June 11,2009
なかなかブログが書けない、、、、
先月の終わりからありがたいことに少し忙しく
させてもらっている。。まぁ正直これまでなにも
なかったことからすれば…という程度であるが。。
でも、実際驚くようなキャリアの方や、驚くような
会社から問い合わせを頂いたりと、まだ問い合わせ
だけなのでなにも具体性があるわけでなし、大言壮語
できるものではないのですが、それでも僅かながらも
興味を持っていただけるということは、実にありがた
いことです。。
ここに来てホームページのアクセス数も“グッ”と
上がってきたのも事実です。月間訪問者数が一万人
と、、言っても述べ人数なので、実質的な人数は何十分
の一、いやそれ以上かもしれないのでしょうが、それで
も確実に増えている手ごたえを感じる今日この頃です。
さてブログですが…・
かなり間があいたので、自分でもなんだったかなぁ?と
以前のエントリーを確認しなくてはいけないような状態です。
本来ならもう終わってるハズが…いまだダラダラと、、、、
もし、慈悲深くご覧になって頂いている奇特な方がおられまし
たらもう少しだけお付き合いください。。。スイマセン。。。。
さて
印刷会社のNさんから入った電話
データーの精度が凄すぎて問題があるという内容
やってこられたNさんが広げた出力を見て
一同息を飲んだ。。。。
“なんじゃこりゃ”
これが紅白梅図の実物なのか??
ボロボロではないか……
そうなのであった、全てを忠実にスキャニングしたデーターは、
通常我々が書籍やポスターで見る印象とはまるで違うものであった、、、
このデーターの凄さは実物の7倍に画像を引き伸ばしても、その精度
が落ちないと言う最強のデーターであるから、細部のいたるところまで
それこそ実物を触るほどの内容で再現されていたのであった。。
実際の紅白梅図は屏風の屈曲部分がボロボロになった落剥箇所がかな
りの面積をしめており、欠損部分が想像以上であったのである。
聞くところによると、、
戦中、現在の美術館に館蔵される前、N美術館で空襲による延焼を防
ぐため、信じられないことなのだが水をかけたらしい…しかもその
後特別なメンテナンスも施されず、そのまま今に至っているとのこと
であった。
書籍・ポスター類の大半は、実際にはかなり修正し美観を上げており、
また例年2月の実物の展観においても、見られた方はお気づきだとおも
うが、薄暗い部屋で展示しており、微妙なライティングでその辺りが
隠れていたのであった。。
これは…・
Nさんが
「これは上山さん、まず美術館に見せて、キチッと方向性の確認をして
おかないととんでもない所に校正作業が漂流しかねませんよ…」
確かに。。。
実際、忠実に再現するのを良しとするのか、インテリア的、所謂現行
のポスター等における美観を追求するのか、それによって作業は大き
く変わる。絶対的な美術館の主観のなかでこれから出力したものを
一色一色確認していくのである。その根本的な制作の方向性を、こち
らで勝手に解釈したのでは何時まで経っても完成を向かえることはな
いだろう…・
急ぎ窓口商社を通じ美術館との接触を依頼したのであるが、間の悪い
事に、年末年始にかけて行事が山積、とても時間が取れない状況で
あり、結局最短で会えたとしても1月後半という事であった。。
なんとここから2ヶ月も・・この問題のことだけではなく時間的な
ロスが生まれるとは・・と改めて進捗の遅さに愕然とした。。
しかし考え直すと、いずれにしてもやはりどこかで現物を見て仕事を
進めなくてはいけず一月の後半まで待てば年一回の展示には時間的
に合致する。このタイミングに一気に進めた方が案外得策なのでは?
と考え直した。
その年の販売時期を9月から10月ないしは11月初旬と想定した
場合、残り作業時間が約8、9ヶ月…果たして間に合うのだろうか?
到底2年越年することは許されない、、が
とにかく、2ヶ月待つこととしたのであった。
つづく。。
先月の終わりからありがたいことに少し忙しく
させてもらっている。。まぁ正直これまでなにも
なかったことからすれば…という程度であるが。。
でも、実際驚くようなキャリアの方や、驚くような
会社から問い合わせを頂いたりと、まだ問い合わせ
だけなのでなにも具体性があるわけでなし、大言壮語
できるものではないのですが、それでも僅かながらも
興味を持っていただけるということは、実にありがた
いことです。。
ここに来てホームページのアクセス数も“グッ”と
上がってきたのも事実です。月間訪問者数が一万人
と、、言っても述べ人数なので、実質的な人数は何十分
の一、いやそれ以上かもしれないのでしょうが、それで
も確実に増えている手ごたえを感じる今日この頃です。
さてブログですが…・
かなり間があいたので、自分でもなんだったかなぁ?と
以前のエントリーを確認しなくてはいけないような状態です。
本来ならもう終わってるハズが…いまだダラダラと、、、、
もし、慈悲深くご覧になって頂いている奇特な方がおられまし
たらもう少しだけお付き合いください。。。スイマセン。。。。
さて
印刷会社のNさんから入った電話
データーの精度が凄すぎて問題があるという内容
やってこられたNさんが広げた出力を見て
一同息を飲んだ。。。。
“なんじゃこりゃ”
これが紅白梅図の実物なのか??
ボロボロではないか……
そうなのであった、全てを忠実にスキャニングしたデーターは、
通常我々が書籍やポスターで見る印象とはまるで違うものであった、、、
このデーターの凄さは実物の7倍に画像を引き伸ばしても、その精度
が落ちないと言う最強のデーターであるから、細部のいたるところまで
それこそ実物を触るほどの内容で再現されていたのであった。。
実際の紅白梅図は屏風の屈曲部分がボロボロになった落剥箇所がかな
りの面積をしめており、欠損部分が想像以上であったのである。
聞くところによると、、
戦中、現在の美術館に館蔵される前、N美術館で空襲による延焼を防
ぐため、信じられないことなのだが水をかけたらしい…しかもその
後特別なメンテナンスも施されず、そのまま今に至っているとのこと
であった。
書籍・ポスター類の大半は、実際にはかなり修正し美観を上げており、
また例年2月の実物の展観においても、見られた方はお気づきだとおも
うが、薄暗い部屋で展示しており、微妙なライティングでその辺りが
隠れていたのであった。。
これは…・
Nさんが
「これは上山さん、まず美術館に見せて、キチッと方向性の確認をして
おかないととんでもない所に校正作業が漂流しかねませんよ…」
確かに。。。
実際、忠実に再現するのを良しとするのか、インテリア的、所謂現行
のポスター等における美観を追求するのか、それによって作業は大き
く変わる。絶対的な美術館の主観のなかでこれから出力したものを
一色一色確認していくのである。その根本的な制作の方向性を、こち
らで勝手に解釈したのでは何時まで経っても完成を向かえることはな
いだろう…・
急ぎ窓口商社を通じ美術館との接触を依頼したのであるが、間の悪い
事に、年末年始にかけて行事が山積、とても時間が取れない状況で
あり、結局最短で会えたとしても1月後半という事であった。。
なんとここから2ヶ月も・・この問題のことだけではなく時間的な
ロスが生まれるとは・・と改めて進捗の遅さに愕然とした。。
しかし考え直すと、いずれにしてもやはりどこかで現物を見て仕事を
進めなくてはいけず一月の後半まで待てば年一回の展示には時間的
に合致する。このタイミングに一気に進めた方が案外得策なのでは?
と考え直した。
その年の販売時期を9月から10月ないしは11月初旬と想定した
場合、残り作業時間が約8、9ヶ月…果たして間に合うのだろうか?
到底2年越年することは許されない、、が
とにかく、2ヶ月待つこととしたのであった。
つづく。。
