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駄菓子は高い…




今回のクワガタムシの作品にはお菓子が沢山登場します。


お菓子といっても、今コンビニで売られている流行最先端のお菓子ではありません。




子供の頃食べた懐かしいお菓子、いわゆる駄菓子です。




あまり古過ぎると昭和ちっくな雰囲気が鼻についてしまいますので、
実際に私が小学生の頃食べたお菓子を主に考えています。







ということで、先日近所のジャスコにある駄菓子専門店(?)にモチーフを調達に向かいました。



日曜日という事もあり、昭和チックに内装された店内は子供でいっぱい!




「お母さん!これ!これ買って!」



「お母さん!これは!?これはいい!?」




大音量で飛び交う子供たちの声を聞きながらモチーフとなる駄菓子を物色。



店内を見ていると、懐かしいお菓子がいっぱい!



当時より遥かに高額なお菓子に驚きながら、それでも手当たり次第にお菓子を買い物籠へ…





「別にお菓子を買ってるんじゃないねん!これはモチーフやねん!モチーフとして買ってるねん!」





一人で言い訳のように呟きながらレジへ…





レジにはお目当てのお菓子を買うことを許された少年少女が列をつくっておりました。




その列に立派な大人が一人…


もちろん私です…





少年少女の手には、両親に買うことを許されたのであろう少量のお菓子が…


そして、私の手にはありえない量のお菓子…




もちろん少年少女から冷たい眼で見られました。




「違うねん!これ…!モチーフやねん!絵に描くねん…」




と言い訳を言ってみたくなりましたが、そんな事をしたらお店の奥の事務所に連行されかねないので、大人しくレジで順番を待ちました。





「はい。200円ね。」


「はい。君は300円ね。」




優しそうなお姉さんがレジで少年少女に接客していました。



そして私の番。










「えっと…。3000円になります。」











…いい作品を描きます。

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