりと抜け落ちてしまっているのも
また事実なのです。

特に思想や宗教というのは、
時の権力者や為政者たちによって都合よく
解釈され、自らの権力の保持の為に
利用されることが少なくありません。

したがいまして、
そういったご都合主義的なものを
取り除いた仏教教義の核心、
ハードコアな部分を知ることが
必要なのではないかと思っている。

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