RECENT POSTS
釜匠 第二ラウンド
衝撃的な第一ラウンドを終えて



セコンドに戻ってきた釜君


ノックダウン間近の



自分の放ったラッキーパンチに驚きと



ある種の”恐怖心”・・・・



しかしファイティングポーズを取ったまま




今日の第二ラウンド




さすがに今日は距離を測る展開



レフェリーから”ファイト”というジャッジが飛ぶ



数度となくリード”ジャブ”を放ち距離を確認



なかなか昨日のようなクリーンヒットは生まれないが




鋭い”ジャブ”が的確にヒット!!!



間違いのない”ポイント”が加算される!!



そして第二ラウンド終了・・・



顔も切れていない



スタミナもある!




大丈夫



第三ラウンドを明日迎える




遅れたが




第三ラウンドには



満を持して




炎のトレーナー”石本”と




職人”カットマン”鳥居が



セコンドに参加!!




それと



急遽実況を伝えに


RSK山陽放送が・・










うん?



フッと




横を見ると




青野が・・・・・・



丹下段平に・・・・・




▲TOP
釜匠 第一ラウンド
個展初日



静かな始まりを迎えた・・



釜くんにとっては、本格的なデビュー戦



彼の作品を最初に見たときから



類い希なる”ハードパンチャー”であることは
分かっていた。。




しかし、本来は”四回戦ボーイ”




それをいきなり”8回戦”で戦わせたみたいな
もので、、、セコンドにつく我々としては




正直緊張は否めなった



この半年間


小さな小さな


アトリエという”ジム”で



黙々とサンドバッグを叩き



コンディションを万全に



そして



今日、ライトをいっぱい浴びた



リングへ



自信はあったが・・・・しかし、、しかし、、、



はっきりいって我々セコンドは



”タオル”を準備し握りしめていた・・・




が!!


そんな心配は杞憂に・・



静かなスタートからの直後




猛ラッシュ!!




とんでもない”クリーンヒット”が炸裂




セコンドにつく私も青野も呆然とした・・



強い!!



タイミングといい



パンチ力といい



申し分ない!!







衝撃的なデビュー戦の幕開けとなった!!



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



”試合前!”


四国新聞社さんの取材を受ける


”釜選手!”



▲TOP
釜匠個展スタートします!
いろいろ心配したことも


ありましたが無事開催を迎えられました。


本日より30日まで開催しておりますので


皆様是非おたちよりください。


心よりお待ち申し上げております。

























▲TOP
TV取材で感じたこと
案じたTV局の取材ですが



本日無事終了いたしました。



実は



あの適当な住所を送った翌日



ディレクターの方より電話が入り




「今、台本をメールで送りましたのでご確認ください!」




という連絡・・・・



だ、台本・・・



早速メールを見ると



凄い、確かに台本!!



アナウンサーの人の作品を見た時の感想から




質問内容まで、想定される項目が列記されている・・・



タイムスケジュールも綺麗に固められていて


3時には必ず現場を離れる!という台本の注意事項!



というのもアナウンサーの方が6時からの本番に
出演のため5時には放送局へ帰らなくてはならない
事情であった・・・



あらかじめディレクターに



こちらで準備しておくモノや、しておく事をお聞きし
田村さんと打ち合わせ・・・



そして本日




予定通り午前中ギャラリー及び作家の取材












午後より工房




移動車中にての取材等々・・・





予定通りに取材が進み
3時を少し回ったのだが無事終了・・・・





私はすべての取材に立ち会ったのだが、今回の
撮影を見てTVの仕事のプロとはこうもテキパキ
と手際よく仕事をこなすのか?と感心しきりだった・・



そして、TVとは、これほどまで丹念にカメラを回し、
納得いくまで何度も何度も撮影するのか???



と言うことにも感心させられた・・・



途中、寒風吹きすさぶ中、外での撮影、



山から吹き下ろす冷たい風



ディレクターもアナウンサーも
カメラマンもその助手も何度も何度も長い時間をかけ
納得いくカットを撮り続けていた・・・・










適当にすれば訳なく終わる?というような事も
見ていて思うところだが、、



とにかくディレクター、カメラマン双方が納得いく
絵が撮れるまで続けていた・・・



それが当たりまえの世界であり、後ろから見ていた
私のそのうよな軟な感情など・・・実に恥ずかしいもの
に感じた。。。。




公共の放送という責任感は



確かにすごいものがあった。。。




私は



今回の取材について



このクルーのディレクターの方にどうしても聞きたいこと
があった



それは



なぜ来ていただけたのか?



当然田村さんの作品の素晴らしさということが前提で
あることは間違いなく、そしてその素晴らしさを知って
いただきたいために我々はメディアにプレスリリースを多
数郵送している。だから不遜かもしれないが選んでいただ
いての不思議はない。



しかし逆に言えば




それはある意味どの業種の方も行う事であり、幾多のひし
めく候補の中で、なぜだったのか?



これがどうしても知りたかったので、取材終了と同時に
ディレクターに質問をぶつけた。




帰ってきた答えは



当然、山のようにくるプレスリリースの中から判断したので
すが、、、、



やはり・・



”山のように”送ってくるんだ・・・と改めて感じた。。




ディレクター曰く



「田村さんのキャラクターも大きな要因でした」



という答え・・・



田村さんのキャラ???




「うちのヘッド、ディレクターチームのトップ
が田村さんのブログを見て、これは面白い!と
判断したんですよ・・」




・・・・・・・・・・・




そうかぁ!!




やっぱり



一つ事に打ち込み



愚直にまで



自らに正直に突き進む人間を




必ず





人は見ているのだ!






と確信した。。。







我々のブログは




捨てたもんじゃない!!








・・・・・・・・・・・・・







ABC朝日放送のテレビクルーの皆様
本日は誠にありがとうございました。



来年1月5日午後5時半からの放送楽しみにしております!!

▲TOP
釜くんとの出会い
釜くんと最初に出会ったのは



まだCOMBINEもBAMIgalleryも形になってない



昨年の初秋?秋?、、、確かその時分だった。



しかし、実は彼の絵を私が最初に目撃したのは



もっと前の春頃であった。。



今から2年弱程前の話である。。



その当時、ある作家のプロジェクトに参加していた
私は、その仕事に対して僅かではあるがほんの少し
疑問を感じ始めていた。。




その当時やっている事に対する疑問というより、その
プロジェクトが進行し、フェーズフェーズで成果を
上げていくその先に、自分の仕事としてなにが出来る
のだろうか?自分らしい仕事なのか?という事に対す
る気持ちの行き詰まりを少し感じ始めていた。




そんな事を悶々と抱えていたその当時



何かの突破を求めて?なのか・・・・
新しい何かを求めてなのか?・・・




漠然といろいろな資料やネットを覗いていた。



そんなある日、ネットの画面に釘付けになった。



その絵こそが




釜君の”いろいろなキャビネット”という作品で
ターナーのアクリル大賞展で入賞していた作品だ
った。




こ、これは・・・・




特別斬新な感覚を持った訳ではないが、、、、
強烈に引きつけるものがあり、私の網膜以外の
何かを鷲づかみしたのであった。




名前を見ると




釜匠・・・




なっ、、なんと奇っ怪な名前・・



早速連絡しようと思い



この釜匠という名前を入れて検索したが


出てくるのは




深川の”かまめし屋”で同名の



かましょう・・・・



とにかく、上から下まで”かましょう”



オンパレード。。。



いくら探してもヒットすることはなかった



諦めた訳ではないが、そのうちということで



置いておいたのと同時に進行しているプロジェクト
が大きな段階を迎え、そちらの方がかなり忙しくなって




いつしか、、、後回しとなってしまった。。。



しかし、その後、プロジェクトはモノの見事に崩壊。。
瓦解の原因は様々あったが、そんなことをいつまでも
考えるよりも、この先をどうするか自分と向き合った
とき、以前から漠然と考えていた自分らしい仕事を形
にしてみようと思い立った。



それこそが、COMBINEでありBAMIgalleryであった。。




構想段階から具体化へ



その中で



今度こそは絶対”彼”



釜匠と接触しようと心に決め



再度彼の連絡先を探した。。。




実は、以前も真剣に探せばつかみ所はあった。
しかし、どこか真剣さが足りないというのか
なにかから逃げるような心持ちの中でただ
漠然としていた・・・というのが真相だった
のじゃないかなぁ?と改めてその当時の不甲斐
ない自分に気づかされた。



しかし今回は、どうしても彼と会いたかった。



探せば彼は京都精華大学出身、ターナー賞
Yという街の公募展にも出品、等々・・


とにかく一つ一つ当たった。



京都精華大学の学生課?だったかに連絡先を
問い合わせ、、、



ターナーにも同様の問い合わせ



Yという街の公募展は主催していた行政の役場
まで電話したが・・・




個人情報の問題がありお教えできませんと
いう公務員にありがちな横柄な対応に”ムかっ”
として、、つい言葉を荒げた!!



「公募して、そこに若い人が応募するというのは
少しでも世に出たいという気持ちがあるからであって
その気持ちがあるから公募も成立するんじゃないん
ですか?
私は氏素性も全て述べている訳で、なにも直接的な
連絡先を求めているわけではないじゃないですか?
仲介していただけないか?とその一助をお願いして
いるのに、、なぜそれが出来ないんですか?これで
彼のチャンスが一つ消えるかもしれませんよ!
貴方のせいで!!」



と、、かなり激しく突き詰めたが・・・



電話で対応していた人が上役と変わり



答えた言葉が




「前例がありません・・」




という一言だけだった。。。



とにかく昨今の個人情報保護という法令が
大きな壁を作り立ちはだかってきたのである。。


しかし、、



諦めず、そのほかネットを探すと



数年前に京都精華大学の同級生でグループ展
を行っており、その中の一人がその模様をブログ
で伝えていた。



そのブログのコメント欄だったかメール欄だったか
とにかく事情を書き送信した。。。。。



しばらくしてだが



ブログを含め問い合わせしていた数カ所から



釜君に連絡が入った模様で



それを知った彼が慌てて私の所に連絡してきて
くれたのであった。。。。



最初に彼と電話で話した時、、、、




きたぁ--------------------------------!!!!!




と小躍りして喜んだのを覚えている。。




電話では伝えられないことばかりだから
一度会いたいんだけど・・・・・と問うと




今日行きます!



という”意気に感じる”力強い返事。



しかし、仕事が終わってからなので



晩の8時くらいになってしまいますが・・・・



と、、、申し訳なさそうに。。。




こっちとしては何の問題もないから待っていると
伝えた!!




大阪での仕事を終えて、一旦自宅に帰ってから
慌ててバイクにまたがり彼は駆けつけてくれた!




初めて見た彼の印象は・・・



若い、、、とにかく若い。。。



正直、、ここまで若い作家と今まで仕事はしたことが
ない。。。少し不安もあった・・・



そして



晩の8時から深夜に差し掛かろうとする12時近くま
で彼と話をした。。



彼も私も、、いろんな話をした。。




これが彼、釜君と私の最初の出会いだった。。





あの晩から



一年が・・




走り始めてまだトラックの一周目程度
かもしれないが・・・・




彼との一年が




今、猛烈に通り過ぎようとしている。。。。

▲TOP