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そんちゃん 송지선
来月COMBINE・BAMIgalleryより


新たなアーティストがデビューします!



宋知宣 송지선 SONG JI SUN


ソン・ジ・ソンさんです。


彼女は現在京都市立芸術大学修士課程陶芸専攻 2年在学中
の留学生です。


彼女の経歴は以下の通りです。


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1978 韓国 ソウル生まれ
2009 現在-日本京都市立芸術大学修士課程陶芸専攻2年在学中
2007 日本京都市立芸術大学研究生過程
2006 日本東京新宿 KCP日本語学校修了
2002 国立ソウル産業大学校産業大学院陶芸科卒業
2000 国立ソウル産業大学校陶芸科卒業


展示経歴 個展 2001 1回個展 /ソウル産業大学 仏岩ギャラリー

(グループ展)
2009.10日本京都四芸大合同陶芸展 /元立誠小学校
2009.8 2009アジア現代陶芸-新世代の交感展/
     日本愛知県陶磁資料館
2009.2 日本京都市立芸術大学作品展 / 京都市立美術館
2008.12日本京都市立芸術大学留学生展/京都芸術センター
2008.10日本京都四芸大合同陶芸展 /元立誠小学校
2008.9 韓中日現代陶芸新世代交流展 / 中国光州
2008.2 日本京都市立芸術大学作品展 / 京都市立美術館
2007.12 日本京都市立芸術大学留学生展/京都芸術センター
2004 ジルコル20周年記念展 /ソウル新聞社ギャラリー
2004 CM21 ‘fill in’展 / インデコギャラリー
2003 CM21 ‘日常の遊戯’展 / ギャラリーラメル
2001 ジルコル 展 /ソウル市立美術館
2000 ジルコル 展 /バタングコル美術館 (ジルコル新人賞)

(経歴 )ソウル産業大学院陶芸科研究助教(韓国)
   ヨンイン現代陶磁美術館建立企画チーム研究員(韓国)
   工房経営 (韓国ソウル)

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そしてBAMIgalleryにて

2009年11月2日(月)から11月30日(月)

日本でのインスタレーション形式による
初個展を開催いたします。




-----宋知宣 송지선 SONG JI SUN “土の雨”-----













人間の生と死、出現し消滅する時間の狭間に存在する

人間の日常。日常は人間個人とは別の時間軸を辿り

消滅することはない。悠久の時間軸を辿る日常の中に

存在する固体を通じて、その中に内在する思い出と

イメージを陶磁造形で表現する。それは実際目に見

えるものではなく、できる限り自然に自分の内側から

でてくる目に見えない何物かのイメージを探りながら、

固定観念にとらわれない自由な発想と想像を喚起し得

る表現方法を追い求めています。



(宋知宣:ソン・ジ・ソン)







宋知宣:ソン・ジ・ソンは1978年韓国ソウルに生まれ、

2005年来日し現在京都市立芸術大学修士課程にて陶芸

を専攻しております。今展は現在彼女が精力的に研究

している、陶磁器がもっている硬くて重いという固定

観念・イメージを覆す作品を“土の雨”というテーマ

に沿って展観しております。雨という自然界の茫漠と

した光景を陶磁器で再現する、そこには土を構成要素

とする陶磁器が本来持たされていなかった意味を新た

に現出させ、固定的には捉えられない、そして所有で

きない日常の光景を具体的儚さとして表現する面白さ

が内在しております。

(Program director 上山潤)



こうご期待ください!!

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カロンズネット
COMBINE運営のBAMIgalleryが


カロンズネットさんに取り扱っていただくことに
なりました。


かなり以前にカロンズネットさんという存在をしり
早速メールにて取り扱って欲しいと伝えたのでしたが


採用は審査の上という事で、しかも取材をいたします・・
という事であった。









先月一度来ていただき

先日再度来ていただいた。

そして今回掲載していただくこととなりました。


カロンズネットの平田さん再三に渡りお越しいただき
誠にありがとうございました。


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Kalonsnetの掲げる目標は次の通りです。

若手の評論家たちによる活発な議論が、アーティストや市場、
教育など、業界全域との切磋琢磨を促し、どのような経済状
況、社会状況でも、日本アートが自らの進化を止めることが
ない環境の、磐石な土台を築くことです。

日々同時代に進行している現代アートを長い美術史の延長で
解釈し、歴史化していくことで、国内の現代アートの生産が
決して垂れ流し、あるいは一時の消費物ではなく、体系的か
つ学術的に編纂されていくことです。

Kalonsnetの評論がワールドワイドの論壇で取り上げられ、
日本が自国アートを自ら評し、歴史化できる地位を確立する
ことです。

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我々のBAMIgalleryはこのように取り上げられております!






では早速皆さん覗いてください!
名だたる美術館・ギャラリーが勢ぞろいです!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓



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ダフ屋
ダフ屋というのがいて、ダフ行為というのがあるが


我々日本人がこの手の人間や行為を目撃するのは


人気芸能人のコンサート会場や野球場、その他そういった


施設なのであるが、今回上海アートフェアに行って感心したのは


アートフェア会場、チケット売場周辺に20人近いダフ屋集団が


毎日いたことである。。。。


絵画のフェアでダフ屋が???ちょっと日本ではあり得ない
光景だ・・


私はアートフェア開催中、たばこを吸うために会場入り口の灰皿
コーナーへ頻繁に行っていたのであるが、そこで毎日彼らの行動
を眺めていた。。


最初は何気なく眺めていたのであるが、そのうち彼らの行動が
おかしく且つ興味深く感じるようになり、最後の方はかなりの
時間彼らの行動を見つめている自分に気づいた!




中国でダフ行為というのは法的にどのように取り扱われている
が知らないが、日本では違法行為であり原則大ぴらには行われ
ていない筈である・・しかし、このアートフェア会場前のダフ屋
たちは大ぴらどころか、チケット売場に並ぶ客にダイレクトに声
をかけ、なかば強引に腕をひっぱり販売行為をしかけている
のであった。。。しかも、その周辺には警備員が複数人うろうろ
しているのだが、警備員も見て見ぬふり、チケット売場の女性も
自然な光景として眺めている様子。。







この売り方なのであるが、そこら中で声をかけまくり手当たり
次第に販売を仕掛けていく、もっとも多いのはチケット売場に向
かう客に声をかける場合なのだが、すでにチケットを買おうと
窓口で並んでいる人間・・・当然この人たちに“安いよぉ!”と
声をかけるのが一番効率的ではあるのだが・・・







面白いのは声をかけるだけではなく、ちょっとでもダフ券に色気
を見せた客には間髪入れず会場入り口まで連れて行き、チケット
をその客に渡すのである・・・



その瞬間を私は見ていたのであるが・・・「あれっ?金は??」



と疑問に感じたのであるが・・つづけてダフ屋の行為の一連を眺め
ているとそのチケットを渡された客が入り口の警備員にチケットを
見せてなんなくゲートをくぐり抜ける・・・・






うん??



そうこうしているとそのお客が出口のゲートまで来て、そこで待ち
かまえていたダフ屋に金を渡したのであった!!



あぁ!そういうことか!



要するにこのチケットは偽物ではないという証明のため、一旦客に
ゲートをくぐらせそののち安心した客からお金をもらうというシス
テムなのであった・・・


へぇ~・・・と感心した・・良心的といえば良心的。。。


しかし、中にはゲートの警備員、客、ダフ屋と3人で



「ほら!大丈夫でしょ!」見たいな場面もあり、それをくまなく見
ていた私はおかしくてしょうがなかったのでした。。。



因みに彼らのダフ券の販売価格なのですが、通常のチケット代
は50元、日本円で約750円なのですが、私が彼らの金銭の
やりとりを凝視して分かったのは100元渡して20元2枚とその
他の紙幣を1~2枚・・・となると、あとの1~2枚が10元だった
とした場合、正規の値段より安いわけであるから40元、2枚とも
20元だった場合だと20元、、だがそこまでは安くはないから、
たぶん30元~40元位の販売価格だったような気がしました。。。。


しかし、もっと感心したのは炎天下の中、、開場前から入り口に
陣取り、閉場まで休むことなく声をかけ続けている“勤労意欲と勤勉さ”・・・


日本人はまじめで勤勉という印象が海外では強いが、何を何を!
中国のダフ屋のこの勤労意欲たるや・・・


これにはほとほと感心しきりであったのと同時に、、、中には、
会場の中に入り、作品たちをリサーチしているダフ屋まで・・・
おそらくこれはセールストークに役立てるのだろうか?


いずれにしても熱心であった。。。
そして逞しく生きている人たちなのだなぁ!と・・



改めて感じたのだが


中国は、政治は共産主義、経済は資本主義・・・


しかし、この中国社会の底辺で行われている非合法の経済活動
のどん欲さを見るに付け、、日本のような成熟した資本主義、、


いやぁ


ある種の国家社会主義経済のような雰囲気からすれば・・


資本主義の根幹が蠢いているような中国の現在のエネルギーは


驚異であり脅威であった・・・


私などはこのダフ屋達の行為・・・


いけない行為ではあるのだろうが、、


なにか、、


シンプルな原始資本主義の猛烈なエネルギーを感じるような・・・


彼らダフ屋の行為に、、、なんとなくエネルギーチャージし
てもらったような気がしたのでした!!



「要は売る、これしかないんとちゃうんかいな? にいちゃん!!」




みたいな。。。。

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