October 20,2009
2008年度(11月時点)
高い絵ベスト15
以下15位から・・・

アーティスト名:パブロ・ピカソ
制作年:1901年
競売にかけられた年:1989年
競売落札時の価格:4785万ドル(約46億円)
現在の取引価格:8320万ドル(約81億円)

アーティスト名:ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
制作年:1889年
競売にかけられた年:1993年
競売落札時の価格:5700万ドル(約55億円)
現在の取引価格:8510万ドル(約83億円)

アーティスト名:ジャスパー・ジョーンズ
制作年:1959年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:8000万ドル(約78億円)
現在の取引価格:8560万ドル(約83億円)

アーティスト名:パブロ・ピカソ
制作年:1905年
競売にかけられた年:1989年
競売落札時の価格:4930万ドル(約48億円)
現在の取引価格:8570万ドル(約83億円)

アーティスト名:フランシス・ベーコン
制作年:1976年
競売にかけられた年:2008年
競売落札時の価格:8630万ドル(約84億円)
現在の取引価格:8630万ドル(約84億円)

アーティスト名:ペーター・パウル・ルーベンス
制作年:1611年
競売にかけられた年:2002年
競売落札時の価格:7670万ドル(約74億円)
現在の取引価格:9190万ドル(約89億円)

アーティスト名:ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
制作年:1889年
競売にかけられた年:1998年
競売落札時の価格:7150万ドル(約69億円)
現在の取引価格:9460万ドル(約92億円)

アーティスト名:パブロ・ピカソ
制作年:1941年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:9520万ドル(約92億円)
現在の取引価格:1億180万ドル(約99億円)

アーティスト名:ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
制作年:1889年
競売にかけられた年:1987年
競売落札時の価格:5390万ドル(約52億円)
現在の取引価格:1億230万ドル(約99億円)

アーティスト名:パブロ・ピカソ
制作年:1905年
競売にかけられた年:2004年
競売落札時の価格:1億420万ドル(約101億円)
現在の取引価格:1億1890万ドル(約115億円)

アーティスト名:ピエール・オーギュスト・ルノワール
制作年:1876年
競売にかけられた年:1990年
競売落札時の価格:7810万ドル(約76億円)
現在の取引価格:1億2880万ドル(約125億円)

アーティスト名:ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
制作年:1890年
競売にかけられた年:1990年
競売落札時の価格:8250万ドル(約80億円)
現在の取引価格:1億3610万ドル(約132億円)

アーティスト名:グスタフ・クリムト
制作年:1907年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:1億3500万ドル(約131億円)
現在の取引価格:1億4440万ドル(約140億円)

アーティスト名:ウィレム・デ・クーニング
制作年:1953年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:1億3750万ドル(約133億円)
現在の取引価格:1億4700万ドル(約143億円)

アーティスト名:ジャクスン・ポロック
制作年:1948年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:1億4000万ドル(約136億円)
現在の取引価格:1億4970万ドル(約145億円)
・・・・・・・・・
という事で、
これを見ると15点のうち
ピカソが4点
ゴッホは4点
と全体の半分をこの二人が占めている
が、、、、、
問題は絶対的な価格の上下ももちろんなのだが
お気づきかと思うが
1位と2位が
いわゆる第二次世界大戦以降のアメリカの作品
であるということだ!
そしてもうひとつ大事な要素なのであるが
制作年から現在までの時間と現在の評価額を
考察すれば、極々単純ではあるが”年単価”が
割り出せる・・・・
ここから考えれば、ポロック、デ・クーニング
ベーコン、ジャスパージョーンズは他の作家の
約半分の時間で同様の価格を形成していることがわかる。。。。
そして年単価がほぼ”倍”に相当している・・
ジャスパージョーンズ 50年 現評価83億円 年単価1億6000万円
フランシス・ベーコン 33年 現評価84億円 年単価2億5000万円
デ・クーニング 56年 現評価143億円 年単価2億5000万円
ジャクスン・ポロック 61年 現評価145億円 年単価2億3000万円
第二次世界大戦以降、ヨーロッパから芸術の中心地としての
覇権を奪ったアメリカの独壇場である・・・
アメリカにヨーロッパの歴史を凌駕するメニューは存在しない
しかし、中心地としての原動力を考えた場合、存在するメニュ
ーはコンテンポラリー。。。。しかない。。
これらの価値をいかに増幅させるか?
それが第二次世界大戦以降のアートマーケットの大きな
潮流であったことは間違いない。。急速な価値形成と・・
パクス・アメリカーナ Pax Americana 。。
新興でビジネスに成功した、もしくは時代を牽引してきた
富裕層のマインドを旧来の価値ではない、新たな創造性に
向けるという嗜好性の戦略、このマッチングが経済を背景とし
て勝利したのではないか??
もうひとつ大事な要素
1,2,3位の競売年度が
2006年ということ・・
いずれにしても落日を迎えつつある
”アメリカ帝国”
さて今後
この内容はどのように変化していくのか?
高い絵ベスト15
以下15位から・・・

アーティスト名:パブロ・ピカソ
制作年:1901年
競売にかけられた年:1989年
競売落札時の価格:4785万ドル(約46億円)
現在の取引価格:8320万ドル(約81億円)

アーティスト名:ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
制作年:1889年
競売にかけられた年:1993年
競売落札時の価格:5700万ドル(約55億円)
現在の取引価格:8510万ドル(約83億円)

アーティスト名:ジャスパー・ジョーンズ
制作年:1959年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:8000万ドル(約78億円)
現在の取引価格:8560万ドル(約83億円)

アーティスト名:パブロ・ピカソ
制作年:1905年
競売にかけられた年:1989年
競売落札時の価格:4930万ドル(約48億円)
現在の取引価格:8570万ドル(約83億円)

アーティスト名:フランシス・ベーコン
制作年:1976年
競売にかけられた年:2008年
競売落札時の価格:8630万ドル(約84億円)
現在の取引価格:8630万ドル(約84億円)

アーティスト名:ペーター・パウル・ルーベンス
制作年:1611年
競売にかけられた年:2002年
競売落札時の価格:7670万ドル(約74億円)
現在の取引価格:9190万ドル(約89億円)

アーティスト名:ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
制作年:1889年
競売にかけられた年:1998年
競売落札時の価格:7150万ドル(約69億円)
現在の取引価格:9460万ドル(約92億円)

アーティスト名:パブロ・ピカソ
制作年:1941年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:9520万ドル(約92億円)
現在の取引価格:1億180万ドル(約99億円)

アーティスト名:ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
制作年:1889年
競売にかけられた年:1987年
競売落札時の価格:5390万ドル(約52億円)
現在の取引価格:1億230万ドル(約99億円)

アーティスト名:パブロ・ピカソ
制作年:1905年
競売にかけられた年:2004年
競売落札時の価格:1億420万ドル(約101億円)
現在の取引価格:1億1890万ドル(約115億円)

アーティスト名:ピエール・オーギュスト・ルノワール
制作年:1876年
競売にかけられた年:1990年
競売落札時の価格:7810万ドル(約76億円)
現在の取引価格:1億2880万ドル(約125億円)

アーティスト名:ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
制作年:1890年
競売にかけられた年:1990年
競売落札時の価格:8250万ドル(約80億円)
現在の取引価格:1億3610万ドル(約132億円)

アーティスト名:グスタフ・クリムト
制作年:1907年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:1億3500万ドル(約131億円)
現在の取引価格:1億4440万ドル(約140億円)

アーティスト名:ウィレム・デ・クーニング
制作年:1953年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:1億3750万ドル(約133億円)
現在の取引価格:1億4700万ドル(約143億円)

アーティスト名:ジャクスン・ポロック
制作年:1948年
競売にかけられた年:2006年
競売落札時の価格:1億4000万ドル(約136億円)
現在の取引価格:1億4970万ドル(約145億円)
・・・・・・・・・
という事で、
これを見ると15点のうち
ピカソが4点
ゴッホは4点
と全体の半分をこの二人が占めている
が、、、、、
問題は絶対的な価格の上下ももちろんなのだが
お気づきかと思うが
1位と2位が
いわゆる第二次世界大戦以降のアメリカの作品
であるということだ!
そしてもうひとつ大事な要素なのであるが
制作年から現在までの時間と現在の評価額を
考察すれば、極々単純ではあるが”年単価”が
割り出せる・・・・
ここから考えれば、ポロック、デ・クーニング
ベーコン、ジャスパージョーンズは他の作家の
約半分の時間で同様の価格を形成していることがわかる。。。。
そして年単価がほぼ”倍”に相当している・・
ジャスパージョーンズ 50年 現評価83億円 年単価1億6000万円
フランシス・ベーコン 33年 現評価84億円 年単価2億5000万円
デ・クーニング 56年 現評価143億円 年単価2億5000万円
ジャクスン・ポロック 61年 現評価145億円 年単価2億3000万円
第二次世界大戦以降、ヨーロッパから芸術の中心地としての
覇権を奪ったアメリカの独壇場である・・・
アメリカにヨーロッパの歴史を凌駕するメニューは存在しない
しかし、中心地としての原動力を考えた場合、存在するメニュ
ーはコンテンポラリー。。。。しかない。。
これらの価値をいかに増幅させるか?
それが第二次世界大戦以降のアートマーケットの大きな
潮流であったことは間違いない。。急速な価値形成と・・
パクス・アメリカーナ Pax Americana 。。
新興でビジネスに成功した、もしくは時代を牽引してきた
富裕層のマインドを旧来の価値ではない、新たな創造性に
向けるという嗜好性の戦略、このマッチングが経済を背景とし
て勝利したのではないか??
もうひとつ大事な要素
1,2,3位の競売年度が
2006年ということ・・
いずれにしても落日を迎えつつある
”アメリカ帝国”
さて今後
この内容はどのように変化していくのか?
