March 16,2022
アートフェア東京2022
無事に事故病気怪我無く、終え、帰宅しました。
皆様、本当にありがとうございます。
沢山見ていただき、ご購入いただいたり、お客さんとも作家ともバイヤーの方とも、お話して、お話を聞いて、ブレストでき、これからに向けてブラッシュアップできそうな気がします。
こういう場のすごいところは
視覚的に俯瞰できる状況があるので
超長期的、長期的、中期的、短期的な構想が
この世界の中の相対的な私という観点から湧いてくるような(あくまで、ような)刺激がいただけるところだと思いました。
一人で作って、単体で発表している場面ではこのようなタイプの刺激は受けられません。
生々しさがあるというのは生き生きとしていることでもあります。
少なくとも、今の社会の中で活きているということです。
そういうものを抱きしめながら、なんとかしっかりと生き抜いて
死んだ後でもいいから、何か意味のある、役割を果たしたと言ってもらえるような
今作っている作品に込めた内容にも気づいてもらえるような
何かを残していきたいなと感じました。
すべては相対的な出来事だけど
その中にあっても
そのうえで
自分のやるべきことを見出していくこと。
15年前には備前焼窯元の会社員としてロクロ職人をしていた僕が
特に流れを変えるような劇的な変化を求めて強い行動を取ったわけでもなかったのに
いろいろな潮目に押し流されながら
外からの刺激を受け入れ、今やるべきだと思ったことをやっているうちに
いつの間にかどんどん変化せざるを得なくなって
今、こんなことをしている。
これからもどんどん変わって行ってよい作品と状況を作れると良いなと思いながら
次の作品に取り掛かっていこうかと思います。