October 16,2009
今週初め高松へ
まずは・・
WILL DALEKSON Solo Exhibition
THE FUTURE ~男なき世界~
2009.10.14 (wed) - 2009.11.03 (tue)
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=3



の、、飾りつけ及び以降の打ち合わせ!!
いよいよ、連続企画が始まります!
次回は現在BAMIgalleryで好評に付き延長している企画
早崎雅巳
Experiment exhibition Green Salamander in takamatsu
2009.11.04 (wed) - 2009.11.24 (tue)
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=8
その次は現在ブログで制作状況を随時報告してくれているkappaちゃんの
Kappa Chicken
不器用な色たち
2009.11.25 (wed) - 2009.12.15 (tue)
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=5
そして年内最後は大画廊を使用しての釜くんのビッグイベント
釜 匠 Solo Exhibition in 高松
2009.12.23 (wed) - 2009.12.30 (wed)
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=13
という事で、怒涛の快進撃となるか?
惰性で流れていくか?・・・・・・・
まぁ彼女の強烈な根性、、、
常々豪語する、、、
“私は世界を股に挟む女よ!!”という
豪快なキャッチフレーズが炸裂することを期待している。。。。。
いずれにしても特派員青野女史にとってはイベントロードの開始
である!
という事でその晩、激励会、頑張ろう会をささやかに催した次第
なのであるが,毎度毎度同じ居酒屋では飽きもあり、ここは新規
一転と新たな店を探せ!という“ありがたい指令”を拝命した・・・・
・と、、、あんたの地元なんだから
あんたが探せ!と、、、大体、私は京都から出張に来ているのに、、、
どうもその根本的な部分が、、、
世界を股に挟む女史は・・理解してないというよりも超越してらっ
しゃるようで、、世界を視野に入れている女史からすれば、、京都
は近所らしく、隣から来た程度にしか思ってもらっていないので
あった・・
という愚痴をつぶやきながら残り20分で探せという指令のもと
(これは女史自身の仕事が終わるタイミングという事なの
であるが・・)街を徘徊していたが、そんな都合良く見つかるで
もなく、うろうろしていると遠くに飲み屋らしき明かりが・・・・
確か以前に行ったことがある店だが・・・まぁ久しぶりだから新
規一転になるかと店の前まで行く・・・
店の前に立ち看板を見ると
??以前と名前が違う・・・・
経営者が変わっているではないか、、うん!これは間違いなく新規だ
と、、もう内容も特段見るわけでもなく店の中へ・・・
するとお客は誰もいない、、、いらっしゃいませと出迎えてくれた
マスターは、がっしりとした体格に薄い色の付いたサングラス・・・・
うーーーーん、、、失敗かも、、、、
席に着きメニューを見ると・・・??
いわゆる一般的な居酒屋のメニューがない・・・
食材が数種書かれているのみ、、
「あのぉ?メニュー・・」
「あっ、うち、、?串とおでんだけです!」
そうか、、いよいよ失敗ではないか。。。食べ物には特別うる
さい女史・・
ウーーーん、、、が、、、一旦入って席についてから、、
用事を思い出しましたなどとは・・・・
仕方がないので女史がくるまで“おでん”で一杯やっていた。。。
初めての店だから特別しゃべることもないのでカウンターの隅にお
いてあった小さなテレビを一人眺めていた。特に面白かったワケで
はないが、他に視線を置く場所もないので見ていただけなのだが、
たまたまダイエットの特集をやっている番組で、タレントが実際に
ダイエットしその効果をドキュメントするという昨今流行の番組だ
ったので苦もなく眺め続けていた・・・
するとマスターが同じようにテレビを眺めながら、ちょくちょく話
しかけてくる。
適当に相槌を打っていたのであるが、しばらくしてあることに気付いた・・・
やたらに詳しい・・減量のことが・・
気になったので尋ねた
「マスター?詳しいね、、減量というか、なんというのか体調管理
みたいなこと??」
「えぇ、実は私、、4年前まで現役の競輪選手でして・・競輪は減量
ないですが同じような世界で競艇とか競馬とかそういう世界も多少
知ってますから・・」
「へぇ~、、どうりで、、うん??」
と、このとき不思議に感じた、、どう見ても私よりは10歳弱??
程は年上・・
「えっ?4年前って、、幾つまで現役だったんですか??」
「48歳です!」
驚いた!
私は競輪の世界は良く知らないが、ただ単純なイメージから相当
肉体を酷使し、パワー如何で勝敗が決するような競技という印象
しかなかったが、実際には50歳手前の現役選手がいるのである・・・
「スゴイですね!マスター!じゃ最高齢だったんじゃないんですか?」
「ははははははははははははっ!」
「うん????・・・」
「お客さん、僕なんかまだ若いほうですよ」
「えぇ?じゃ今現在の競輪界の最高齢って??」
「うーん、、確か62歳??」
「えぇぇぇぇぇぇっぇ還暦すぎ・・・」
「えぇ!」
と、この瞬間、私のスイッチが入った!
私はとにかく妙な人が大好きである、、、これは変質者とかそういう
意味ではなく、なにか人と違う人生を力強く歩んでいるような別世界
の人がたまらなく好きであり、なんとなく確かな人としての肌触りと
いうのであろうか、、妙な人間くささを発している人が大好きであり
・・
そう、魅力を感じてやまないのである。
今のこの仕事も、正直、絵や彫刻様々な作品が好きでという部分も
もちろんあるが、実際はなにをおいても人間の魅力に引かれている
のが本質なのである。だから私はCOMBINEに様々なジャンルの人、
作家に限らずを引き込んでいるのであった!
ケッタイな人、大好き!!
さて
マスターが競輪選手とわかってからは、後からやってきた青野女史
と共に約3時間近く“質問攻撃”を繰り返したのであった・・
その交わした話の支柱は
プロとは、勝つとは・・
という事につきたと思う。
これは大変興味深く勉強になった。
先の体重の話でもそうだが
競輪選手に減量は基本的にない。不摂生で太った場合は別だが
基本的にそんな選手はいない。逆に体重が減少することを抑え
如何に筋力を落とさずベストの体重を保つか、これが大変らしい
のである。
トレーニングが過酷であれば当然体重が減少する、しかしそうな
れば確実に踏み込みの“馬力が”弱くなるのである・・
マスターなどは現役を退いた瞬間からあっと言う間に10キロ体重が
減ったらしい。。それよりも、競艇、競馬の世界の減量はボクシング
などと比べ物にならないぐらい過酷らしいのである。誤解があって
はいけないが当然ボクシングも過酷であることは間違いない。しかし
基本は試合前の計量時の体重が問題であり、それを通過すれば即時
体重を上げる措置を講じ、試合には体重を増加させパンチ力を増強
する。
しかし競艇や競馬の選手はある意味現役期間中30年間ずっと
減量なのである。当然体重が軽い方が舟であっても馬であっても有
利であることは間違いない・・・
マスター曰く、減量・ダイエットなんて競艇か競輪選手のメニュー
を聞いた方がこんな番組でやっているより数段、いやそれ以上効果
ある!との弁であった・・
サドル一ミリ、ハンドル一ミリ変わってもすぐ分かる世界らしい・・
これが二ミリも違うと話にならないとの事であった・・それほど
自らの肉体もさることながら、愛用する自転車も肉体と同化して
いるほどストイックな世界らしいのである・・
勝負についてであるが
競輪には先行と後から追い抜く戦術二つ存在するが、その事を尋
ねた。
マスター曰く、、、追い抜けないから先行するだけですよ!若い
時分は皆先行ですよ。先行でしか勝負できないんですよ。スタート
した瞬間からとんでもない駆け引きの応酬で、とても若いやつなん
かがあの集団のなかで勝負なんかできませんよ・・とにかく全く
音が入ってこないんですよ!皆勝負に集中していて・・“ジャン”
の音や“近くの野次”なんかすらも聞こえませんよ、皆そのレース
の独自の勝負勘のみで展開しているんですよ!
傾斜34度のバンク、選手同士の間にできる30センチの隙間に
時速60キロで突っ込むんですよ!
これが勝負なんですよ!
このタイミングを作り出し逃さず突っ込む!そして勝つんですよ!
オリンピック選手?
何度か渡り合いましたけど、勝負の世界は別ですよ!そんな勲章
意味無いですよ。
だから62歳でも20代の若者を“簡単にやっつけちゃ得るんですよ”
私なんかレース前一週間は子供を近づかせませんでしたよ!
なにも聞こえない見えない、、レースのことだけしか頭にありま
せんから、よく子供を“ぐにゃ”って踏んづけていましたよ!!
ははは!
なぜ辞めたのか
年収一千万円を切ったときに決断したらしいが
それは賞金が減ったという事であり、勝てなくなったという事で
もある。その瞬間をどのように結論付けたのか?これに興味が
あった・・・
今だ!と頭で踏み込んだつもりが、体が入っていってない・・
これが現役を辞める原因になりました・・との事であった。。
あまりにも次元が高い話で正直よく分からなかったが、マスターが
ゼスチャーを加えながら説明してくれたのでなんとなく雰囲気で
感じたような気がした・・・
今は柔和な笑顔のマスターだけど
たぶん現役時代は
鬼瓦のような恐ろしい形相だったんだろうなと
愉快に語るマスターの顔を眺めつつ想像していた・・・
この晩聞いた話は
すべて衝撃だった。
プロって・・・・
自分が今している仕事は本当にプロの仕事なのだろうか?
勝つって・・・・
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
もっと言えば、、その時々の勝負の積み重ねと、長い時間を
かけて戦い勝利する勝ち負けと・・・
改めて感じる
まだまだ始まったばっかりじゃないか!!・・・と
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
店を出てしばらく歩き
気になって振り向くと
マスターは小さくお辞儀をして
手を振ってくれていた・・・
マスター!ありがとうございました!
また伺わせていただきます!!

まずは・・
WILL DALEKSON Solo Exhibition
THE FUTURE ~男なき世界~
2009.10.14 (wed) - 2009.11.03 (tue)
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=3



の、、飾りつけ及び以降の打ち合わせ!!
いよいよ、連続企画が始まります!
次回は現在BAMIgalleryで好評に付き延長している企画
早崎雅巳
Experiment exhibition Green Salamander in takamatsu
2009.11.04 (wed) - 2009.11.24 (tue)
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=8
その次は現在ブログで制作状況を随時報告してくれているkappaちゃんの
Kappa Chicken
不器用な色たち
2009.11.25 (wed) - 2009.12.15 (tue)
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=5
そして年内最後は大画廊を使用しての釜くんのビッグイベント
釜 匠 Solo Exhibition in 高松
2009.12.23 (wed) - 2009.12.30 (wed)
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=13
という事で、怒涛の快進撃となるか?
惰性で流れていくか?・・・・・・・
まぁ彼女の強烈な根性、、、
常々豪語する、、、
“私は世界を股に挟む女よ!!”という
豪快なキャッチフレーズが炸裂することを期待している。。。。。
いずれにしても特派員青野女史にとってはイベントロードの開始
である!
という事でその晩、激励会、頑張ろう会をささやかに催した次第
なのであるが,毎度毎度同じ居酒屋では飽きもあり、ここは新規
一転と新たな店を探せ!という“ありがたい指令”を拝命した・・・・
・と、、、あんたの地元なんだから
あんたが探せ!と、、、大体、私は京都から出張に来ているのに、、、
どうもその根本的な部分が、、、
世界を股に挟む女史は・・理解してないというよりも超越してらっ
しゃるようで、、世界を視野に入れている女史からすれば、、京都
は近所らしく、隣から来た程度にしか思ってもらっていないので
あった・・
という愚痴をつぶやきながら残り20分で探せという指令のもと
(これは女史自身の仕事が終わるタイミングという事なの
であるが・・)街を徘徊していたが、そんな都合良く見つかるで
もなく、うろうろしていると遠くに飲み屋らしき明かりが・・・・
確か以前に行ったことがある店だが・・・まぁ久しぶりだから新
規一転になるかと店の前まで行く・・・
店の前に立ち看板を見ると
??以前と名前が違う・・・・
経営者が変わっているではないか、、うん!これは間違いなく新規だ
と、、もう内容も特段見るわけでもなく店の中へ・・・
するとお客は誰もいない、、、いらっしゃいませと出迎えてくれた
マスターは、がっしりとした体格に薄い色の付いたサングラス・・・・
うーーーーん、、、失敗かも、、、、
席に着きメニューを見ると・・・??
いわゆる一般的な居酒屋のメニューがない・・・
食材が数種書かれているのみ、、
「あのぉ?メニュー・・」
「あっ、うち、、?串とおでんだけです!」
そうか、、いよいよ失敗ではないか。。。食べ物には特別うる
さい女史・・
ウーーーん、、、が、、、一旦入って席についてから、、
用事を思い出しましたなどとは・・・・
仕方がないので女史がくるまで“おでん”で一杯やっていた。。。
初めての店だから特別しゃべることもないのでカウンターの隅にお
いてあった小さなテレビを一人眺めていた。特に面白かったワケで
はないが、他に視線を置く場所もないので見ていただけなのだが、
たまたまダイエットの特集をやっている番組で、タレントが実際に
ダイエットしその効果をドキュメントするという昨今流行の番組だ
ったので苦もなく眺め続けていた・・・
するとマスターが同じようにテレビを眺めながら、ちょくちょく話
しかけてくる。
適当に相槌を打っていたのであるが、しばらくしてあることに気付いた・・・
やたらに詳しい・・減量のことが・・
気になったので尋ねた
「マスター?詳しいね、、減量というか、なんというのか体調管理
みたいなこと??」
「えぇ、実は私、、4年前まで現役の競輪選手でして・・競輪は減量
ないですが同じような世界で競艇とか競馬とかそういう世界も多少
知ってますから・・」
「へぇ~、、どうりで、、うん??」
と、このとき不思議に感じた、、どう見ても私よりは10歳弱??
程は年上・・
「えっ?4年前って、、幾つまで現役だったんですか??」
「48歳です!」
驚いた!
私は競輪の世界は良く知らないが、ただ単純なイメージから相当
肉体を酷使し、パワー如何で勝敗が決するような競技という印象
しかなかったが、実際には50歳手前の現役選手がいるのである・・・
「スゴイですね!マスター!じゃ最高齢だったんじゃないんですか?」
「ははははははははははははっ!」
「うん????・・・」
「お客さん、僕なんかまだ若いほうですよ」
「えぇ?じゃ今現在の競輪界の最高齢って??」
「うーん、、確か62歳??」
「えぇぇぇぇぇぇっぇ還暦すぎ・・・」
「えぇ!」
と、この瞬間、私のスイッチが入った!
私はとにかく妙な人が大好きである、、、これは変質者とかそういう
意味ではなく、なにか人と違う人生を力強く歩んでいるような別世界
の人がたまらなく好きであり、なんとなく確かな人としての肌触りと
いうのであろうか、、妙な人間くささを発している人が大好きであり
・・
そう、魅力を感じてやまないのである。
今のこの仕事も、正直、絵や彫刻様々な作品が好きでという部分も
もちろんあるが、実際はなにをおいても人間の魅力に引かれている
のが本質なのである。だから私はCOMBINEに様々なジャンルの人、
作家に限らずを引き込んでいるのであった!
ケッタイな人、大好き!!
さて
マスターが競輪選手とわかってからは、後からやってきた青野女史
と共に約3時間近く“質問攻撃”を繰り返したのであった・・
その交わした話の支柱は
プロとは、勝つとは・・
という事につきたと思う。
これは大変興味深く勉強になった。
先の体重の話でもそうだが
競輪選手に減量は基本的にない。不摂生で太った場合は別だが
基本的にそんな選手はいない。逆に体重が減少することを抑え
如何に筋力を落とさずベストの体重を保つか、これが大変らしい
のである。
トレーニングが過酷であれば当然体重が減少する、しかしそうな
れば確実に踏み込みの“馬力が”弱くなるのである・・
マスターなどは現役を退いた瞬間からあっと言う間に10キロ体重が
減ったらしい。。それよりも、競艇、競馬の世界の減量はボクシング
などと比べ物にならないぐらい過酷らしいのである。誤解があって
はいけないが当然ボクシングも過酷であることは間違いない。しかし
基本は試合前の計量時の体重が問題であり、それを通過すれば即時
体重を上げる措置を講じ、試合には体重を増加させパンチ力を増強
する。
しかし競艇や競馬の選手はある意味現役期間中30年間ずっと
減量なのである。当然体重が軽い方が舟であっても馬であっても有
利であることは間違いない・・・
マスター曰く、減量・ダイエットなんて競艇か競輪選手のメニュー
を聞いた方がこんな番組でやっているより数段、いやそれ以上効果
ある!との弁であった・・
サドル一ミリ、ハンドル一ミリ変わってもすぐ分かる世界らしい・・
これが二ミリも違うと話にならないとの事であった・・それほど
自らの肉体もさることながら、愛用する自転車も肉体と同化して
いるほどストイックな世界らしいのである・・
勝負についてであるが
競輪には先行と後から追い抜く戦術二つ存在するが、その事を尋
ねた。
マスター曰く、、、追い抜けないから先行するだけですよ!若い
時分は皆先行ですよ。先行でしか勝負できないんですよ。スタート
した瞬間からとんでもない駆け引きの応酬で、とても若いやつなん
かがあの集団のなかで勝負なんかできませんよ・・とにかく全く
音が入ってこないんですよ!皆勝負に集中していて・・“ジャン”
の音や“近くの野次”なんかすらも聞こえませんよ、皆そのレース
の独自の勝負勘のみで展開しているんですよ!
傾斜34度のバンク、選手同士の間にできる30センチの隙間に
時速60キロで突っ込むんですよ!
これが勝負なんですよ!
このタイミングを作り出し逃さず突っ込む!そして勝つんですよ!
オリンピック選手?
何度か渡り合いましたけど、勝負の世界は別ですよ!そんな勲章
意味無いですよ。
だから62歳でも20代の若者を“簡単にやっつけちゃ得るんですよ”
私なんかレース前一週間は子供を近づかせませんでしたよ!
なにも聞こえない見えない、、レースのことだけしか頭にありま
せんから、よく子供を“ぐにゃ”って踏んづけていましたよ!!
ははは!
なぜ辞めたのか
年収一千万円を切ったときに決断したらしいが
それは賞金が減ったという事であり、勝てなくなったという事で
もある。その瞬間をどのように結論付けたのか?これに興味が
あった・・・
今だ!と頭で踏み込んだつもりが、体が入っていってない・・
これが現役を辞める原因になりました・・との事であった。。
あまりにも次元が高い話で正直よく分からなかったが、マスターが
ゼスチャーを加えながら説明してくれたのでなんとなく雰囲気で
感じたような気がした・・・
今は柔和な笑顔のマスターだけど
たぶん現役時代は
鬼瓦のような恐ろしい形相だったんだろうなと
愉快に語るマスターの顔を眺めつつ想像していた・・・
この晩聞いた話は
すべて衝撃だった。
プロって・・・・
自分が今している仕事は本当にプロの仕事なのだろうか?
勝つって・・・・
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
もっと言えば、、その時々の勝負の積み重ねと、長い時間を
かけて戦い勝利する勝ち負けと・・・
改めて感じる
まだまだ始まったばっかりじゃないか!!・・・と
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
店を出てしばらく歩き
気になって振り向くと
マスターは小さくお辞儀をして
手を振ってくれていた・・・
マスター!ありがとうございました!
また伺わせていただきます!!

