May 18,2011
さて…
前回の更新から一月も経過してしまいました…
作品の完成が近づくと、パソコンさんとの距離が離れてしまうのが私の悪い癖ですね。。
とにかく今はがむしゃらに大作(シーラカンス)を描いています。
制作期間はかれこれ3ヶ月を過ぎようとしております。
当初出品する予定だった公募をスルーしてまで描いております…
6月の頭には完成させます。
今は何より自分自身が早く完成品を観てみたいです。
今まで描いた絵の中で、一番完成が予想できません。
多くの球を投げないと試合にならないのにも関わらず、一つの球にここまで力を込めさせていただける環境にとても感謝しています。
描き始めは小さかったうちの奥さんのお腹もみるみる大きくなり…
それに追い詰められるように制作してます(汗)
もうすでにプレッシャーを下さるなんて良く出来た我が子です…
さて、毎度のように話は変わりますが、
わたくし釜 匠は4月から京都精華大学の洋画コースに実習アシスタントとしてお手伝いさせていただいております!
かれこれ1月半経ったのですが、実際にやってみて思うのは、
ただただ楽しいということです。
絵画教室を辞めて以来、約二年ぶりの教育現場です。
自身が学んだ場所で教えるというのは変な感じですね。
私は主に1年生の課題を見ているのですが、自身が入学した時のことを思い出し、まるで自分も1年生からやり直しているような感覚さえします。
(これは私が1年生の間大学に殆ど行ってなかったからですね…はい)
とにかく、4月からの環境の変化で自分の中に新しい風がどんどん入ってきているのが分かります。
大学卒業後、絵画教室でちびっ子に揉みくちゃにされていた頃のようです。
ルーティンワークになりかけていた部分がスルスルと解けたのか、
制作にも身が入ります! 有り難い!
教えに行っているのか、教えてもらいに行ってるのか、今は正直言いきれないのが恥ずかしい所ですが、
更に精進して自分にできる事を何でもしていきたいと思います!
あっ!!
そういえば今日、大学で小鹿が生まれました!
とても小さく可愛らしい小鹿に興奮した私は、1年生の生徒たちに
「バンビや!!バンビが産まれたで!!」
と、伝えに行きました。
生徒たちは、きゃいきゃい言いながら鹿のいる山へ走って行きました。
小鹿を見た生徒たちが口々に
「可愛い!!」
「ちっちゃ!!」
「目がクリクリしてる!!」
と盛り上がる中、
私は聞き逃しませんでした…
一人の女の子が
「うまそう」
と言ったのを…