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小橋順明個展2021@京都COMBINE/BAMI galleryはじまりました。


◆小橋順明 個展
〜短編集〜
「うっかり食べてしまう」

はじまりました。


11月30日(火)〜12月15日(水)☆作家は初日と12月7日在廊
会期中無休
COMBINE/BAMI gallery
京都市下京区二人司町21
E-Mail:office@combine-art.com















●3点の新作を発表します。
作品の中の物語を、短編集を読むように鑑賞していただけたらと思います。
一見関係ないように思える3つの物語は、同じ空間に広がる別の宇宙。別の物語ですが、同時に発生する一つの大きな物語でもあるのです。
●3つの物語
◎「うっかり食べてしまう」(皿の上のカマキリの交尾)
交尾中。カマキリのメスがオスを食べてしまう。
うっかり食べてしまう。
オスが、目の前に現れるものだから。
オスはオスで、気を付けていたのに。
うっかり、目の前に出てしまう。
2匹とも、うっかり。
でも、まあ、いいか。
◎「《浴槽の2人の女》へのオマージュ」(2つの蘭の花)
私のお腹の中には彼の子が宿っているの。彼とは結婚したいと考えているの。
そうして、一枚の絵画が描かれた。
しかし
願いはかなわず、彼女は死ぬ。
すべてが決められた運命である宗教画のように
絵にはモチーフの内容とは全く違う次元の宇宙が同じ画面に現れていた。
◎「あなたがたも、わたしの手の中にある。」
エレミヤ書/ 18章より
陶器師は、粘土で制作中の器を自分の手でこわし、再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替えた。
それから、私に次のような主のことばがあった。
イスラエルの家よ。この陶器師のように、わたしがあなたがたにすることができないだろうか。
――主の御告げ。――
見よ。粘土が陶器師の手の中にあるよう に、イスラエルの家よ、あなたがたも、わたしの手の中にある。
18:4 When the vessel that he made of the clay was marred in the hand of the potter, he made it again another vessel, as seemed good to the potter to make it.
18:5 Then the word of Yahweh came to me, saying,
18:6House of Israel, can't I do with you as this potter? says Yahweh. Behold, Like the clay in the potter's hand, so are you in my hand, house of Israel.

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