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0泊2日 東京旅行 その3
念願のビッグサイトで12時間以上並び、いよいよおもちゃショー開幕!




朝8時頃、開場までまだ1時間程あるのですが、
行列はスタッフに連れられ一度ビッグサイトの中へと誘導されました。

その後、ビッグサイト内部の西館にある、おもちゃショー特設開場の入り口に再び並べさせられました。


徹夜で並んだ時は2列だったのですが、どういうことか今度は4列に。



そう4列…


U氏は3番目、私は4番目に並んでいたので…


必然的に私とU氏は最前列に…


列の前には取材に来ているのであろうテレビカメラが数台。





…私とU氏は頭を伏せました。



確かに並んでみたいとは思っていました。
念願のビッグサイトで。




でも…


最前列って…





…それから1時間。
私とU氏は頭を伏せ、それはもう静かに時を過ごしました。





そして!
ついにおもちゃショー2009の開幕!

実は私とU氏、せっかくなので東京おもちゃショーの限定商品を購入していこうかと考えていました!

今最も旬な海外のおもちゃメーカーの商品。

その数…300個限定!この日を逃したら国内では手に入らないみたいです。


しかし、無駄に早く並んでいたおかげで私とU氏は確実に購入できる位置。(3番手と4番手)


まぁ、ゆっくりと売り場まで行けばいいわ、と思っていました。



しかし!これが甘かった!


そう、ここは東京ビッグサイト!


わたしとU氏はそのことを身をもって味わったのです…




開場の合図が鳴り、私とU氏はゆっくり歩き始めました。

すると!


後ろに並んでいた人達が、まるで栓を抜いたビールが噴き出すかのように私とU氏を押しのけて走り出しました。

私とU氏は、それこそビールの栓のように吹き飛ばされ、人並みに飲み込まれていきました。



…それでも何とか目的の売り場まで無事到着。


しかしその売り場でも、限定商品を購入するために再度行列が…

私とU氏は再び行列の中へと加わりました。


2列に並びながら周囲を見渡すと、様々なメーカーが人気商品や新製品を展示、販売していました。

やっぱりすごいなぁ…来てよかった!

なんてウキウキしながら思っていると!


列の後方から


「おい!!お前!!横入りするなよ!!」


と、大きな怒鳴り声が!


一瞬自分の事かと思いましたが、
どうやら私の一列前にいる人に言っている様子。

実際、その人がどさくさに紛れて私の前に並んできたのには気付いていました。


「違うよ!!スタッフの人に前に並んで下さいって言われたんだよ!」


どうやらスタッフ側のミスでこのようなややこしい事態に陥ったようでした。



「そんな事知るかよ!!ちゃんと並べよ!!皆ちゃんと並んでるだろ!!」



おもちゃショーだというのに大の大人が本気で喧嘩。



…ちなみに私たちは列の前の方なんです。

なので喧嘩をしている二人は間違いなく限定商品が買える位置にいるんです。


スタッフも


「心配なさらなくても、お客様達は必ず商品を購入できますので…」


と鎮めに入ってきました。


しかし…



「買える買えないじゃないんだよ!この問題は!!!」



と、火に油を注いだようにさらにヒートアップ。


私は喧嘩する2人に挟まれる形で並んでいたので、
正直やめて欲しかったです…
(しかも徹夜明けの影響か、怒っている人の目は血走っていて本気で怖かったです…)


しかし、そんな私の願いは虚しく喧嘩は続きました。


「俺達は昨日からずっと並んでたんだよ!その人達の事を考えろよ!!」


「じゃあ、一体いつから並んでたんだよ!僕は昨晩から並んでいたけど、君なんて見なかったぞ!!」





もう嫌や…



すると、これ以上事態が大きくなってしまったら大変だと感じたスタッフは、横入りをした人を後方へ移動させる事にしました。

その結果、騒動の発端となった2人を横並びに…


…って


おい…


なんでやねん…



スタッフの意味不明の対処により

横に並んだ2人はさらに喧嘩をエスカレート。


しまいには他の人も参加して…



そんな時、

「じゃぁ、この人はどうなるんだよ!昨日の晩からずっと列の先頭に並んでたぞ!!」


そう言われていきなり注目されたのは、昨晩から私の3つ前で先頭をならんでいたスーツの人でした。



そして、
結局スーツの人が売り場でも列の先頭になり、 喧嘩していた二人もようやく落ち着いてくれました。



私とU氏は、その場の雰囲気に圧倒させられながらも無事商品を購入し、
その後会場を一通り回って帰りました。


そんなこんなで
7/18日の午前中は、徹夜明けのおもちゃショーを存分に楽しむことができました。



そして、いよいよ本来の目的(ほんとです)である

美術館と画廊巡りを始めることとなりました。






もうちょっとだけ


つづく…





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