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小橋順明個展:日本橋三越美術サロン2022のお知らせ
2年ぶり、4回目になる日本橋三越本店での個展を開催します。
これまでの3回は、立体に特化した什器に特徴と格式ある、工芸サロンでの展開でしたが
今回は
平面作品に適した白い壁面が特徴の「箱」、美術サロンでの展開です。

今年の新作
皿に昆虫のシリーズを中心に展開します。

これまで、さまざまな既製品との組み合わせで昆虫の立体作品を制作してきましたが、
皿に陶製の昆虫を乗せる作品はこのようなレディメイドのアッサンブラージュのような作品として2018年から断続的に制作してきました。

ぼんやりとお皿を使うことを考えていました。
白磁皿は、その形や色、質感から無限の無や宇宙、世界、円相を感じると同時に皿という用途から「食べる」ことに直接的に繋がり、「生きる」ことの生々しさを示唆しているように感じています。。同時に昆虫作品と同じ陶製、やきものであるという、素材のもつ力(ここには陶の持つ社会性や物質性もふくまれます)。。。3つの全く違う次元の概念性を皿という物質がただそこにあるだけで同時に持つことはとても重要なことだと思い、
このようなアイデアの中
骨董屋、ガラクタ屋やリサイクル店をまわって見つけたのがこの皿でした。
既製品の全く特徴のないノイズのない皿。
始めはおそるおそる乗せていた気もしますが、
やっぱり皿は良い。
そして
ここにきて、壁面を使えるすばらしい会場での「個展」の機会を得ました。
今となっては、もう、皿しか考えられないのです。
皿との組み合わせによるこの作品群が
今の僕には、僕の作品のテーマの核心を、より端的に表現できるような気がしています。。


全日、終日会場にいる予定ですので、ぜひお立ち寄りください。


日本橋三越本店美術イベント情報
https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews061.html

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小橋順明 陶の造形展「insectopia」
会期:2022年8月24日(水) ~ 2022年8月29日(月) 最終日午後5時終了
会場:日本橋三越本店本館6階美術サロン
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311

”昆虫の小さな命の中に、大地のエネルギーと大きな宇宙が広がっている”という考えのもと、昆虫の姿を翅や脚などの細かな部位まで陶で緻密に表現する小橋順明氏。日本橋三越本店で4回目の個展となる今展も、卓越した技巧で生み出した小橋氏の世界観あふれる作品約30点をご紹介いたします。ぜひご高覧くださいませ。(日本橋三越美術HPより)

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