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時の肌ざわり
早いもので



年が明けてから



もう2週間が経った・・・



バタバタとしていたせいか
そんなに時間が経ったのか?



と改めて感じた今日



久し振りの連休だ。。



来週はいよいよ上海へ、帰国後は
kappaちゃんの2回目の個展、その間
エトリさんと3月開催の展覧打ち合わせ



その後は田村さんのSTONEを高松で展開・・
・・・・・・






と、結構忙しくさせてもらえそう
である。



さて、、、



休みといってもさして凝った趣味を
持っているわけではない私にとって



唯一この何年かマメに続けている趣味が
ある・・



私と古い付き合いの人は知っているが



私の趣味は



散歩だ。。



長い時では2時間
短くても1時間弱程は近所を歩きまわっている。



幸いにして近くに木津川という大きな川があり
その近辺をうろついているのだが、木津川から
流れてくる小川で泳いでいる鯉をぼぉ~と眺め
たり、花を見ていたり、たまに”ヌートリア”を
眺めたりと私にとっては結構楽しい時間なのだ。。




その中でも




一番大好きなスポットが



この木津川沿いに昔からある集落で、小さな路地
が入り組みながらの区画を形成しており、昔の
ままの農家の家々が今だ軒を連ねている・・・



その区画に一歩足を踏み入れると




自分が知ることのない筈の




遠い昔に来たような感覚、、、




遮断された空間に迷い込むのと
同時に、何者かとの交信が始まる・・・






























完成に向かう”綺麗”さにはない



崩れ落ちていく瞬間の”儚き美しさ”



・・・・・・・・・・・・・・



時空の記憶として人の存在を




僅かな芳香を放ちつつ化石化していく



そこには



時という目に見えないものの



確かな”肌ざわり”を感じる・・・

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