RECENT POSTS
秋の京都とBAMIgallery



私は毎朝京阪電車の祇園四条という駅で下車
し通勤する。



ギャラリーまでの道のりは川端通りという鴨川の東側に
沿って走る道を五条に向かい、途中”団栗橋”(どんぐりばし)
という小さな橋で鴨川を渡り、そして高瀬川沿いを高辻通りまで
いく・・・・



毎日この団栗橋を渡るとき、しばし一服しながら
橋の下の釣り人や気持ちよさそうに泳ぐ鯉を眺めるのが
日課になっている。



その団栗橋にて先日まであった光景とは”床”という
夏の京都を代表する風物詩なのであるが、今週あたりから
すべて撤収している・・・



いろいろ季節の変わり目というのは感じるものだが
昨日、一昨日の台風一過とこの撤去作業を重ねあわせると



夏が終わった・・というよりも



いよいよ”秋”かぁ!という心境になる。。



そう言えばここ数日”外人観光客”が心なしか
増えてきているようにも感じる。



京都の観光は春も多いが、秋のほうが確実に
取り込む客は多いと聞く。



春の桜を中心とした観光資源は期間が短く
それから比べると秋の紅葉は時間的にも
長い。そして、何よりもこの時期は気候的にも
過ごしやすいという季節感、、それとなんとなく
ではあるが、一年が終わる前の寂寥感が古都と
マッチするのか、京都にとっての秋は大きな
”書き入れ時”である。。







紅葉も確かに美しく是非皆さんにお越し頂き
たいのであるが、私のお勧めは!



京都御所の一般公開だ!



春と秋のわずかな日数を一般に公開するのであるが
これは是非とも拝観していただきたい。



本年の予定は11月1日~10日らしい。。




ここには絶対無比なる日本の原点があり、
その荘厳さをぜひとも感じていただきたいと
思うしだいであります。



常々御所を見るにつけ感じるのであるが
御所には”大きなお堀”は存在しない。



塀があるのみである。。。




例えば怪しからん輩が侵入しようと思えば
実に容易い造りなのである・・・・



しかし、そういった事から防御するような
城壁のごときものは千有余年建造されたことは
ない。



これはなにか?



神聖にして犯すべからざる・・・というと
右翼的に誤解されてしまうかもしれないが



そうではなく、日本人の歴史の中にある精神性が
物理的な城壁よりも堅固でありかつ高く聳える
象徴のように私は感じるのです。。



というような事を感じるのは人それぞれなので
すが、厳然と残った日本の遺産を是非堪能して
いただければと思うしだいであります。。。



そして、わずかな時間ができれば


いや、是非ともわずかな時間を作っていただき



私どもの、BAMIgalleryにお立ち寄りくださいませ!



心よりお待ち申しあげております。





▲TOP