July 29,2020
来月6日よりBAMIgalleryにて開催されます「ZERO HOUR exhibition」に作品を展示させていただきます。
「グラウンドゼロ」
140×180㎜ パネル、キャンバスに油彩
「ZERO HOUR exhibition」
2020.08.06 (thu) - 2020.08.19 (wed)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休※最終日午後4時閉廊
京都府京都市下京区二人司町21
TEL 075-754-8154 FAX 075-754-8154
COMBINE/BAMI gallery
今回展示する作品に私は「グラウンドゼロ」というやや物騒な名前を付けました。
元の意味は爆心地という意味です。
何か物事が起こった中心をさす言葉であり、あまり良い意味では使われません。
しかし、その言葉意味のさすところは今回の展覧会のコンセプトにも合致するように私には思われました。
つまり、グラウンドゼロとは、物事の起こる劇的な瞬間、その中心地であり、その地点からエネルギーが放出される(された)地点であり、時間を逆に戻せばエネルギーが収束していく地点でもあります。
それは「始まり」と「終わり」を同時に内包するような意味を持っているように私には感じられたのです。
私は、日頃からそういったことを示すようなものを何か作品で表現できないかと考えていました。
しかし、すごく長い間、上手くまとめられずにいたのです。
そこに今回の企画の話があり、ゼロ号という最小サイズの指定の中で、最小限かつシンプルに自分の今考えていることや、自分の作品で表現したいことを示そうとした結果、今ご覧いただいている画像の作品が出来上がりました。
作品を描き上げ、作品ステイトメントをまとめた後、確かな手応え感じました。
それは、私がこれまで描いてきた作品でやろうとしてきたことでもあったのですが、自分の頭では整理できずにもやもやとしていたものが、今回の展覧会企画の規定による作品制作の制限の中でようやく自分の表したかったことをまとめることができたという納得感です。
モチーフにしているレースも、苺も、それらが置かれている状況、全てに必然的な意味があるように思われました。
全てをはじめから意図していたわけではありませんが、私が今描くべき作品であり、今の私の置かれている状況や立ち位置をしめすような作品になったと感じています。
手の平に乗るぐらいの小さな作品ではあります。
であるからこそ、この作品から広がるもの、あるいはこの作品に集まってくるもの、
を感じていただければ幸いです。
また、今回のこちらの作品は展覧会の企画と連動した形で
COMBINE/BAMIgalleryのオンラインストアの方でも出品させていただいており、こちらにはより詳細な作品画像をのせていただいておりますので、気になられた方は下記リンクより是非ご覧下さいませ。
↓(文字をクリックするとページが開きます)↓
松本央 「グラウンドゼロ」0号
「グラウンドゼロ」
140×180㎜ パネル、キャンバスに油彩
「ZERO HOUR exhibition」
2020.08.06 (thu) - 2020.08.19 (wed)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休※最終日午後4時閉廊
京都府京都市下京区二人司町21
TEL 075-754-8154 FAX 075-754-8154
COMBINE/BAMI gallery
今回展示する作品に私は「グラウンドゼロ」というやや物騒な名前を付けました。
元の意味は爆心地という意味です。
何か物事が起こった中心をさす言葉であり、あまり良い意味では使われません。
しかし、その言葉意味のさすところは今回の展覧会のコンセプトにも合致するように私には思われました。
つまり、グラウンドゼロとは、物事の起こる劇的な瞬間、その中心地であり、その地点からエネルギーが放出される(された)地点であり、時間を逆に戻せばエネルギーが収束していく地点でもあります。
それは「始まり」と「終わり」を同時に内包するような意味を持っているように私には感じられたのです。
私は、日頃からそういったことを示すようなものを何か作品で表現できないかと考えていました。
しかし、すごく長い間、上手くまとめられずにいたのです。
そこに今回の企画の話があり、ゼロ号という最小サイズの指定の中で、最小限かつシンプルに自分の今考えていることや、自分の作品で表現したいことを示そうとした結果、今ご覧いただいている画像の作品が出来上がりました。
作品を描き上げ、作品ステイトメントをまとめた後、確かな手応え感じました。
それは、私がこれまで描いてきた作品でやろうとしてきたことでもあったのですが、自分の頭では整理できずにもやもやとしていたものが、今回の展覧会企画の規定による作品制作の制限の中でようやく自分の表したかったことをまとめることができたという納得感です。
モチーフにしているレースも、苺も、それらが置かれている状況、全てに必然的な意味があるように思われました。
全てをはじめから意図していたわけではありませんが、私が今描くべき作品であり、今の私の置かれている状況や立ち位置をしめすような作品になったと感じています。
手の平に乗るぐらいの小さな作品ではあります。
であるからこそ、この作品から広がるもの、あるいはこの作品に集まってくるもの、
を感じていただければ幸いです。
また、今回のこちらの作品は展覧会の企画と連動した形で
COMBINE/BAMIgalleryのオンラインストアの方でも出品させていただいており、こちらにはより詳細な作品画像をのせていただいておりますので、気になられた方は下記リンクより是非ご覧下さいませ。
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松本央 「グラウンドゼロ」0号