RECENT POSTS
うちの子 ~しろちゃん・その3~
クウちゃんから始めた‘うちの子’シリーズ。

クウちゃんの回では今までの動物との関わりなどを書いていたのもあって、とても長くなってしまいました…

2回目からはすぐに終わるだろうと思いながら書いていたのですが、なんだかんだでやっぱり長くなってしまいますね…(汗)





では、早速前回の続きを!

前回はしろちゃんとの出会いまでを書きました。



しろちゃんが家にやってきて有頂天だった私。

そりゃテンションも上がります。

なんたってジャイアントゲッコーですからね♪



しかし、浮かれ気分も長くは続きませんでした…



家に動物を迎え入れたすぐ後、基本として餌は与えません。

まず新しい環境に慣れさせることが先決だからです。

無理に餌を与えると、ひどい場合は嘔吐してしまい
それがキッカケで体力が落ち、最悪の場合死に至ります。
(その子にもよりますけどね。ちなみにクウちゃんは家に来たその日からワッサワッサ食べてました)

樹上生ヤモリを初めて飼育した私は、当然しろちゃんに餌を与えませんでした。



その後数日が経ち、そろそろ餌を与えてもいい頃合かなと思い、
‘初’お食事を試みました。



でも…


食べない…



「まぁ、まだ環境に慣れてないからやろなぁ~」

そう思い、更に数日…



でも…


食べない…



「きっとシャイな子やから、人が見てると食べないんかな?」



…それでも


食べない…



さすがに不安になってきた私は、様々な雑誌、ネット、人から情報を集め
しろちゃんの生態を勉強しました。

現地にいる昆虫、果物を調べ、しろちゃんがどんな風に暮らしているかを想像しました。


このツギオミカドヤモリのような樹上生のヤモリはバナナ等の果物を多く摂取します。


「よし!バナナや!」


スーパーで、自分でも食べたことのないような上質なバナナを購入し
早速しろちゃんに与えました。


「ほら~いいバナナやで~」


そう言いながら、おもむろにしろちゃんの鼻先にバナナを触れさせました。
きっと南国の甘い香りに本能を呼び起こさせられるに違いない…



「グワっ!!」



鳴きました…

それはビックリするぐらい大きな声で…


よほどバナナの香りが気に入らなかったのでしょう…

鳴き声とともにダッシュ!




…いったい何が好きなのか?

もしかしたら飼育環境が悪いのか?



このままでは死んでしまう…



そんな時ふとある言葉を思い出しました。

それは以前ペットショップで聞いた言葉。

「拒食にはイモムシや!あのモゾモゾとした動きと柔らかい食感がたまらんねやろぅ!」





イモムシか…



爬虫類の餌で有名なイモムシといえば‘ミールワーム’

ゴミムシダマシの幼虫です…

これは栄養価の面で考えると、あまりよろしくないです。
しかも顎の力が強いので、内臓を傷つけられる可能性も考えられます。


といっても、実はもうすでに一度試していたんです。

もちろん結果は惨敗。




そして次に出た候補…


それは!


‘ハニーワーム’


ハチノスツヅリガという蛾の幼虫です。


このハニーワーム。

柔らかく、脂肪分に富み、嗜好性が高いので拒食にはかなり有効だそうです…

しかし、ミールワームにしてもそうですが
いかんせん見た目がグローイんです…

1匹ならまだしも、数十、数百匹で群れられなんてした日には…


ということで、このハニーワームには手を出していませんでした。
いざという時の最終兵器だったんです。



しかし…

このままではしろちゃんが死んでしまう…




躊躇する間も無くハニーワームを購入しました。




自宅に届き…

蓋を開けると…



「×××!!!××××××~!!」






…とにかく、なんとか取り出す事に成功しました。


そして!

いよいよしろちゃんに与える瞬間!



緊張の一瞬でした…


ハニーワームをしろちゃんの目の前にポトっと…




パクッ!!!





まさに電光石火でした。

見たことのないような反応でハニーワームに飛び掛ったんです。



その後かなりの量のご馳走を平らげ、プクプクおなかになったしろちゃん。


「よかった~」


それからというもの、しろちゃんは大好きなハニーワームを食べてすくすくと育っていきました。

あれほど嫌がっていたバナナもハニーワームの匂いをつけることで食べるようになり、私はようやく一安心することができました。




〔バナナを貪り食うしろちゃん〕




次回ではしろちゃんの成長ぶりと、おもしろエピソードを書きたいと思います!




あとちょっとだけ…つづく…










ちなみに、余談ですが

ある日しろちゃんにハニーワームを与えた後、そのままハニーワームのケースの蓋を閉め忘れた事があります…


私はそれに気付いていませんでした…




その日の夜…


私はいつものように部屋に布団を敷いて就寝しました…




ふと寝返りをうった私の指先に柔らかい感触が…



電気を点けた私が見た光景は…








「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」




▲TOP