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水の軌跡展 明日よりスタートです。
本日、無事に搬入、飾り付けが終了し、

いよいよ明日より個展がスタートします。






今回の個展がいつもと違うのは

すべて水彩の作品ということです。

マットを使った額装も初めての経験で

いつもの展示空間と違った雰囲気を

醸し出しております。


普段は油絵を描いているのですが、

前回記事にもありましたように現在、

京都の水彩画教室にて講師をさせて

頂いていることもあり、水彩で一度

作品を制作してみたいと思ったからでした。

というか、指導しているのに水彩での作品を

全く描いていないのもどうかと思ったのもあります。

(エスキースなどで使ってないわけではないですが)

水彩を専門にされている方からしたら、

これは水彩画ではないと思われるかもしれません。

正直、普段油絵でやっていることを

水彩画でやってみただけなのですが、

油絵画家が水彩を描いてみたら

こうなる、という風にみていただけたらとおもいます。

油絵より早く乾くので乾燥待ちはないのですが

その分、きれいに描こうと思うと

失敗できないところや、やり直しの利かない点が

多々あり、苦戦いたしました。

あと、今回の展示で変わったことと言えば

各作品の下に、私なりの製作上気を付けていること

が一言ついていますので興味のある方は

是非会場までお越しになって

見ていただけたらと思います。

ほとんど普段私が指導しているときに

言っていることばかりですが…。

私も会場にいますので

直接聞いてもらってもよいです。

3月8日までですので

よろしくお願いいたします。

以下展示作品です。


























松本央 水彩画展 ”水の軌跡”
2020.02.26 (wed) - 2020.03.08 (sun)
BAMI gallery

OPEN 12:00~18:00
期間中無休※最終日午後4時閉廊

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水の軌跡


窓辺の薔薇

304×228mm ホワイトワトソン 水彩

今月26日より京都BAMIgalleryにて個展を開催させて
いただきます。

私は油絵を専門としている画家ですが、縁あって
水彩画教室で水彩画の指導もしております。
水彩画は誰もが学校などで一度は触れたことがある
身近な画材ですが、やり直しが効かないところがあり、
非常にデリケートで難しい一面も持っています。

このやり直しが効かない、
一発勝負的なところが私は凄く苦手でした。それが故に
描き直しの利く油絵の具で制作しているところもあります。

しかし、先生という立場上この苦手から逃げるわけにも
いかず、試行錯誤しながらも私なりの解決策を見出し
生徒さんに提案していく過程で、より簡単で確実に
描ける最適な方法に気づきました。

同時に、私の苦手だった部分も克服でき、
画家として成長できたように感じています。 
今回はすべて水彩で描いています。
私が普段描いているモチーフを油絵ではなく、
水彩画で描くとどうなるか。私が水彩と出会い、
得た軌跡を是非ご高覧ください。

松本央 水彩画展 ”水の軌跡”
2020.02.26 (wed) - 2020.03.08 (sun)
BAMI gallery

OPEN 12:00~18:00
期間中無休※最終日午後4時閉廊

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