July 28,2009
前回の日記のつづきです。
いよいよ東京行きが決定したんですが、
実はU氏と私はそれぞれ別のバスで東京に向かいました。
U氏は途中から参加が決まったもので、同じバスのチケットがとれなかったんです。
ということでU氏とは現地で落ち合う形となりました。
久しぶりの東京、そして久しぶりの長距離バス。
途中でサービスエリアに何度か寄りながら、バスに揺られること8時間。
18時頃にようやく東京駅に到着しました。
とりあえず晩御飯をいただき、一息ついたところで
早速東京ビッグサイトに向かいました。
ビッグサイトに向かう間、電車に揺られながら様々な想像をしました。
どんな人達が居るんやろうか…
どれだけ並んでるんやろうか…
記念に写真撮ったりなんかしたら怒られるやろうか…
少しずつウキウキしてました!
実は私、もともと行列を見たり並んだりするのが好きなんです。
といっても、ただの行列じゃダメです!
見てて面白い行列だけです!
例えば、映画の初日の列なんかが好きです。
昔は、今みたいに前もってチケットをネット予約したりできませんでした。
なので、映画の初日や先行上映にはすごい行列ができてました。
あの、ある種偏った雰囲気の行列が持つ
独特の熱気みたいなものが好きです。
今まで沢山並びましたが、その中でも特に印象に残っているもの。
それは高校生の頃に観に行った「スターウォーズ エピソード1」の先行上映の行列です。
友人に
「すごいのが見れる!」と誘われ、
私はスターウォーズシリーズを見たこともないのに喜んで付いて行きました。
当日、並んでみてビックリ!
スターウォーズのキャラクターに見事に変装した人達が
あたかも当たり前のように、普通に並んでいました。
「えっ?そんなんで映画見れるの?」(座るとなんかごつごつして痛そう)
と思う程のコスプレ集団でした。
しかも、おそらくそこで初めて出会ったであろう人達が
スターウォーズについて熱く語り合ったり、ついにはおもちゃのライトセイバーでチャンバラをし始めたり…(しかも映画のワンシーンを再現しているかのような熱演っぷり)
私はスターウォーズを知らなかったんで全然輪の中に入れてもらえませんでしたが、‘スターウォーズ好き’というエネルギーひとつで、列は物凄い一体感でした。
ビッグサイトに向かう電車の中で、ふとその事を思い出していました。
きっとあれ以上の凄い行列が私を迎え入れてくれる!
そんな期待を胸に、ついに到着!
夜景に浮かび上がるビッグサイト!
さぁ!
ここは東京!
いったいどんな行列が待ち受けているのか!!!!
…
…
…
…
あれ…
誰も居ない…
…
巨大な建造物の下、私はひとりぼっちでぽつんと佇んでいました。
…場所を間違ったのかと思いましたが、どこをどう見てもビッグサイト。
…日程を間違ったのかと思いましたが、看板がデカデカと掛けられていて、記載されてる日程も間違いない。
私は東京に向かう前にU氏から言われたことを思い出していました。
「おもちゃショーって、そんなに並んでないんちゃうん…?
もし並んでなかったらどうするん?」
溜め息をつきながらU氏にメール
「なんか…あんまり並んでないみたい…」(というか全く並んでない)
案の定U氏からの返信メールには
「だから言うたやん!!」
と来ました…
しかし、もう来てしまったものはしょうがない!
とにかくここで一夜を明かそう!
そう思ってビッグサイトのベンチで座っていると。
23時頃からポツポツと3人程、ビッグサイトの入り口前に現れました。
「これは!もしかして並んでいるのか?」
私は、駆け足でそこへ向かいました。
会社帰りかと思われるスーツ姿の男性1人(以下、スーツの人)、ラフな格好のおじさんが1人(以下、ラフおじさん)、
そして、あからさまに小学生と思われる子が1人(以下、小学生)。
私はさりげなくその3人に近寄り、列に加わりました。
なぜかラフおじさんが先を譲ってくれ、列の3番目に。
しばらく並んでいると、後ろから
「こんな早くから並んでなにを買うの?トランスフォーマー?」
どうやらラフおじさんはトランスフォーマーのなにかを購入するために列んでいる模様。
「いえ!違います!」
私は即答しました。
確かに並んでみたいとは思っていましたが、まさかこんな前に列ぶなんて…
緊張しながら並んでいると、ようやくU氏が到着。
U氏は 「あほちゃうか」 と軽く言いながらも、
私の横に黙って並んでくれました。(さりげなくU氏を前に並ばせ、私は4番目(笑))
時刻は0時頃
おもちゃショーは9時から開場なので、
これから過酷な9時間…
私とU氏はお互いの制作の会話や、他愛も無い会話をして時間を潰しました。
すると!
列の後方にだんだん人が!
ラフおじさん曰く
「だいたい終電か始発で来るんだよ」
とのこと。
気がつけば列には数十名が並んでいました。
ようやく行列と呼べるものになった頃、
私とU氏は色んな人と様々な会話をし…
時にはおもちゃの専門雑誌を見せていただき…
芸人を目指している若者のたまらなく面白い話に笑わせられ…
そしてたまに睡魔に襲われて記憶を無くしたりしながら、開場時間を待ちました。
そして! いよいよおもちゃショーの開幕です!
つづく…!?
いよいよ東京行きが決定したんですが、
実はU氏と私はそれぞれ別のバスで東京に向かいました。
U氏は途中から参加が決まったもので、同じバスのチケットがとれなかったんです。
ということでU氏とは現地で落ち合う形となりました。
久しぶりの東京、そして久しぶりの長距離バス。
途中でサービスエリアに何度か寄りながら、バスに揺られること8時間。
18時頃にようやく東京駅に到着しました。
とりあえず晩御飯をいただき、一息ついたところで
早速東京ビッグサイトに向かいました。
ビッグサイトに向かう間、電車に揺られながら様々な想像をしました。
どんな人達が居るんやろうか…
どれだけ並んでるんやろうか…
記念に写真撮ったりなんかしたら怒られるやろうか…
少しずつウキウキしてました!
実は私、もともと行列を見たり並んだりするのが好きなんです。
といっても、ただの行列じゃダメです!
見てて面白い行列だけです!
例えば、映画の初日の列なんかが好きです。
昔は、今みたいに前もってチケットをネット予約したりできませんでした。
なので、映画の初日や先行上映にはすごい行列ができてました。
あの、ある種偏った雰囲気の行列が持つ
独特の熱気みたいなものが好きです。
今まで沢山並びましたが、その中でも特に印象に残っているもの。
それは高校生の頃に観に行った「スターウォーズ エピソード1」の先行上映の行列です。
友人に
「すごいのが見れる!」と誘われ、
私はスターウォーズシリーズを見たこともないのに喜んで付いて行きました。
当日、並んでみてビックリ!
スターウォーズのキャラクターに見事に変装した人達が
あたかも当たり前のように、普通に並んでいました。
「えっ?そんなんで映画見れるの?」(座るとなんかごつごつして痛そう)
と思う程のコスプレ集団でした。
しかも、おそらくそこで初めて出会ったであろう人達が
スターウォーズについて熱く語り合ったり、ついにはおもちゃのライトセイバーでチャンバラをし始めたり…(しかも映画のワンシーンを再現しているかのような熱演っぷり)
私はスターウォーズを知らなかったんで全然輪の中に入れてもらえませんでしたが、‘スターウォーズ好き’というエネルギーひとつで、列は物凄い一体感でした。
ビッグサイトに向かう電車の中で、ふとその事を思い出していました。
きっとあれ以上の凄い行列が私を迎え入れてくれる!
そんな期待を胸に、ついに到着!
夜景に浮かび上がるビッグサイト!
さぁ!
ここは東京!
いったいどんな行列が待ち受けているのか!!!!
…
…
…
…
あれ…
誰も居ない…
…
巨大な建造物の下、私はひとりぼっちでぽつんと佇んでいました。
…場所を間違ったのかと思いましたが、どこをどう見てもビッグサイト。
…日程を間違ったのかと思いましたが、看板がデカデカと掛けられていて、記載されてる日程も間違いない。
私は東京に向かう前にU氏から言われたことを思い出していました。
「おもちゃショーって、そんなに並んでないんちゃうん…?
もし並んでなかったらどうするん?」
溜め息をつきながらU氏にメール
「なんか…あんまり並んでないみたい…」(というか全く並んでない)
案の定U氏からの返信メールには
「だから言うたやん!!」
と来ました…
しかし、もう来てしまったものはしょうがない!
とにかくここで一夜を明かそう!
そう思ってビッグサイトのベンチで座っていると。
23時頃からポツポツと3人程、ビッグサイトの入り口前に現れました。
「これは!もしかして並んでいるのか?」
私は、駆け足でそこへ向かいました。
会社帰りかと思われるスーツ姿の男性1人(以下、スーツの人)、ラフな格好のおじさんが1人(以下、ラフおじさん)、
そして、あからさまに小学生と思われる子が1人(以下、小学生)。
私はさりげなくその3人に近寄り、列に加わりました。
なぜかラフおじさんが先を譲ってくれ、列の3番目に。
しばらく並んでいると、後ろから
「こんな早くから並んでなにを買うの?トランスフォーマー?」
どうやらラフおじさんはトランスフォーマーのなにかを購入するために列んでいる模様。
「いえ!違います!」
私は即答しました。
確かに並んでみたいとは思っていましたが、まさかこんな前に列ぶなんて…
緊張しながら並んでいると、ようやくU氏が到着。
U氏は 「あほちゃうか」 と軽く言いながらも、
私の横に黙って並んでくれました。(さりげなくU氏を前に並ばせ、私は4番目(笑))
時刻は0時頃
おもちゃショーは9時から開場なので、
これから過酷な9時間…
私とU氏はお互いの制作の会話や、他愛も無い会話をして時間を潰しました。
すると!
列の後方にだんだん人が!
ラフおじさん曰く
「だいたい終電か始発で来るんだよ」
とのこと。
気がつけば列には数十名が並んでいました。
ようやく行列と呼べるものになった頃、
私とU氏は色んな人と様々な会話をし…
時にはおもちゃの専門雑誌を見せていただき…
芸人を目指している若者のたまらなく面白い話に笑わせられ…
そしてたまに睡魔に襲われて記憶を無くしたりしながら、開場時間を待ちました。
そして! いよいよおもちゃショーの開幕です!
つづく…!?