April 13,2009
先週の火曜日から高松に一泊の小旅行に行ってまいりました。
というのは、
スケジュールの欄にも上がってきていますが、なんと12月に個展が決まりました!
今回の小旅行はその挨拶及び視察を兼ねてのことで、
高松の天満屋に向かいました。
道中はCOMBINEの鳥居さんと二人話しっぱなしのあっと言う間の3時間でした。僕の閉じない口に付き合っていただいて、その上3時間に及ぶ運転をしていただいた鳥居さんに合掌。
そして高松に到着し、先に高松入りされていた上山さんと合流。
早速その足で天満屋の画廊に向かいました。
やはり広いです…
三月に初めての個展をさせていただいたBAMIギャラリーの2.5倍程でしょうか。
このスペースを自分の作品で構成していく、そしてそのほとんどを新作で…
そんなことを考えていると、以前京都でお会いした青野さんと青木さんにお久しぶりにお会いしました。
お二人がお仕事をされているのを見るのが初めてだったので、とても新鮮な気持ちで見ていました。
画廊での展示換えの作業を存分に見せていただいた頃にはすっかり夜になっていて、皆さんと共に晩御飯へ。
画廊関係者の方やCOMBINEの方の様々なお話に耳を傾けて、僕も相変わらずべらべら喋り散らし、楽しいひと時を過ごしました。
そして今回自分が見に来たのは画廊のスペースだけではないのだと思い知らされました。
作家は作品を創る。そしてそれは世の中に出た時に初めて客観的価値を含んだものとなる。
この単純な構造がいかに多くの人とその労力によって支えられているのかを今回、目の当たりにしました。
僕は人と人との関わり合いが好きです。
作品を創るというのは孤独な作業ですが、僕は作品を創る上で常に多くの人を思いながら描いています。
作品が人の前に展示された瞬間、何ヶ月間も作品に詰め込んだ沢山の思いが一気にその人に開け放たれます。
そこで生まれる感情や笑顔、それを感じ取ることが僕の最高の喜びです。
このために多くの人が僕の後ろで背中を押してくれている。
このことを今回肌で感じ、今までに無い感覚に視界が広がっていくのを感じました。
プレッシャー等はもちろんありますが、
それよりも様々な人と繋がっている喜び、そしてそれがどのように広がっていくのかという期待のほうが大きいです。
よし!頑張らな!