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チャワンムシ 楽茶碗と昆虫

チャワンムシ 空蝉 作品詳細はコチラ→https://x.gd/0plO9










今年になってから作っている新作、「チャワンムシ」シリーズ。
この数年は小橋が作品のコンセプトやストーリーに即して見つけてきたレディメイドと昆虫の立体とのアッサンブラージュで制作していましたが
茶碗に昆虫をというアイデアをきっかけに
昆虫立体の支持体(茶碗)も作ろうと考えて(特に茶碗に関しては思うものが現状存在しえなかったし、割って継ぎなおす工程が必要だったこともあり)抹茶茶碗も制作しました。
小橋二十有余年の陶芸人生でかつてなく真面目に「茶碗」と向き合っています。
土つくりから、釉薬の調合に悩みながら、楽茶碗用に小さな窯を作り、炭火で一つずつ丁寧に焼きました。
楽焼は一般的な陶芸の窯と違って仕上がりを目視確認しながら一つずつ焼くので、同様の手法でこれまで地面や平面を焼いて作品を作ってきた僕からすると相性がとてもいいと感じました。
そもそも楽茶碗の根底にある禅的思想というのは小橋の作品全体を通しての大きなテーマにもつながっています。
同時に利休、長次郎という人たちがこのような態度によって制作する茶碗というものの高度な精神性の在り様に実践を持って思いをはせることもできてとても幸せな制作でした。
この方向性は今年大事にしていきたいなと思いました。


この茶碗の欠片は作品が誰のもとに行ったとしても、小橋の手元で大切に保管されます。
作品と欠片、作者、持つ人との関係性を見えない線でつなぎつづける作品でもあります。


5月12日~14日に開催されます神戸アートマルシェ2023に出品いたします。
2023年の昆虫作品の新シリーズ チャワンムシの新作と
新しい作品「横たわる大根」を数点出品いたします。



神戸メリケンパークオリエンタルホテル13F
1330号室:COMBINE/BAMIgallery
です。
COMBINE/BAMIgallery@神戸アートマルシェ公式ページ
https://art-marche.jp/2023/gallery/combine%ef%bc%8fbami-gallery/

出品作品は
COMBINE/BAMIgalleryのサイトにて先行してご覧いただけます。
以下リンク
↓↓↓↓
https://x.gd/oRHjo

ぜひご高覧いただきますようよろしくお願い申し上げます。

■展覧会詳細
KOBE ART MARCHE  2023
https://art-marche.jp/2023/

2023.05.12(fri) - 5. 14(sun)
11:00~19:00
神戸メリケンパークオリエンタルホテル13F
チケット¥1000(3日通し券)
会場での当日販売の他にオンライン上での事前販売も予定しております。
詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
〒650-0042
兵庫県神戸市中央区波止場町5-6
JR、 阪急、阪神、地下鉄「三ノ宮」駅より車で約10分(無料シャトルバスあり)

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神戸アートマルシェ2023に出品します。


小橋順明は
5月12日~14日に開催されます神戸アートマルシェ2023に出品いたします。


横たわる大根 開けてはいけないA 作品詳細はコチラ→https://x.gd/u9t3E


横たわる大根 開けてはいけないB 作品詳細はコチラ→https://x.gd/vQ07D


横たわる大根 開けてはいけないC 作品詳細はコチラ→https://x.gd/0A6rE


横たわる大根 横たわる裸婦 作品詳細はコチラ→https://x.gd/AF411


横たわる大根 作品詳細はコチラ→https://x.gd/uolnQ

全く新しい方向性の作品「横たわる大根」を5点出品いたします。
セクシー大根をモチーフにした染付磁器のオブジェです。
小橋の今年のテーマは「触れる」です。
磁器と毛糸や金属の質感に触れながら作品を楽しんでいただきたいです。


神戸メリケンパークオリエンタルホテル13F
1330号室:COMBINE/BAMIgallery
です。
COMBINE/BAMIgallery@神戸アートマルシェ公式ページ
https://art-marche.jp/2023/gallery/combine%ef%bc%8fbami-gallery/

出品作品は
COMBINE/BAMIgalleryのサイトにて先行してご覧いただけます。
以下リンク
↓↓↓↓
https://x.gd/oRHjo

ぜひご高覧いただきますようよろしくお願い申し上げます。

■展覧会詳細
KOBE ART MARCHE  2023
https://art-marche.jp/2023/

2023.05.12(fri) - 5. 14(sun)
11:00~19:00
神戸メリケンパークオリエンタルホテル13F
チケット¥1000(3日通し券)
会場での当日販売の他にオンライン上での事前販売も予定しております。
詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
〒650-0042
兵庫県神戸市中央区波止場町5-6
JR、 阪急、阪神、地下鉄「三ノ宮」駅より車で約10分(無料シャトルバスあり)

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小橋順明個展:日本橋三越美術サロン2022のお知らせ
2年ぶり、4回目になる日本橋三越本店での個展を開催します。
これまでの3回は、立体に特化した什器に特徴と格式ある、工芸サロンでの展開でしたが
今回は
平面作品に適した白い壁面が特徴の「箱」、美術サロンでの展開です。

今年の新作
皿に昆虫のシリーズを中心に展開します。

これまで、さまざまな既製品との組み合わせで昆虫の立体作品を制作してきましたが、
皿に陶製の昆虫を乗せる作品はこのようなレディメイドのアッサンブラージュのような作品として2018年から断続的に制作してきました。

ぼんやりとお皿を使うことを考えていました。
白磁皿は、その形や色、質感から無限の無や宇宙、世界、円相を感じると同時に皿という用途から「食べる」ことに直接的に繋がり、「生きる」ことの生々しさを示唆しているように感じています。。同時に昆虫作品と同じ陶製、やきものであるという、素材のもつ力(ここには陶の持つ社会性や物質性もふくまれます)。。。3つの全く違う次元の概念性を皿という物質がただそこにあるだけで同時に持つことはとても重要なことだと思い、
このようなアイデアの中
骨董屋、ガラクタ屋やリサイクル店をまわって見つけたのがこの皿でした。
既製品の全く特徴のないノイズのない皿。
始めはおそるおそる乗せていた気もしますが、
やっぱり皿は良い。
そして
ここにきて、壁面を使えるすばらしい会場での「個展」の機会を得ました。
今となっては、もう、皿しか考えられないのです。
皿との組み合わせによるこの作品群が
今の僕には、僕の作品のテーマの核心を、より端的に表現できるような気がしています。。


全日、終日会場にいる予定ですので、ぜひお立ち寄りください。


日本橋三越本店美術イベント情報
https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews061.html

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小橋順明 陶の造形展「insectopia」
会期:2022年8月24日(水) ~ 2022年8月29日(月) 最終日午後5時終了
会場:日本橋三越本店本館6階美術サロン
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311

”昆虫の小さな命の中に、大地のエネルギーと大きな宇宙が広がっている”という考えのもと、昆虫の姿を翅や脚などの細かな部位まで陶で緻密に表現する小橋順明氏。日本橋三越本店で4回目の個展となる今展も、卓越した技巧で生み出した小橋氏の世界観あふれる作品約30点をご紹介いたします。ぜひご高覧くださいませ。(日本橋三越美術HPより)

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アートフェア東京2022お礼 小橋


アートフェア東京2022

無事に事故病気怪我無く、終え、帰宅しました。

皆様、本当にありがとうございます。

沢山見ていただき、ご購入いただいたり、お客さんとも作家ともバイヤーの方とも、お話して、お話を聞いて、ブレストでき、これからに向けてブラッシュアップできそうな気がします。

こういう場のすごいところは
視覚的に俯瞰できる状況があるので
超長期的、長期的、中期的、短期的な構想が
この世界の中の相対的な私という観点から湧いてくるような(あくまで、ような)刺激がいただけるところだと思いました。
一人で作って、単体で発表している場面ではこのようなタイプの刺激は受けられません。

生々しさがあるというのは生き生きとしていることでもあります。
少なくとも、今の社会の中で活きているということです。
そういうものを抱きしめながら、なんとかしっかりと生き抜いて
死んだ後でもいいから、何か意味のある、役割を果たしたと言ってもらえるような
今作っている作品に込めた内容にも気づいてもらえるような
何かを残していきたいなと感じました。

すべては相対的な出来事だけど
その中にあっても
そのうえで
自分のやるべきことを見出していくこと。

15年前には備前焼窯元の会社員としてロクロ職人をしていた僕が
特に流れを変えるような劇的な変化を求めて強い行動を取ったわけでもなかったのに
いろいろな潮目に押し流されながら
外からの刺激を受け入れ、今やるべきだと思ったことをやっているうちに
いつの間にかどんどん変化せざるを得なくなって
今、こんなことをしている。

これからもどんどん変わって行ってよい作品と状況を作れると良いなと思いながら
次の作品に取り掛かっていこうかと思います。






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蟻13匹
アートフェア東京2022での展示の
もうひとつのメイン作品のご紹介です。
最後の晩餐または13仏

「最後の晩餐または13仏」
約H73×W91×D4cm(30号F、パネル含む)
約H81×W101×D9㎝(アクリルケース額装)
昆虫部分:陶(備前土)
パネル部分:パネルに陶土・珪酸ジルコニウム・釉薬(部分的に高火度焼成)
2022







蟻のシリーズです。
思えば。。

2016年、長野のロマン美術館企画展でのインスタレーションの一部として制作をはじめた蟻。
http://combine-art.com/html/blog/masaaki/post/blog.php?post_id=2104
↑当時のブログの記事

2016年末の京都での個展では、インスタレーション:盛塩に群がる蟻 となり、
http://combine-art.com/html/blog/masaaki/month/blog.php?year=2016&month=12
↑当時のブログの記事


日本陶磁協会発刊「陶説」2017年2月号

2017年には作品「生きる喜び」となりました。ありがとう(蟻が10匹)


2017年末には一輪の蓮に寄り添う一つのいのちとして
http://combine-art.com/html/blog/masaaki/month/blog.php?year=2017&month=12
↑当時のブログの記事

2018にはブリキ箱の中に


2019年には精度をあげるべく一匹ずつの蟻を作りながら、六匹の作品、「六字名号」を作りました。
または瓶を世界に見立てて、死んだ蟻の入った瓶など
http://combine-art.com/html/blog/ueyama/post/blog.php?post_id=2417
↑当時の20年アートフェア東京2020(中止)出品作に関する上山さんのブログの記事

2020年末にはついにクロオオアリを飼い始め


2021年、蟻18匹の作品(羯諦)になりました。

2021年5月1日発行 炎芸術2021 夏 特集「いきもの」造形最前線(阿部出版)より
https://www.amazon.co.jp/dp/4872426215/

そしてまた一匹の蟻


「そこにそれがある=蟻=」に立ち戻り、
2022年、2月。13匹の蟻の作品に至っています。




家で飼っている蟻は今50匹ほどにまで増えました。いまは越冬中。




「最後の晩餐または13仏」については13という数字、背景のことについて少し解説をしてみようと思います。

13匹は「最後の晩餐」イエスと12人の弟子ですが
同時に 大日如来を中心とした13の菩薩と如来、「13仏」でもあります。
13日の金曜日など、忌み数として有名ですが
13は忌み数であると同時に、神聖な数字なのです。
神聖な数字だから忌み数ともされるという見方もあるのではないでしょうか。
素数ということもあり不可触なイメージを持つのではないでしょうか。
トランプでも13は重要な数字です。
トランプで「時計」という一人遊びがあるのですが
12はこれらの中心となるもう一つの点によって統合されています。
見えない1によって12が成り立っているのです。

蟻の背景となる土のパネルは何もないけど何かで満たされた空間です。
真っ白な土の一部分を1200℃の高温で焼くと、最高温度の中心部は融け灰と土が化合することでガラス化し、その周辺に向かうにしたがって温度は低くなっていくことで、それぞれの温度帯で起きる化学変化が特徴を持って目に見える変化となって画面上に表現されます。焼成の痕跡は、ミクロに起きている化学変化の顕在化なのです。
何もないけど何かで満たされた空間のよどみの中に変化が生まれ、それが可視化され、認識できるという現象が、この世の「存在」というものではないかと思ってこのような焼成の化学変化とその顕在化をパネルの上に持ってきているのですが

このような変化という概念を持たせた背景は並んでいる蟻に対して形而上学的な関係を持っていて
無意識、形而上学的という意味ではシュルレアリスムの影響を受けているのかもしれません。

全体の構図はinsectopiaと対応させています。
胎蔵界金剛界曼荼羅のような関係性を持っているというイメージで展示は構成しています。


これは僕の作品制作の動機に当たる部分といった方がよいかもしれません。
普遍的な動機による制作の結果は、あらゆる物語に通じていて、あらゆる見方を許すものだと思っています。


この作品もアートフェア東京2022に展示予定です。ぜひご高覧のほどよろしくお願い申し上げます。。。


■Art Fair Tokyo 2022 出品します■
ロビーギャラリー/ギャラリーズ
★COMBINE/BAMI gallery【ブースNO:L015】
【ギャラリー/作品紹介ページ】
https://artfairtokyo.com/2022/galleries/607

★【小橋の出品作品】
https://artfairtokyo.com/artworks?artistName=%E5%B0%8F%E6%A9%8B+%E9%A0%86%E6%98%8E&button=&fair_id=18&era=&gallery_id=607

★開催日時 2022年3月10日(木)−13日(日) 
〇2022年3月10日(木) 
プレスビューイング(11:00~)
プライベートビューイング(12:00~) 
ヴェルニサージュ(16:00~19:00)
〇2022年3月11日(金)
パブリックビューイング 11:00~19:00
〇2022年3月12日(土)
パブリックビューイング 11:00~19:00
〇2022年3月13日(日)
パブリックビューイング 11:00~16:00※
★会場
東京国際フォーラム 
ホールE/ロビーギャラリー
東京都千代田区丸の内3-5-1

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