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上海のこと
先週末、一年ぶりにある方を


ギャラリーにお招きし打ち合わせを行った。


中国・上海と貿易をしておられるFさんだ。


昨年の6月、私はある構想を持って中国・上海を訪れた。
北京でも台湾でも香港でもシンガポールでも、それぞれに
様々な可能性があった。







しかし、なぜか私は上海という場所に惹かれたのであった。


歴史的にみても国際貿易の拠点であり、なんとなく香港とは
違う東洋と西洋の大きな交差点のような雰囲気、それがなにか直感的
に私を強引に引き寄せた。新たな時代の、世界へむけてのアジアの
カタパルトのような・・なんの根拠もないのであるが・・







昨年、本当にそういった漠然とした考えのみで、とにかく


“行ってみよう!なにか生まれるかも”と行動したのでした。。


その際、上海に精通するFさんに様々な事情を教えてもらい
上海での行動についても、前もってコーディネートをしていただいた。


私が、上海滞在中も日本から携帯で連絡をしてこられ、色々と気
にかけてもらった。


しかし、結果的にはその時の構想は頓挫し、はっきり言うと
ご破算となってしまった。


あれから約一年である。


一年間色々あった。あの時の悔しさも原動力とし昨年末
どうにか“COMBINE”の形をおぼろげながらも作る事ができた。
再度挑戦するスタートラインまで戻ってこられたのである。






Fさんとも一年ぶりの再会,久し振りであった。。、
その節のことを改めてお詫びした。


しかし、Fさんは優しい笑顔で


「上山さんの経験になったんですから・・」


と、それ以上、当時の事情を改めて聞くこともなく、
何事もなかったように仰ってくださった。


今回改めてお起こしいただいたのは、約一年前に構想した計画を
再度形を変え実行に移そうと考え、上海に精通しておられるFさんに
その助力を請うためであった。


一年前とは大きく事情が違う。


私にとっては現在“COMBINE”が存在する。これを今は
一つの具体的商材と考えている。


そして、昨年上海を訪れた時と現在では世界の景況が大きく
違う。そのあたりの事情を踏まえ、まず情報交換と構想について
の意見交換を行った。


特段危惧する要件はなかった。毎月頻繁に上海に行かれる
Fさんから聞く情報も、彼の地は悪くないというものであった。
それよりも、やり方次第でいかようにでもいけるかも?という
心強い感想。


ぐっ!と久しぶりに心が躍った!


先ごろも上海で行われたモーターショウでアメリカのBIG3が
東京モーターショウには出展しないことを決定しているのにも
関わらず、上海には揃って精力的に出展しているという現状、
これから考えても、その状況は推し量れる。


とにかく、来月中に情報を収集し、できれば早い段階で具体化して
行きたいと考えている。






今はなにも具体性がないので、ここで語れるものは何もないが
“COMBINE”を商品としていかに出していくか?これが主眼である。


なんとなく、今の私の中では中国は地続きのように感じている。
それは昨年とはまったく違った風景として。

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