June 15,2020
前回の続きです。
以前ご紹介したかとは思いますが、結果として私の姫路城は
このようになりました。
イメージとしては創建当時の姿をイメージし、再現するように
心掛けました。構図としてもお城の全体図や広大さ、迫力が
伝わるように心掛けました。
現実の姫路城だと空撮やドローンでも使わない限り、おそらく
このようには撮影できないでしょう。
ということで、少し策を練ることにしました。
現地に取材に行く前には取材対象や地域に対して事前に情報を
収集します。その中で引っかかってきたものがありました。
三重の方で姫路城のミニチュアを作っておられる方がいる、
という情報を目にした私は、姫路での取材ののちに実際に
訪れました。
このミニチュアは三重県伊勢市にあります。京都からだと
車で高速を使って2時間半ぐらいでしょうか。
「白鷺苑」という名前で一般にも開放されていますが、
よくある郊外の民家です。その庭のスペースに1/23のスケールで
姫路城が建てられています。ご夫婦二人で19年の歳月と、
1800万の費用をかけられたミニチュアは本物の姫路城とは
また違った魅力があり、作者のこだわりと狂気を感じるも
のでした。
これならいけそうだと、直観的に感じ早速取材を開始しました。
本物の姫路城とは異なり、
ミニチュアなので構図もある程度自由に取れます。
一時間ぐらいみっちりと取材させてもらい、
応対してくださった奥様に挨拶をして帰路につきました。
私の作品のお城に関してはこのミニチュアと実物の混合です。
背景は当時の雰囲気を私が想像し描いたものになります。
江戸初期に池田輝政によって拡張された城の当時の姿を、その当時
の絵描きが油絵で残していたら、という気持ちで描きました。
17日からの山陽百貨店での個展で展示いたします。
是非ご高覧ください。
私も全日在廊予定です。よろしくお願いいたします。
松本 央 油彩画展-Sunny road-
会場: 山陽百貨店 本館5 階 美術画廊
(最終日は午後3時にて閉場)
会期 : 2020 年 6 月 17 日( 水 ) ~23 日(火)
私は住んでいる京都を起点に様々な場所へ取材へ出かけます。
今回も姫路を中心に取材させていただき多くの美しい風景と出会いました。
京都と姫路とを結ぶ山陽道の名のごとく、
今回の展覧会が私の普段の制作と道中出会った風景とが集い
「陽だまり」のような場所となれば幸いです。
松本 央
以前ご紹介したかとは思いますが、結果として私の姫路城は
このようになりました。
イメージとしては創建当時の姿をイメージし、再現するように
心掛けました。構図としてもお城の全体図や広大さ、迫力が
伝わるように心掛けました。
現実の姫路城だと空撮やドローンでも使わない限り、おそらく
このようには撮影できないでしょう。
ということで、少し策を練ることにしました。
現地に取材に行く前には取材対象や地域に対して事前に情報を
収集します。その中で引っかかってきたものがありました。
三重の方で姫路城のミニチュアを作っておられる方がいる、
という情報を目にした私は、姫路での取材ののちに実際に
訪れました。
このミニチュアは三重県伊勢市にあります。京都からだと
車で高速を使って2時間半ぐらいでしょうか。
「白鷺苑」という名前で一般にも開放されていますが、
よくある郊外の民家です。その庭のスペースに1/23のスケールで
姫路城が建てられています。ご夫婦二人で19年の歳月と、
1800万の費用をかけられたミニチュアは本物の姫路城とは
また違った魅力があり、作者のこだわりと狂気を感じるも
のでした。
これならいけそうだと、直観的に感じ早速取材を開始しました。
本物の姫路城とは異なり、
ミニチュアなので構図もある程度自由に取れます。
一時間ぐらいみっちりと取材させてもらい、
応対してくださった奥様に挨拶をして帰路につきました。
私の作品のお城に関してはこのミニチュアと実物の混合です。
背景は当時の雰囲気を私が想像し描いたものになります。
江戸初期に池田輝政によって拡張された城の当時の姿を、その当時
の絵描きが油絵で残していたら、という気持ちで描きました。
17日からの山陽百貨店での個展で展示いたします。
是非ご高覧ください。
私も全日在廊予定です。よろしくお願いいたします。
松本 央 油彩画展-Sunny road-
会場: 山陽百貨店 本館5 階 美術画廊
(最終日は午後3時にて閉場)
会期 : 2020 年 6 月 17 日( 水 ) ~23 日(火)
私は住んでいる京都を起点に様々な場所へ取材へ出かけます。
今回も姫路を中心に取材させていただき多くの美しい風景と出会いました。
京都と姫路とを結ぶ山陽道の名のごとく、
今回の展覧会が私の普段の制作と道中出会った風景とが集い
「陽だまり」のような場所となれば幸いです。
松本 央