October 6,2009
うちの子シリーズ第2弾
‘しろちゃん’
早速続きを書かせていただきたいと思います!
前回は、しろちゃんことツギオミカドヤモリの大まかな紹介をしました。
今回はしろちゃんとの出会いを書いていきたいと思います!
しろちゃんとの出会いは3年ほど前になります。
そもそも、このツギオミカドヤモリは爬虫類好きの世界ではとても有名な存在で、爬虫類の雑誌などで頻繁に目にすることができます。
ヤモリ界最大最重量を誇ることから、ヤモリ特集の目玉的存在でした。
私自身も雑誌等で何度か目にしていました。
しかし入荷数は少なく、大変高価な種類のひとつです。
今でもそれは変わりませんが、僕が高校生だった頃は今よりもう少し高価で、いいパソコンが買えるほどの値段がつていました(汗)
私が高校生になった頃、あるペットショップにツギオミカドヤモリが入荷したとの噂を聞きました。
もちろん実物を見たい一心で足を運びました!
ペットショップに到着し、
水槽の中を覗き込む時、とてもドキドキしたのを今でも覚えています。
‘それ’を見ることで世界が変わるんじゃないかという期待で胸がいっぱいでした。
そして水槽を覗き込みました…
…あれ?
いない?
目の前の水槽には大きな石と砂が敷いてあるだけ。
「もう売れちゃったのかぁ…」
そう思い沈んでいると、ふと目の前の大きな石に目が留まりました。
…あれ?
この石…
石…!?
次の瞬間、身体中を鳥肌が駆け抜けました!
そうです。
目の前の大きな石は石ではなく、ツギオミカドヤモリそのものだったのです!
[しろちゃん背中]
それは本当に衝撃的でした!
まるで小さいゾウでもみているようでした。
もちろん高価ですし、家に連れて帰ることはできませんでしたが、実物を見れただけで帰り道は夢見心地でした。
それから大学へ進学し、クウちゃんと出会い、
そして、いよいよ大学生活も終わりを迎えようとしていたある時。
新作の構想を練っていた私は
どうしてもヤモリをモチーフとした作品を描きたくなり、パソコンや雑誌などで資料を探し出しました。
「どうせ描くなら、やっぱり‘あいつ’がいいなぁ…」
私の視線の先にはツギオミカドヤモリ。
「もう一回実物を見てみたいんやけどなぁ…」
あの時の衝撃を忘れることのできない私は、ペットショップを巡ってツギオミカドヤモリを探しました。
しかし…
結果は惨敗。
そう簡単に見つかるはずはありません。
それから数カ月…
半ばあきらめかけていた私は、ネット上のあるページを見て画面に目が釘付けになりました。
それは、ツギオミカドヤモリを自家繁殖させている人が、その子供達を販売しているというものでした。
私の心は揺れました…
たしかに高価ではありましたが、なんとか手の届く範囲だったのです…
例外はありますが、爬虫類は子供のほうが比較的安価だったりします。
理由は様々ですが、
子供のほうが飼育が難しい、すぐに繁殖に使えない、まだ性別の判断ができないetc…
種類によって様々です。
ツギオミカドヤモリに関して言えば
‘まだ性別の判断がつかない’があります。
これも種類によりますが、
ヤモリは基本、雌のほうが数が少ないんです。
それにより必然的に価値も高くなります。(時には雄の値の倍したりします)
エボシカメレオンのように子供のうちから性別判断ができる種類もありますが、ツギオミカドヤモリはそれが困難です。
以上の理由から、子供のうちは比較的安価です。
そして個人で自家繁殖させた子達は更に安価だったりします。
私の心は大変揺れました…
「俺、最近大学卒業したし…」
と、意味のわからない理由を作ってみたり…
「いや、モチーフで必要やねん…
やっぱり、それぐらいのこだわりがないと作家としてあかんと思うよね…」
と、自分に言い聞かせてみたり…
パソコンの前で悶えに悶え…
ついに…(汗)
そうして今から3年ほど前、
‘しろちゃん’はお家にやってきました。
クウちゃんに
「ほら!弟分やで~!可愛いやろぉ~♪」
と見せびらかしてみたり…
それはもう!!
気分は有頂天でした!
それから悪戦苦闘の連続が待ち受けているのも知らずに…
つづく…
‘しろちゃん’
早速続きを書かせていただきたいと思います!
前回は、しろちゃんことツギオミカドヤモリの大まかな紹介をしました。
今回はしろちゃんとの出会いを書いていきたいと思います!
しろちゃんとの出会いは3年ほど前になります。
そもそも、このツギオミカドヤモリは爬虫類好きの世界ではとても有名な存在で、爬虫類の雑誌などで頻繁に目にすることができます。
ヤモリ界最大最重量を誇ることから、ヤモリ特集の目玉的存在でした。
私自身も雑誌等で何度か目にしていました。
しかし入荷数は少なく、大変高価な種類のひとつです。
今でもそれは変わりませんが、僕が高校生だった頃は今よりもう少し高価で、いいパソコンが買えるほどの値段がつていました(汗)
私が高校生になった頃、あるペットショップにツギオミカドヤモリが入荷したとの噂を聞きました。
もちろん実物を見たい一心で足を運びました!
ペットショップに到着し、
水槽の中を覗き込む時、とてもドキドキしたのを今でも覚えています。
‘それ’を見ることで世界が変わるんじゃないかという期待で胸がいっぱいでした。
そして水槽を覗き込みました…
…あれ?
いない?
目の前の水槽には大きな石と砂が敷いてあるだけ。
「もう売れちゃったのかぁ…」
そう思い沈んでいると、ふと目の前の大きな石に目が留まりました。
…あれ?
この石…
石…!?
次の瞬間、身体中を鳥肌が駆け抜けました!
そうです。
目の前の大きな石は石ではなく、ツギオミカドヤモリそのものだったのです!
[しろちゃん背中]
それは本当に衝撃的でした!
まるで小さいゾウでもみているようでした。
もちろん高価ですし、家に連れて帰ることはできませんでしたが、実物を見れただけで帰り道は夢見心地でした。
それから大学へ進学し、クウちゃんと出会い、
そして、いよいよ大学生活も終わりを迎えようとしていたある時。
新作の構想を練っていた私は
どうしてもヤモリをモチーフとした作品を描きたくなり、パソコンや雑誌などで資料を探し出しました。
「どうせ描くなら、やっぱり‘あいつ’がいいなぁ…」
私の視線の先にはツギオミカドヤモリ。
「もう一回実物を見てみたいんやけどなぁ…」
あの時の衝撃を忘れることのできない私は、ペットショップを巡ってツギオミカドヤモリを探しました。
しかし…
結果は惨敗。
そう簡単に見つかるはずはありません。
それから数カ月…
半ばあきらめかけていた私は、ネット上のあるページを見て画面に目が釘付けになりました。
それは、ツギオミカドヤモリを自家繁殖させている人が、その子供達を販売しているというものでした。
私の心は揺れました…
たしかに高価ではありましたが、なんとか手の届く範囲だったのです…
例外はありますが、爬虫類は子供のほうが比較的安価だったりします。
理由は様々ですが、
子供のほうが飼育が難しい、すぐに繁殖に使えない、まだ性別の判断ができないetc…
種類によって様々です。
ツギオミカドヤモリに関して言えば
‘まだ性別の判断がつかない’があります。
これも種類によりますが、
ヤモリは基本、雌のほうが数が少ないんです。
それにより必然的に価値も高くなります。(時には雄の値の倍したりします)
エボシカメレオンのように子供のうちから性別判断ができる種類もありますが、ツギオミカドヤモリはそれが困難です。
以上の理由から、子供のうちは比較的安価です。
そして個人で自家繁殖させた子達は更に安価だったりします。
私の心は大変揺れました…
「俺、最近大学卒業したし…」
と、意味のわからない理由を作ってみたり…
「いや、モチーフで必要やねん…
やっぱり、それぐらいのこだわりがないと作家としてあかんと思うよね…」
と、自分に言い聞かせてみたり…
パソコンの前で悶えに悶え…
ついに…(汗)
そうして今から3年ほど前、
‘しろちゃん’はお家にやってきました。
クウちゃんに
「ほら!弟分やで~!可愛いやろぉ~♪」
と見せびらかしてみたり…
それはもう!!
気分は有頂天でした!
それから悪戦苦闘の連続が待ち受けているのも知らずに…
つづく…