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八木佑介 日本画展 松坂屋名古屋店 無事終了いたしました。
昨日10/21日(火)無事、八木佑介 日本画展 松坂屋名古屋店
終了いたしました。


沢山の方にご高覧いただき感謝しております。


誠にありがとうございました。







まだ23歳の大学院生、本当に大きな挑戦の機会をいただ
きました。


このような機会を頂いた松坂屋様にも深く感謝しており
ます。



昨年12月、閉店が決まった高松天満屋にて、色々な調整
はありましたが、ナンとか初個展を開催。


12年間お世話になった私にとっても高松天満屋画廊にて
は最後の企画となりましたが、それから一年、、、


今回は以前にもまして作品の精度を上げ臨みました。




正直、不安はありました。




一体どのような反応が生まれるのだろうか??



無視されないだろうか??





飾り付けの時、


箱から出す瞬間の周りの反応を観察していると

スタッフの結構な驚き具合



画廊の壁一面に



ストイックな黒い作品がマシンガンのように並ぶ様は、、


従来のこの場ではない


独特のスタイリシュさ及び”挑戦的”だと確信しました。



やはり普通では駄目だ!




八木君の若さをより引っ張り出すには危険だがコンテンツ
は分かりやすく一点に集約した方が良いと考えたのは成功
でした。



余談ですが、、今回二人で話し合い


敢えてサブタイトルを外しました。


八木佑介 日本画展


これのみです。


「えっ?これ日本画??」



という声がどれほど多かったか、、


つまり敢えて逆張りをしました。



オーソドックスなものが多く流通し、固定観念が確立して
いる場所だからこそ、敢えて順目にして、こちらが逆らう
のではなく、お客様に錯綜感覚を味わってもらおうと考え
ました。



だから実際の展示もそれに従う事とし



セッティング時、画廊として許容される極限の光量を提案


通常使用する蛍光灯を消し、スポットとダウンスポットのみ
の薄暗い空間を作り出しました。








ある意味非常識な感覚です。



初日、開店早々から驚かされる

どこで情報をキャッチされたのか?



最終的には私のブログに辿り着き、確信を持ってお越しい
ただいた方は、なんと新潟から夜行バスに乗って・・・・



あまりの遠方とその期待値に恐縮・・・



又、昨年の高松の個展で彼と彼の作品に惚れていただいた
コレクターの方も車を飛ばして四国から朝一駆けつけていた
だいたのには本当に嬉しかったです。。。



会期一週間



途切れることなく多くのお客様に来廊いただき

そのスタイリシュ+アーバン+斬新+若い

このような評価をいただき、皆様一様に興味を持って、



概ね好意的にご覧頂けたことにホッと胸を撫で下ろしま
した。





ただ良い事ばかりではありません。


やはりまだまだ未熟な部分もあります。


辛らつなご意見を頂戴することも数多くありました。


しかし、それらは私にとっても彼・八木君にとっても
誠にありがたい今後の糧と成す貴重なご意見でもあり
ました。



最終日一日前

COMBINEで同じく仕事をしてくれている

釜くんと松本くんが来てくれました。







八木君にとっては先輩です。


しかし、


これは学校の先輩後輩ではなく



同じく絵画という世界で志を立て戦う先輩後輩


私としても非常に嬉しい交流となりました。


因みに



釜君は今年5月に同場所にて個展を開催
2年後には第二画廊というより高いステージへ
ステップアップ


松本君は来年2月、25日~3月3日の間、同場所
松坂屋名古屋店第三画廊にて初個展を開催します。


そのため、松坂屋のスタッフの方々への挨拶も
し、制作内容と発表時の構想等の打ち合わせも
行いました。


ある意味、それぞれが同じ経験をし戦う者同士


お互いに様々な意見交換をし、現場でしかできない
感覚を共有できた事は実に有意義であったと私は
確信しています。


又、それぞれが次の課題へのより強い覚悟も
生まれたのではないか?と密かに観察していました。


さて、今回の個展は概ね成功であったと思いますが
次回は??


八木君は現在京都造形の院2生、来春卒業ということで
ここから暫くは卒業制作展へ向けて大作の制作にかかり
ます。


学部卒業時の大作はありがたいことに佐川美術館様に
コレクションしていただきましたが、今回は??



約4ヶ月その制作に没入いたしますが、



それが終了した段階で次の個展を開催するべく現在
調整中です。



次回は関西にてと考えております。


詳細が決まり次第



改めてホームページ及び当ブログにて紹介をさせて
いただきます。


こうご期待ください!!







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