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一連托生
明後日9/9(水)より


松本君の個展を岡山天満屋さんにて開催させて
いただきます。


名古屋松坂屋さんでの個展終了から約半年


途中BAMI gallryでの個展という形の中間段階
の精査を踏まえながら、


この半年で作品を一から構成し直し


今回はほぼ新作にて臨みます。


7月の終わりだったか?8月の初めだったか?
はっきりとは覚えていませんが、その段階で
残り一ヶ月という日数にての作品点数の目処は
ほぼ立ちました。


この段階がどの位で訪れるか、又その構成の
精度は?という問題を眺めつつでしたが、、、


私の中では当初より


最後一作、少し大きめの作品を指示しようと
考えていました。ただ、それは前述の通り、
仕事の内容如何ではありましたが、、


残り約一ヶ月、、丁度だ!


最後に


50号にて蓮を描い欲しいとお願いしました。


それは今回のテーマ”光と陰”の物語・内容をグッと
引き締める事、松本くんのこれまでの想いを具現化する、、
等々、モチーフとして申し分ないと考えていま
した。



しかし、、、それよりも



私は単純に



今の松本君が描く蓮を見たかった。




松本央 910×1,167(㎜)50F 「生々世々」oil on panel


私は蓮が好きだ。



それは実際の様態も好きなのだが、アジア、
特に日本人の中にある蓮へ仮託する想いが
好きなのです。


泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が
仏の智慧や慈悲の象徴、、、


結果を最高神に任せ執着なく義務を遂行する者は、
罪に迷わない。あたかもハスの葉に水が触れぬがごとく


泥から生え気高く咲く花。


まっすぐに大きく広がり水を弾く凛とした葉の姿が、
俗世の欲にまみれず清らかに生きる象徴。。。


しかし、それよりも私は別の意味の謂れが好きなのです。


死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ
変わって身を託すという思想があり、
「一蓮托生」という言葉の語源になっている。



一連托生



事の善悪にかかわらず仲間として行動や運命を
ともにすること。




若い作家達と行動を共にする




未熟な私の、、、想いでもあります。。。。。




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松本央 洋画展 -光と陰-
2015.09.09 (wed) - 2015.09.15 (tue)
at 岡山天満屋 5階 美術ギャラリー
http://www.tenmaya.co.jp/okayama/art.html

〒700-8625
岡山市北区表町2丁目1番1号
TEL:(086)231-7111(代表)
■通常営業時間
午前10時~午後7時30分
※毎日休まず営業いたします




COMBINE 松本央 洋画展 光と陰 @岡山天満屋 プレスリリース by COMBINE


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