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同じ感覚で良いのだろうか?
久しぶりに熊谷守一をTVで見た



もう5~6年前に必死で本を読んで



勉強した作家さんだけど



特集されるのを見ると



改めてすごいよネ・・と思う。。




うちの”ちびま”の絵本も




彼の作品で作ったものがあったけど




子供にわかるんだ




あの妙なカエルやアリが・・・




と、、不思議だよネ----------と感心した。。




でも、作家さんって




その生き方までもが




作品に反映して、見る側も絵の向こうの





作家さんの想いや人生まで抱え込んで




泣いたり悩んだりするんだよネ




そう考えると




今に恵まれすぎてる作家さんたちは




一体なにを描こうとしているのだろうか?




特に情緒的なものをもとめてるつもりは




無いんだけど・・・他の仕事をしている




人たちと同じ感覚で良いのだろうか?




なんて、、、疑問もある




多分、凡人の私と同じモノを見ても




きっと見え方が違うんだろうなって




思ってる私なので・・・・




守一が、雨滴を絵にしている事



決して肉眼では見えないもの



雨のしずくが地面に落ちる様



水たまりの水と同化していく様を




絵にすること




ああ・・やっぱり同じものを見て




同じものには見えないのだ・・・と




一人感動しましたね




芸術家さんは私の憧れであって欲しい




決して目に見えないその感性を




私たちは畏敬の念を持って見ているのだから。。

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